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Channel: まちかど逍遥
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台湾 奮起湖文史展示室

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奮起湖の続き。

奮起湖文史陳列室、という固い名前の施設を覗いてみると、バラが咲き乱れるおしゃれなガーデンカフェ!




建物はそれほど古そうではないけど木造の民家風で落ち着いた感じ・・・と思って聞いてみたら、
日本統治時代の警官宿舎を改修したものなんだとか。半分が展示室になっていて、この建物の説明の
パネルも置かれていた。


それによると、当時は山奥の「別館」として視察に来た高級官員の招待所としても使われたのだとか。


時間はたっぷりあるし、つるバラの垣に囲まれたお庭で優雅なティータイム。ん~いいね!



スギ林の散策路を歩くとヘゴやリュウビンタイなどのシダが見事に茂っている。
昔一時シダに凝っていてそれらの熱帯シダも含め30種類ぐらいのシダを部屋で育てていたことがあり
(これが難しくよく枯らしていたのだが・・・汗)、生き生きと葉を伸ばしているシダたちを見ながらの
楽しい散策だった。


飾り気のない村の暮らしの風景はどうしてこんなに美しいのか。。。


鮮やかで華やかな熱帯植物が田舎の風景を彩る。




この小さな奮起湖のまちで2時間半、持て余すことなく楽しむことができた。そろそろ駅へ戻ろう。


スタンバイしている赤い機関車。フォトジェニックだなぁ!


指定席は往復のきっぷを買った時点ですでに決められているが、奮起湖駅で行きとは反対側の窓側の
席に変更してもらう。
ちなみに、機関車から一番遠い客車が一番人気が高いようだ。それは列車がカーブを曲がるときに
「世界の車窓から」ばりに列車編成がきれいに見えるからだな。おそらく先着順に優先的に
充てていっているのだろう。私も元々の席は5両目だったのだが、右側の席に変更するなら
3両目になるがいいか?と念を押された。


行きとはまた違った車窓風景を楽しみながら2時間、阿里山を下る。


嘉義に戻って行李房で荷物を引き取り、そのまま新幹線で台北へ。


続く。

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