古代から瀬戸内の主要な港であった鞆は、明治後期ごろから衰退したとはいえ、まちなかを歩くと
豪勢な造りの町家が見られ、漁村とは明らかに違う豊かさが感じられる。
こってり盛られた漆喰がふくよかなイメージをかもし出すなまこ壁は、富の象徴とも言えそうだ。
2階の腰壁に貼られたなまこ壁は瓦の中央に扇形の飾りが。
以前津山線の弓削で「鳥なまこ」も見たが、これは釘隠しなのだろうか?
これはなまこ壁ではないが焼き物のようだ。和製テラコッタというべきか。
ここにも何か花形の装飾が張り付いていたと思われる跡が。。。
驚くのがこちら。
国重要文化財の大田家住宅の土間はこんなモダンな市松模様!黒い部分は瓦、白い部分は漆喰という。
洋館の床に憧れて棟梁が在来の材料を使って作った苦心の作だとか。まさしく擬洋風建築ではないか。
入口からちらっと覗き込んだだけで終わってしまったが、入場料を払って説明をいろいろ聞きたかったな。
ネットで見てみるとタイルもあったようだ。
そしてこの路地が一番気に入った!
奥に港がちらりと見えるのもいいし、この壁の張り瓦の素敵なこと!!
太田家の床に使われていたのと同じ大判の瓦が、水平方向に太い目地を取ってずらりと張られている。
水平方向のなまこ壁も時々見られるが、この目地はかまぼこ型に盛り上がっておらず、ほぼ瓦の面と
ツライチである。この使い方はなまこ壁というよりもタイルだ。
寸法が大きく厚みが感じられる張り瓦。そして目地も太い分、とても迫力がある。
この壁に魅入られ、離れ難い。。。
サイコロみたいに4つ玉、5つ玉の飾りのあるなまこ壁。こんなのはあまり見たことがなかったなぁ。
船板を転用した壁もいい。
こちらはちょくちょく見られる七宝つなぎや六角形のバリエーションも。
ファサード一面弁柄で塗られた町家もあり、こちらも富をにおわせる。
洋館もポツポツあり、昭和レトロなまちなみもあり、やはりもう一度ゆっくりと歩きに来たい
魅力的なまちであった。
豪勢な造りの町家が見られ、漁村とは明らかに違う豊かさが感じられる。
こってり盛られた漆喰がふくよかなイメージをかもし出すなまこ壁は、富の象徴とも言えそうだ。
2階の腰壁に貼られたなまこ壁は瓦の中央に扇形の飾りが。
以前津山線の弓削で「鳥なまこ」も見たが、これは釘隠しなのだろうか?
これはなまこ壁ではないが焼き物のようだ。和製テラコッタというべきか。
ここにも何か花形の装飾が張り付いていたと思われる跡が。。。
驚くのがこちら。
国重要文化財の大田家住宅の土間はこんなモダンな市松模様!黒い部分は瓦、白い部分は漆喰という。
洋館の床に憧れて棟梁が在来の材料を使って作った苦心の作だとか。まさしく擬洋風建築ではないか。
入口からちらっと覗き込んだだけで終わってしまったが、入場料を払って説明をいろいろ聞きたかったな。
ネットで見てみるとタイルもあったようだ。
そしてこの路地が一番気に入った!
奥に港がちらりと見えるのもいいし、この壁の張り瓦の素敵なこと!!
太田家の床に使われていたのと同じ大判の瓦が、水平方向に太い目地を取ってずらりと張られている。
水平方向のなまこ壁も時々見られるが、この目地はかまぼこ型に盛り上がっておらず、ほぼ瓦の面と
ツライチである。この使い方はなまこ壁というよりもタイルだ。
寸法が大きく厚みが感じられる張り瓦。そして目地も太い分、とても迫力がある。
この壁に魅入られ、離れ難い。。。
サイコロみたいに4つ玉、5つ玉の飾りのあるなまこ壁。こんなのはあまり見たことがなかったなぁ。
船板を転用した壁もいい。
こちらはちょくちょく見られる七宝つなぎや六角形のバリエーションも。
ファサード一面弁柄で塗られた町家もあり、こちらも富をにおわせる。
洋館もポツポツあり、昭和レトロなまちなみもあり、やはりもう一度ゆっくりと歩きに来たい
魅力的なまちであった。