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Channel: まちかど逍遥
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姫路周辺の小駅をめぐる

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姫路駅へは大阪から新快速で1時間。途中の各停駅にも木造駅舎が残っているなぁと、車窓からちらっと見て
知っていたのだけれど、いつもぴゅっと乗り付けガッツリ爆睡で帰るので(笑)下りることはまずなかった。

先日yumeさんとハモを食べに家島諸島の坊勢島を再訪した帰りに、それらの小駅を巡ってきた。
ちょうどその日は姫路港で花火大会があり夕方には通行規制がかかるというので、早めに姫路駅まで戻ってきたのだ。

まずは、御着駅。


駅舎は木造ながら味わいはちと薄め。




駅前には古い町家が数軒あり、「ごちゃく」という駅名の響きとあいまって歴史ありげな雰囲気を
かもし出している。実際、御着城跡や山陽道の宿場町など歴史には事欠かず、町歩きも楽しそうだ。

最近は黒田官兵衛ゆかりの地とのことで注目されているらしい。他サイト参照→こちらなど。

次に来たのが曽根駅。こちらはホームの上屋がいい感じ!駅舎の壁も漆喰が残っているな。




改札を出でみると、、、おお、素敵だね!


山陽本線の姫路までの間にこんな駅が残っているなんて、奇跡的!


全国で素敵なローカル木造駅舎が次々と建て替えられているが、どうして建て替える必要があるのか
理解できないところもある。高架化に伴う場合であればまだわかるが(それでも台湾のように旧駅舎を残して
駅の入口として使うなどできるだろう)、ただ単に潰して同じ形・大きさで新しく建てるのは意味がわからない。

客は多くても、このこじんまりした駅舎で何も不自由はないように見える。ここも建て替えの計画があるのか
ないのか分からないが、いつまでもこのかわいい駅舎に現役でがんばってほしいなぁ。

さて、姫路へ戻り先の新快速で帰るyumeさんを見送ったあと、英賀保(あがほ)駅へ。
いつもホームから見るだけで、すでに新しくなった駅だとばかり思っていたのだが、実は木造駅舎だという
ことを、ねじまきさんのブログで知ったのだった。


バスロータリーが整備され、開けた駅前だが建物はまばら。
今、Googleマップを開けてみてびっくり。駅の南側が立花駅とそっくりの放射状の街区になっているのだ!
ここも田園都市を目指したクチなのだろうか!?






さて最後にやって来たのは竜野駅。
ここまでくると不思議と駅は岡山っぽい雰囲気に包まれている。何が違うのかよくわからないんだけれども。


長いホームの姫路寄りに古い跨線橋が健在。新しいエレベーター付きの跨線橋が完成しているので、
これはいつなくなるかも知れず、見ておくことができてよかった。。。


小さな木造駅舎。英賀保駅よりも時代が遅く入口付近のデザインもあっさりシンプルだが、
門のように構える両脇の木がとってもいいね!




さぁこれにて駅めぐり終了、播州赤穂始発の新快速でぴゅーっと帰ろう。
今日はハモを食べ過ぎてもう晩ごはんもいらないな・・・(笑)






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