GWのホーチミンの続き。
統一会堂の内部は全くヒューマンスケールではない巨大な空間なのだが、やはり有機的なディテールや調度品が
あるからだろう、とても魅力的である。
ホールに敷かれたこの赤いラグ、台湾から贈られたものだというが、すごいインパクト。
躍動感あふれる龍と鳳凰の絵は、権力を象徴しているのだとか。
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小さなクリスタルの玉をつなぎ合わせた贅沢なシャンデリア、ドレープが美しいなぁ。
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中国風味(これがベトナム風なのだろう)の家具やじゅうたんがシックな大統領応接室。
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ドアの枠にはこんな彫刻が。
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南蛮屏風のような漆絵が飾られた部屋は「国書提出室」。国書とは「国家の元首が相手国の元首にあてて発出した手紙」
のことを言うそうで、各国の使者がここで南ベトナムの大統領への国書を提出したのだな。
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階段の柵も装飾的。
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裏側の棟の3階にはこんなオープンエアーの中庭があり、それを囲むように部屋が配置されていた。
この庭はごつごつした背の高い岩の手前に池が造られていて、盆栽のようにちまちまと刈り込まれた樹が配され、
ミニチュアの風水庭園のようである。これもホンノンボかな!?
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ここだけを見ると中庭を擁する中国風邸宅のように見える。つい忘れそうになっているが、ここは政治の場で
あると同時に大統領夫妻の住まいでもあったのだ。このあたりが実質的に居住スペースだったのだろう。
レストランのように広い第一夫人貴賓室。
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ひときわゴージャスなシャンデリア。
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花のしべのようなデザインの照明が、天井と、壁にも。あぁなんて多様なデザインだろう!
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そしてプライベート映写室もあった。規模は小さいが、クッション状のドアなど本格的な映画館のよう。
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扉の押し手。カッコイイ・・・
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この横にあった階段を上ると、中二階のようなところに機械室があって、大きな映写機が置かれていた。
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さらに階段を上って屋上へ。ガラス扉で室内外が一体的につながった開放的なペントハウスは、
バーとダンスホールだったらしい。
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屋上にはヘリポートがあって、迷彩柄のヘリコプターが置かれていた。
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建物の地下にはベトナム戦争時の作戦会議室や無線室などが当時のままの状態で残され、戦争のリアルな
緊迫感が漂っているらしいが、、、見なかったなぁ(汗)。地下への降り口はどこにあったんだろう??
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今回は建物の表面的なところをさらっと見て回っただけだが、広くて見ごたえがあり1時間たっぷりかかった。
しかしベトナムの歴史やベトナム戦争についてよく学んでから見れば、この美しい建物の中で起こった出来事の
意味を考えながらもっと深い見方ができるだろう。そしてちゃんと日本語ガイドを頼んで見る方がいいな(汗)
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結局、翌日は何のイベントだったのだろう。。。
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続く。
統一会堂の内部は全くヒューマンスケールではない巨大な空間なのだが、やはり有機的なディテールや調度品が
あるからだろう、とても魅力的である。
ホールに敷かれたこの赤いラグ、台湾から贈られたものだというが、すごいインパクト。
躍動感あふれる龍と鳳凰の絵は、権力を象徴しているのだとか。

小さなクリスタルの玉をつなぎ合わせた贅沢なシャンデリア、ドレープが美しいなぁ。

中国風味(これがベトナム風なのだろう)の家具やじゅうたんがシックな大統領応接室。


ドアの枠にはこんな彫刻が。

南蛮屏風のような漆絵が飾られた部屋は「国書提出室」。国書とは「国家の元首が相手国の元首にあてて発出した手紙」
のことを言うそうで、各国の使者がここで南ベトナムの大統領への国書を提出したのだな。


階段の柵も装飾的。

裏側の棟の3階にはこんなオープンエアーの中庭があり、それを囲むように部屋が配置されていた。
この庭はごつごつした背の高い岩の手前に池が造られていて、盆栽のようにちまちまと刈り込まれた樹が配され、
ミニチュアの風水庭園のようである。これもホンノンボかな!?

ここだけを見ると中庭を擁する中国風邸宅のように見える。つい忘れそうになっているが、ここは政治の場で
あると同時に大統領夫妻の住まいでもあったのだ。このあたりが実質的に居住スペースだったのだろう。
レストランのように広い第一夫人貴賓室。

ひときわゴージャスなシャンデリア。

花のしべのようなデザインの照明が、天井と、壁にも。あぁなんて多様なデザインだろう!

そしてプライベート映写室もあった。規模は小さいが、クッション状のドアなど本格的な映画館のよう。

扉の押し手。カッコイイ・・・

この横にあった階段を上ると、中二階のようなところに機械室があって、大きな映写機が置かれていた。

さらに階段を上って屋上へ。ガラス扉で室内外が一体的につながった開放的なペントハウスは、
バーとダンスホールだったらしい。

屋上にはヘリポートがあって、迷彩柄のヘリコプターが置かれていた。

建物の地下にはベトナム戦争時の作戦会議室や無線室などが当時のままの状態で残され、戦争のリアルな
緊迫感が漂っているらしいが、、、見なかったなぁ(汗)。地下への降り口はどこにあったんだろう??

今回は建物の表面的なところをさらっと見て回っただけだが、広くて見ごたえがあり1時間たっぷりかかった。
しかしベトナムの歴史やベトナム戦争についてよく学んでから見れば、この美しい建物の中で起こった出来事の
意味を考えながらもっと深い見方ができるだろう。そしてちゃんと日本語ガイドを頼んで見る方がいいな(汗)

結局、翌日は何のイベントだったのだろう。。。

続く。