yumeさんから3回分譲り受けた18きっぷ。1回は進水式を見に宇野へ、もう1回は姫路へ。
まだまだ日があるわと思ってのんびりしていたが、今週土日とも雨!!うわぁ、ヤバい。。。
土曜日の朝にYahoo天気を見たら、日曜は東海方面で曇となっていた。よし、18きっぷは日曜にしよう。
こないだから古い書きかけの記事を完成させてこっそりアップしたり、文章や写真を足したり
していて、そんなときに思い出した生駒のパレス温泉。確か当時も入って帰ったと思うのだが、
もう一度入りに行こうと思い立ち、ついでにこないだの延壽堂製薬と同じく「奈良の近代化遺産」展で見た、
あやめ池の東洋民俗博物館も見に行こうと、午後遅めから出かけたのだった。
![]()
予報では大阪も雨だったのに幸か不幸かもうすっかり上がっている。
あやめ池は遊園地のあった場所で、その地名は遊園地の代名詞だった。
小さい頃遠足で行ったり親にもちょくちょく連れて行ってもらった記憶がある。
しかし少子化やエンターテインメントの多様化により客が減り、同じく奈良市内にあった遊園地
「奈良ドリームランド」と共に、2000年代に閉園してしまった。
その後あやめ池は高級な土地柄を生かして落ち着いた戸建住宅地として再開発された。
![]()
で、遊園地なき今○十年ぶりに「菖蒲池」のほとりに佇んだのだが、賑やかな夢の国は片鱗すらなく、
垢抜けた大人の街に変貌していた。
園内にコースターの路線がめぐり、コーヒーカップ、ビックリハウスなどがあった断片的な記憶があるが
あれがどの辺だったのか、今の風景からは全く思い出せない。十年ぐらい前までは営業していたのになぁ。。。
![]()
寂しい感慨にふけりながら池のふちを歩いて行くと、数分で目的の建物が見えてきた。
うわぁ〜!こんなのが昔からここにあったのか!
![]()
ドアが閉まっていたが隣の家に声をかけて下さいとの張り紙がある。ネットには16時半までと
書いてあったから断わられるかなと思いながらインターホンを押すと、はいはい今すぐ開けますと。
しかも理事長自らガイドしてくれるらしい。
![]()
ここはスタール博士という人類学者が民俗資料収集のために各地を行脚したときに
助手兼通訳として同行した九十九豊勝氏が収集、研究した資料を保管•展示しているのだとか。
理事長はその息子さんであり、仕事を引退後ここに戻り管理されているそうだ。
![]()
シンメトリーなフォルム。中央の入口ひさしを支える一本柱が印象的。
入口の両脇の縦長窓にはステンドグラスが。
![]()
![]()
ご開帳〜
![]()
入口正面にはショーケース空間が。中央のは「長寿椅子」。座った写真を撮って下さった(笑)。
![]()
入口脇のステンドグラスの図柄がモダンで実にいい。女性の色っぽい足が見えるだろうか。
![]()
部屋の仕切りはチューダーアーチっぽい形。縁に凝灰岩による装飾が施されている。
![]()
![]()
展示室には、世界各地から集められた民具、玩具、魔除け、など貴重な民俗資料がわんさか。
鳥の巣やミイラまで。。。(?) 什器類も当時のものだとか。
![]()
ユニークでユーモラスなお父様のエピソードを散りばめながら資料の説明をして頂き、
また奥の秘密の小部屋の展示物も見せて頂いた。
![]()
![]()
ちなみに、理事長さんは不在の場合もあるのでここを訪れるときは事前連絡する方がよいとのこと。
まだまだ日があるわと思ってのんびりしていたが、今週土日とも雨!!うわぁ、ヤバい。。。
土曜日の朝にYahoo天気を見たら、日曜は東海方面で曇となっていた。よし、18きっぷは日曜にしよう。
こないだから古い書きかけの記事を完成させてこっそりアップしたり、文章や写真を足したり
していて、そんなときに思い出した生駒のパレス温泉。確か当時も入って帰ったと思うのだが、
もう一度入りに行こうと思い立ち、ついでにこないだの延壽堂製薬と同じく「奈良の近代化遺産」展で見た、
あやめ池の東洋民俗博物館も見に行こうと、午後遅めから出かけたのだった。

予報では大阪も雨だったのに幸か不幸かもうすっかり上がっている。
あやめ池は遊園地のあった場所で、その地名は遊園地の代名詞だった。
小さい頃遠足で行ったり親にもちょくちょく連れて行ってもらった記憶がある。
しかし少子化やエンターテインメントの多様化により客が減り、同じく奈良市内にあった遊園地
「奈良ドリームランド」と共に、2000年代に閉園してしまった。
その後あやめ池は高級な土地柄を生かして落ち着いた戸建住宅地として再開発された。

で、遊園地なき今○十年ぶりに「菖蒲池」のほとりに佇んだのだが、賑やかな夢の国は片鱗すらなく、
垢抜けた大人の街に変貌していた。
園内にコースターの路線がめぐり、コーヒーカップ、ビックリハウスなどがあった断片的な記憶があるが
あれがどの辺だったのか、今の風景からは全く思い出せない。十年ぐらい前までは営業していたのになぁ。。。

寂しい感慨にふけりながら池のふちを歩いて行くと、数分で目的の建物が見えてきた。
うわぁ〜!こんなのが昔からここにあったのか!

ドアが閉まっていたが隣の家に声をかけて下さいとの張り紙がある。ネットには16時半までと
書いてあったから断わられるかなと思いながらインターホンを押すと、はいはい今すぐ開けますと。
しかも理事長自らガイドしてくれるらしい。

ここはスタール博士という人類学者が民俗資料収集のために各地を行脚したときに
助手兼通訳として同行した九十九豊勝氏が収集、研究した資料を保管•展示しているのだとか。
理事長はその息子さんであり、仕事を引退後ここに戻り管理されているそうだ。

シンメトリーなフォルム。中央の入口ひさしを支える一本柱が印象的。
入口の両脇の縦長窓にはステンドグラスが。


ご開帳〜

入口正面にはショーケース空間が。中央のは「長寿椅子」。座った写真を撮って下さった(笑)。

入口脇のステンドグラスの図柄がモダンで実にいい。女性の色っぽい足が見えるだろうか。

部屋の仕切りはチューダーアーチっぽい形。縁に凝灰岩による装飾が施されている。


展示室には、世界各地から集められた民具、玩具、魔除け、など貴重な民俗資料がわんさか。
鳥の巣やミイラまで。。。(?) 什器類も当時のものだとか。

ユニークでユーモラスなお父様のエピソードを散りばめながら資料の説明をして頂き、
また奥の秘密の小部屋の展示物も見せて頂いた。


ちなみに、理事長さんは不在の場合もあるのでここを訪れるときは事前連絡する方がよいとのこと。