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Channel: まちかど逍遥
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伊田のまちをうろつく。

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料亭あをぎりからの続き。

炭鉱全盛期にかなり栄えた伊田のまちは、エネルギー変革により昭和3~40年代に炭鉱が立て続けに閉山したため、
例にもれず昭和レトロなまちなみを残している。
以前もちょろっとだけ歩いた伊田商店街を今回も歩いてみた。


田川伊田駅はJR九州の日田彦山線と、平成筑豊鉄道伊田線・田川線が合流する駅。


商店街を歩くといろんなタイルも見られる。ここは元スナックかな?今は空き家のようだ。
枯れた観葉植物がちょっと物悲しいが・・・


かけらモザイクの落ち着いた色合いがいいね。


お店は昭和なファサードやレトロなフォントの看板など楽しい。天真爛漫な時代。


これもタイル。花柄のプリントタイル。




背の高い板壁の建物が現れた。古そうだぞ。鉱滓レンガの塀もあるな。これは何だ。




・・・と思ってぐるっと回ってみると、前にも見た洋館だ!RealWorksという看板が出ていて
13年前から変わっていないようだ。旧長野写真館。戦前か戦後か。




その向かいの建物も古そうだな。。
それにしても窓のバッテンテープ貼り、台風対策なのだと思うが、、、窓ガラスにテープを一度貼ってしまうと、
これがもう本当に取れないんだな。粘着力の弱い養生テープなら簡単にはがせるだろう・・・なんて思うなかれ。
ガラス面にはなぜかベッタリ張り付いて取れなくなるのだ。要注意!!


遊廓だったというエリアを少しうろついてみる。
名残というほどのものは大してなく、旅館だったらしい建物や飲み屋があるくらい。


変わったタイルだな!立体的なデザイン。角部分は役物で仕上げておらず突き合わせなのがちょっと惜しい。。。


松の形の風穴のある塀。


この二鶴食堂の外観に衝撃!これセットじゃないよ、現役の食堂!!入ってみたいなぁ~


付近をひと回りして戻ってきたら閉店していた。あぁ~


立派な田川伊田駅舎は以前からあったが、近年駅舎ホテルが開業したとか!?
時を止めたようにレトロな伊田のまちもまた新たなツーリズムの視点で注目されてきているのかな!


車でちょっと走って九州マクセルの工場を見に行く。敷地内には旧三菱方城炭礦の旧本部事務所、坑務工作室、
機械工作室、圧気室、土蔵などの赤レンガの建物群が残る。赤煉瓦記念館は公開されているが平日のみ、かつ予約制らしく、
この時は閉まっていて道路から高い塀越しに眺めるのみ。。。


続く。

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