Quantcast
Channel: まちかど逍遥
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1991

今どきの通天閣

$
0
0
関東からやってきた上司の歓迎会(?)で通天閣に行ってきた。
通天閣・・・恥ずかしながら、私は下から見上げることはあってもまだ展望台に上ったことがなかった。
これまでなんとなく、タワーは下から見上げて愛でるもの、と思っていて、上ることに
特にこだわっていなかったからだ。


数年前に来たときに中層階の四角い部分まで、付属の螺旋階段をぐるぐると登った覚えがある。
そこまではタダであり、その時の同行者がタワーの入場料を払うのを渋ったためである(苦笑)。

※2011年の写真


※2011年の写真

今回は有料の展望台へ上る。入口は地下にあるらしくいったん階段を降り、中層階までの
エレベーターに乗るのだが、そのエレベーターの周りに巻きついていたあの螺旋階段は、
今では非常時以外は通行できないようになっていた。
観光客が増えたからか、耐震性不安のためだろうか。残念。。。


中層階でエレベーターを降りたら、市電の内部を模したインテリアがお出迎え。


上の展望台へはさっき乗ったのとは別のエレベーターで、塔の中心部を貫き最上階までまっしぐら。
異空間へワープするような演出の一方、外を見ると縦横無尽に張り巡らされた鉄骨美も堪能できる。

この階表示がカワイイ〜


最上階は全面ガラス張りでさすがに見晴らしがいい。しかし、金色のビリケンさんが鎮座し、
天井、壁、露出する鉄骨までキンキラキンに塗られているのはちょっと悪趣味・・・




カジノみたいな(?)ケバケバしい階段をひとつ降りると落ち着いた照明の展望室。


少し狭いが、「こっちのほうがいいやん」という声がチラチラ聞こえてくる。


あべのハルカスが見える。地上300mで日本一の高さ?そんなに高いように見えないなぁ・・・
ちなみにハルカスの展望台は1500円もする。高い・・・


帰りは通天閣や新世界の歴史を知ることができる中層階の展示室を通るような順路になっており、
ルナパークのジオラマや映像展示が楽しめる。ルナパークは、1912(明治45)年に開催された
第5回内国勧業博覧会の跡地に作られた遊園地であり、初代通天閣はそのシンボル的な塔として建てられた。

しかし戦時の金属供出のために解体され、戦後再建されたのが現在の通天閣である。
1956(昭和31)年完成。

また商売上手の関西人らしさ満開で、お菓子や面白いグッズがたくさん売られていて
買わなくても楽しい。お土産用の高い品だけでなく普段食べているお菓子のご当地版など
お手軽に買える値段のものがいっぱいあるのがファミリーや修学旅行生にもうれしいね!

結構盛りだくさんで、700円という入場料も納得。
「コテコテの大阪、ガメツイ大阪」というステレオタイプは好きでないが、お金を払って来てくれる
お客さんを楽しませよう、損はさせない、という気概やサービス精神が感じられて好感度大。
がんばっているなぁ。

通天閣HP

今度東京タワーも上ってみよう〜




Viewing all articles
Browse latest Browse all 1991

Trending Articles