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鍋茶屋の大広間たち

2019年夏の新潟の続き。

鍋茶屋ランチ後の建物見学。十九番の間の真上にも大広間がある。美しい欄干がめぐった2階の廊下。
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ここからさっきの応接室の2階部分、3階部分がよく見えた。あっ、3階には丸窓があるんだな。
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おや、あれはステンドグラスじゃないの!?和室にステンドグラスとは!!丸窓でなく丸いデザインのようだ。
中から見たらどんなだろう~~。どんなお部屋なんだろう~~~。あそこは見せてもらえないか尋ねてみたがNGと・・・
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拡大してみたら文字が見える。「宴」の字?
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1階よりも明るく開放的な「二十番の間」。両側のお庭に面して広い廊下が取られている。
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涼しげな夏用の建具。美しい玉杢の板が使われている。
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良材が使われているも、全体的に意匠は少なめで床の間もあっさりしているな。
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天袋に描かれたツバメの絵が生き生きとして素晴らしい。
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こちらには巣と愛らしい赤ちゃんツバメも!微笑ましい~~
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引き手もちょっと変わった形。何をかたどっているのだろうか・・・
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こちらは建物の模型。ジオラマ作家の山本日出男という方の作らしく、細部まで超リアル!
この方模型界の有名人のようだ。鍋茶屋全体を上から俯瞰できるので、よくわかる。
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こちらは「白菊の間」と名づけられた2間続きの広間。
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ここの天井は少し大きな格間の吹き寄せ格天井。そして周囲よりも中央部が高くなっている折上げ天井なのだが
その折り上がり方がとても緩やか。
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2間とも同じ天井!!折上げの段差が小さいのでここの天井は比較的カジュアルな印象を受けるな。
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2間の境の欄間には、部屋名になっている白菊がたくさん散りばめられている。花の中央の穴が大きすぎるなぁ・・・と
思ったら、なんと建築当初はここに刀の「ツバ」がはめ込まれていたのだとか。何と!!
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そして最後にやってきたのは、向かい側の棟の3階にある二百畳敷大広間。ここの折上げ格天井はよくある形。
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ここは続き間でなく大きな大きなワンルーム。絨毯敷きにテーブルが置かれウェディング仕様!?
その名の通り二百畳(畳193枚+床の間7枚)あり、木造でこの規模の大広間は他にないそうだ。
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雪輪や雪の結晶モチーフがちりばめられた球形のペンダント照明は、当初からのものなのだとか。
割れずによく保っているものだ。
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壁のブラケット照明も同じデザインだった。雪国新潟らしい模様で素敵だなぁ!!
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それほど古いものではないと思うが、窯変の美しい小便器。
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あぁ、この素晴らしい建物を維持してもらうためには、これらの大広間が埋まるほどの宴会が毎週入って
ほしいなぁ!
かなり奮発したランチだったけど、おいしかったし建物もゆっくり案内していただいてじっくり見ることが
できたので値打ちがあった!満足満足~~~

続く。

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