再び緊急事態宣言が出てしまった。
遠出できない今こそ、書けずじまいになっている昔の旅のことを書くチャンス!・・・ということで、
2019年に山形へ行ったときのことを。もう一昨年のことになってしまい記憶もあやふやだが・・・(汗)
何とか思い出しながら書いていこう。あぁコロナ前の平和なときが懐かしい・・・
山形はいい建物がたくさんあるらしいので行ってみたいが、せっかくならさくらんぼの季節に行きたい。
そう、フルーツ&建築!!それがこれからのトレンド(笑)
しかし大阪から山形は遠い。飛行機はLCCがないので高くてこれまで二の足を踏んでいたのだ・・・
そうだ。仙台までピーチで行ってバスで山形入りすれば安く行ける。それならお手軽に1泊2日で行ってもいいな!
・・・結局は楽パック利用で、仙台行きの朝イチのANA、そして駅前からバス。やっぱり時間がかかる。。。
ケチらずに山形へ飛べばよかったか(苦笑)
午前中に山形入りしていた友人らと合流して早々、まずは千歳館でランチを。
うぉ~~う、こんな洋館がまちなかにどーんと現れた!大きな車寄せのついた立派な玄関。
すごいなぁ~~これが料亭とは驚き!!
二階の窓のひさしは唐破風のように中央が持ち上がっている。
ハーフティンバー風に柱が壁から出っ張っているのはモルタルによる仕上げだ。
細かいひし形の桟の入った入口の欄間が美しいな!
お店の方が出迎えて下さったので、中へ入ろう。
堂々たる木造洋館の外観から想像もしていなかったのだが、内部は何と和風だった!
玄関の床はカラフルな無釉モザイクタイル貼り。きゃ~カワイイ~~
千歳館は1876(明治9)年創業の老舗料亭。
この建物は、先代の建物が1911(明治44)年の薬師大火で全焼したあと、1915(大正4)年に現在地に
「鹿鳴館調」で再建された。戦時中は陸軍軍医学校として接収されたが、戦後ほどなく営業を再開。
時代の要求に応じて改修を加えながらも建築当初の形態をよく残し、現在登録有形文化財になっている。
→公式サイト こちら
そんな歴史ある老舗料亭だが、お店の人たちは気さくで肩肘張らない。長年山形の人々は冠婚葬祭をはじめ
ちょっとしたハレの日の集まりにも気軽に使ってきたのだろう、親しみやすい雰囲気。
玄関正面の待合ロビー。
お庭に面した個室でゆったり。お手頃なランチコースを頂いたが、お料理は芋煮など郷土色豊かなもので
素朴なお味がとてもおいしかった。途中ご主人が挨拶に来てくれ、いろいろとこの地の歴史などについて
お話しを聞かせて下さったのだが、食べながら聞いていたのでメモも取っておらず・・・(苦笑)
食事をいただいた部屋は梅をモチーフにしてあり、欄間の部分にも梅の花型のくり抜き窓が。
天井も凝ったパターンで、網代を部分使い。
床の間の落とし掛けには、梅の木かな、中央部にこんなできものみたいな出っ張りのある曲がった材が使われている。
襖絵や引き手も梅の枝がデザインされている。ここは梅の間という名だったっけ?うろ覚え・・・
他の部屋も見学させて頂く。各部屋はそれぞれ意匠が凝らされていて、こちらの部屋には笹の葉型のくり抜き窓。
床の間にはすす竹が使われていた。そのほか襖絵もみずみずしい若竹の絵だったり。ここは竹の間かな?
廊下にはこんな半円アーチ型の窓が並ぶ。
この窓は中心に縦軸が入っていてくるっと回る回転窓だ!
続く。
遠出できない今こそ、書けずじまいになっている昔の旅のことを書くチャンス!・・・ということで、
2019年に山形へ行ったときのことを。もう一昨年のことになってしまい記憶もあやふやだが・・・(汗)
何とか思い出しながら書いていこう。あぁコロナ前の平和なときが懐かしい・・・
山形はいい建物がたくさんあるらしいので行ってみたいが、せっかくならさくらんぼの季節に行きたい。
そう、フルーツ&建築!!それがこれからのトレンド(笑)
しかし大阪から山形は遠い。飛行機はLCCがないので高くてこれまで二の足を踏んでいたのだ・・・
そうだ。仙台までピーチで行ってバスで山形入りすれば安く行ける。それならお手軽に1泊2日で行ってもいいな!
・・・結局は楽パック利用で、仙台行きの朝イチのANA、そして駅前からバス。やっぱり時間がかかる。。。
ケチらずに山形へ飛べばよかったか(苦笑)
午前中に山形入りしていた友人らと合流して早々、まずは千歳館でランチを。
うぉ~~う、こんな洋館がまちなかにどーんと現れた!大きな車寄せのついた立派な玄関。
すごいなぁ~~これが料亭とは驚き!!
二階の窓のひさしは唐破風のように中央が持ち上がっている。
ハーフティンバー風に柱が壁から出っ張っているのはモルタルによる仕上げだ。
細かいひし形の桟の入った入口の欄間が美しいな!
お店の方が出迎えて下さったので、中へ入ろう。
堂々たる木造洋館の外観から想像もしていなかったのだが、内部は何と和風だった!
玄関の床はカラフルな無釉モザイクタイル貼り。きゃ~カワイイ~~
千歳館は1876(明治9)年創業の老舗料亭。
この建物は、先代の建物が1911(明治44)年の薬師大火で全焼したあと、1915(大正4)年に現在地に
「鹿鳴館調」で再建された。戦時中は陸軍軍医学校として接収されたが、戦後ほどなく営業を再開。
時代の要求に応じて改修を加えながらも建築当初の形態をよく残し、現在登録有形文化財になっている。
→公式サイト こちら
そんな歴史ある老舗料亭だが、お店の人たちは気さくで肩肘張らない。長年山形の人々は冠婚葬祭をはじめ
ちょっとしたハレの日の集まりにも気軽に使ってきたのだろう、親しみやすい雰囲気。
玄関正面の待合ロビー。
お庭に面した個室でゆったり。お手頃なランチコースを頂いたが、お料理は芋煮など郷土色豊かなもので
素朴なお味がとてもおいしかった。途中ご主人が挨拶に来てくれ、いろいろとこの地の歴史などについて
お話しを聞かせて下さったのだが、食べながら聞いていたのでメモも取っておらず・・・(苦笑)
食事をいただいた部屋は梅をモチーフにしてあり、欄間の部分にも梅の花型のくり抜き窓が。
天井も凝ったパターンで、網代を部分使い。
床の間の落とし掛けには、梅の木かな、中央部にこんなできものみたいな出っ張りのある曲がった材が使われている。
襖絵や引き手も梅の枝がデザインされている。ここは梅の間という名だったっけ?うろ覚え・・・
他の部屋も見学させて頂く。各部屋はそれぞれ意匠が凝らされていて、こちらの部屋には笹の葉型のくり抜き窓。
床の間にはすす竹が使われていた。そのほか襖絵もみずみずしい若竹の絵だったり。ここは竹の間かな?
廊下にはこんな半円アーチ型の窓が並ぶ。
この窓は中心に縦軸が入っていてくるっと回る回転窓だ!
続く。