２０２０年１月の伊勢・鳥羽の続き。
なかなか終わらない賓日館だが（苦笑）、今回で最後。これでもかなり端折っている。それほど隅々まで
こだわりを尽くした建物なのは、皇族がお泊りになる場所だったから当然なのだろう。
そしてこちらが大正天皇や皇族の方々が使用された部屋、「御殿の間」である。
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ちょうどことぶきの間の階上で、お庭に面した角部屋だ。
賓日館の公式サイトに載っている写真を見ると、この棟は明治２０年創建時から２階建てで建てられていた
ようであり、今も当初の状態を残している。
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１階のことぶきの間は広間だったが、客室としてはやはりちょっと広すぎるので、２室に仕切られている。
この奥の部屋には立入れず、次の間から覗き込むだけしかできないのだが、さすがにすごい！！
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まず目を惹かれるのは二重格天井。格縁は輪島塗（漆）で、両脇に細い材を伴った両子持ち格子になっており、
交差する部分には金色の十字形の金物があしらわれている。
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ちょっと遠目で分かりにくいが、床框には螺鈿の花菱模様がちりばめられている。花菱は伊勢神宮の寺紋だという。
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書院の欄間の透かし彫りもやはり民間の（？）建物では見られない雅な雰囲気。
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この模様も花菱のアレンジか。
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サンルームのような縁側。
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ここに座ればお庭はもちろん二見浦の海岸まで眺められる。眺望もスペシャル！
今は木が育って見えにくいが。。。
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花菱があちこちに。
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壁紙や襖紙、引き手・・・すべてが格調高い。
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御殿の間の隣にある千鳥の間は、お付きの人が泊まった部屋だとか。
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その名の通り、かわいい千鳥モチーフの装飾がいっぱい！
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欄間に描かれた千鳥の群れは、ひよこみたいに丸々、ふわふわした感じがとってもかわいいな！
これも中村左州の作品だという。
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大広間棟と本館の間に、締め切られた入口があった。増改築前に使われていたのだろうか。
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庭の水琴窟。
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あぁ重要文化財の名にふさわしいこの素晴らしい建物を将来にわたって残すために、火事だけは気をつけてほしいな！
続く。
なかなか終わらない賓日館だが（苦笑）、今回で最後。これでもかなり端折っている。それほど隅々まで
こだわりを尽くした建物なのは、皇族がお泊りになる場所だったから当然なのだろう。
そしてこちらが大正天皇や皇族の方々が使用された部屋、「御殿の間」である。
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ちょうどことぶきの間の階上で、お庭に面した角部屋だ。
賓日館の公式サイトに載っている写真を見ると、この棟は明治２０年創建時から２階建てで建てられていた
ようであり、今も当初の状態を残している。
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１階のことぶきの間は広間だったが、客室としてはやはりちょっと広すぎるので、２室に仕切られている。
この奥の部屋には立入れず、次の間から覗き込むだけしかできないのだが、さすがにすごい！！
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まず目を惹かれるのは二重格天井。格縁は輪島塗（漆）で、両脇に細い材を伴った両子持ち格子になっており、
交差する部分には金色の十字形の金物があしらわれている。
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ちょっと遠目で分かりにくいが、床框には螺鈿の花菱模様がちりばめられている。花菱は伊勢神宮の寺紋だという。
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書院の欄間の透かし彫りもやはり民間の（？）建物では見られない雅な雰囲気。
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この模様も花菱のアレンジか。
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サンルームのような縁側。
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ここに座ればお庭はもちろん二見浦の海岸まで眺められる。眺望もスペシャル！
今は木が育って見えにくいが。。。
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花菱があちこちに。
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壁紙や襖紙、引き手・・・すべてが格調高い。
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御殿の間の隣にある千鳥の間は、お付きの人が泊まった部屋だとか。
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その名の通り、かわいい千鳥モチーフの装飾がいっぱい！
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欄間に描かれた千鳥の群れは、ひよこみたいに丸々、ふわふわした感じがとってもかわいいな！
これも中村左州の作品だという。
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大広間棟と本館の間に、締め切られた入口があった。増改築前に使われていたのだろうか。
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庭の水琴窟。
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あぁ重要文化財の名にふさわしいこの素晴らしい建物を将来にわたって残すために、火事だけは気をつけてほしいな！
続く。