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Channel: まちかど逍遥
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龍山寺あたりをうろつく。

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3月の台湾の旅の続き。

西門町を抜けて龍山寺の方へ歩いて行く。まずは再びの剥皮寮へ。前回すごく面白い展示もありかなりゆっくり見たのだが
今回再びやって来たのは、ここにマジョリカタイルがあるというのを後から知ったため。結構隅々見たはずだけどタイルは
見当たらなかったな。一体どこにあったのか?何としても探し出すぞ!! →前回の記事 「リベンジ剥皮寮」

開いている部屋を片っ端から見て行く。展示スペースとして貸し出している部屋は閉まっているところもあったが、
何度か往復している間に次々と開いて来た。閉まってる部屋もガラス窓越しに覗いてほとんど確認することができた。
SNSにあがっていた写真のを手がかりに探すが、、、ない。スタッフらしき何人かの人に写真を見せて聞いてみても
知らないと。別の人が「あっちだよ」と教えてくれたところへ行ってみるも、ない。もう1時間以上もうろついている(汗)
もう諦めかけて、一番道路ぎわの非公開の部屋を汚れたガラス越しに覗いてみたところ、、、あった!ここだったのか!


しかし角度が悪い。よく見えるところに窓があれば、、、回り込むと、うまい具合に窓があった~
ガラスが汚れているのと中が暗いのであんまりクリアじゃないが、何とか見ることができた~!!
あー、こんな苦労しなくて済むように、この部屋も公開してほしいなぁ~~


※これは前回の写真


少し歩いて龍山寺の付近までやって来た。この辺にもタイルスポットがあるのをフェイスブックでチェックしていた。
さすがにすごい人波、、、まずは私も龍山寺に一応お参りしてから、まわりをぐるっと回ってみよう。




おや、龍山寺の塀にへばりつくようなこの路地は何?路地はL字型に折れていてその先が見えない。ちょっと入ってみよう。


青草巷?昔から薬草を売る店が集まっていたところらしい。薄暗くいろんな草が山積みされた路地は一種独特の雰囲気。


アロエベラや多肉植物、ハーブや雑草のようなものまで、本当に薬になるのかよくわからないような感じ(苦笑)。
しかし説明板によると、清代から続く100年以上の老舗もあり、数百種に上る台湾産の薬草は品質が良く、漢方薬屋にも
卸しているという。


都市計画から外れ昔のままの道路幅でノスタルジックな雰囲気を残すこの青草巷だが、龍山寺と合わせて観光スポットと
なっているようで、地区の特徴や歴史を解説した三ヶ国語の説明板や、昔のまちなみの写真などがちゃんと設置されている。


身体に効きそうな薬草茶のいい香り。たくさんの種類があり買ってみたいが、どれが何に効くのか、どんな味なのか、、、
手に取ってラベルを眺めても中国語の専門用語など分かるはずもなく・・・しかも大袋(汗)
おばちゃんが出てきて熱心に説明してくれるも分からず。もし薬草茶に薬効があるとしたら(?)、体に合わないものを
飲むとまずいしなぁ。忸怩たる思いで眺めるのみ。。。


結局、はやりの蝶豆(バタフライピー)の乾燥花が売っていたのでそれだけ買ってみた。
ちなみに蝶豆の花からは濃い青紫色色素が得られ、食用として無害らしく、最近日本でも料理やスイーツなどいろんなものに
使われ出している。お茶としてそのまま飲むこともできるようだ。


さて、タイル探し。わずかな情報を手がかりに捜索開始すると、それは簡単に見つかった。お店のファサードに数枚の
マジョリカタイルが貼られている。


あぁここはデコレーションとして貼ってあるのだな。


腰壁の部分にも右に3枚、左に2枚、おなじみのタイルが。一応店も入ってみる。骨董屋兼古本屋のような、おしゃれな店だ。


近くに新富市場があったので入ってみる。ローカルな市場は大好きなので見つけたら必ず入る。


どこも活気があって、食べ物が山積みで、皆大量に買っている。鶏肉がニワトリの形をしたまま売られていたり、
豚肉などその場で大きな包丁でざくざく切り分けられていくのを見ていると、人間は食べ物がないと生きてゆけないと
いうことを実感する。


パックでなく生のまま山積みされているとやたらおいしそうに見えてムラムラと買い物意欲が湧くが・・・旅人なので(汗)
たくさんのお客がやって来て次々と買っていくから商品もどんどん回転するのだろう。それに基本火を入れて調理するから
細かいことは気にしない。とても健全だと思う。


うわ~これは桑の実だな。懐かしい。


カラフルな麺!!水色の麺はあの蝶豆で色をつけたものだろうな。青い食品は奇妙でおいしそうには見えないが、面白い(笑)

市場は楽しいな!

続く。

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