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Channel: まちかど逍遥
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みなとぴあと新潟港風景

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2019年夏の新潟の続き。

これまで2回新潟を訪れたが、みなとぴあは古町あたりからもちょっと距離があるので、まだ見れていなかった。
鍋茶屋ランチのあとに行ってみよう。今回は車があるのでらくらくアクセス。
みなとぴあはいくつかの建物からなる新潟市歴史博物館である。日本一長い川、信濃川の最下流のウォーターフロントにひろびろと
開けた公園をのんびり散歩する昼下がり。本当に気持ちよくて心まで広くなるような気がするなぁ~!
しかし・・・祝日あけの火曜日は休みだった。ガーン


本館は立派な近代建築に見えるが、二代目新潟市庁舎をイメージして再現された建物らしい。


新潟三越の向かい、現在NEXT21という建物がある場所にあった二代目庁舎は、1911(明治44)年に竣工、
1933(昭和8)年に焼失した 。なのでもちろん部材は新しく構造もSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造で、
全く同じ形でもないがなかなか気合入れて造ってある。2003(平成15)年竣工とは思えない外観。
キレイに改修済みの本物の近代建築と並べてあったら分からないと思う(汗)




一方こちらは1927(昭和2)竣工の旧第四銀行住吉町支店の「移築復原」だとか。


現在はレストランが入り、会議室や日本間の貸しスペースとなっている。・・・しかしここも外観のみ(汗)


真向かいにちょうど佐渡汽船のフェリーが停泊中。佐渡行きのフェリーって、何となくもっと小さな船をイメージ
していたが、こんなに大きかったのか!あぁ、これに乗って佐渡に行きたいなぁ。。。ちょっとまた計画しよう。


眺めていると、巨大なフェリーが海の方から煙を吐きながら入って来た。新日本海フェリーだな。
佐渡汽船より少し下流側に新日本海フェリーの乗り場がある。以前新潟港から「らいらっく」で敦賀まで乗ったことがある。
時間的に秋田から到着した便だろうな。


頭から入って来た「ゆうかり」はいったん動きを止め、同じ位置でぐるりと回転し始めた。


120度ぐらい回ったあと、バックしてお尻から埠頭の間へ入って行った。大きな図体なのに結構小回り利くなぁ~~♪


みなとぴあのもう1軒の建物、なまこ壁の蔵に塔屋を載せた擬洋風建築は、明治2年に造られた新潟運上所で、
1873(明治6)年に新潟税関となり、1966(昭和41)年まで使われた。
新潟は、1858(安政5)年の修好通商条約により開港した5港のうちの1つであり、唯一当時の税関庁舎が現存する。
日本を代表する港町新潟の象徴的な建物として、国重要文化財となっている。

荷揚げ場の川岸の石段も再現されている。

道路側に回ると、、、やっぱりここも休館。。。鉄柵越しに眺めるのみ。


さて、まちなかへ戻ってきた。前にも見た富士館は健在でうれしい!その隣の三業会館はなくなってたけど・・・(涙)


この壮大なモザイク壁画、永遠なれ!


見通しがよくなっていた一本裏側の筋に建つ小さなビルのファサードに目を引かれた。なんじゃあれは!?


タイルだ!リボンをクロスさせたようなデザインを、タイルで表現してある。面白いなぁ!!


「燕ビノ」?いや、「燕ビル」だな(笑)。昭和50年代ぐらいじゃないかな?


続く。

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