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Channel: まちかど逍遥
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台中の建物めぐり

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3月の台中の旅の続き。

台中公園をぐるりと回る。こちらの教会は光復後(戦後)建築、1951年と書いてあった。


おぉっ、これもなかなかカッコイイね。国立台湾体育運動大学の中興堂。
前面の壁にいちめんにレリーフ装飾が施されている。


レリーフには銘が入っているようだが、読み取れないな・・・有名な人の作なのだろうか。


深いひさしはこんな力強い形の支柱に支えられている。その軒下に蛇紋岩に彫刻した説明板があった。
「台湾省立台中図書館新廈落成記念碑」。ははぁ、これはもとは図書館だったのか。中華民国六十一年五月。1972年だ。


隣にこちらの新しい図書館を造ったので明け渡し、講堂として使っているのだな。築後47年、まだまだ使える。


こちらは交通部中央気象局台中気象站。門の中に入らなかったので建築年は不明だが、日本の戦前の気象台建築と
やっぱりどこか似ているな。


台中公園を離れて次のスポットへ向かうがちょっと道を間違えてうろうろしてしまい、疲れてきたので休憩。
小豆とはと麦とゼリーの載った雪花氷、うま~~~♪エネルギー補充完了~~




そしてたどりついたこちらの教会は台中柳原教会。「台湾宗教百景」にも選ばれているバシリカ様式の美しい建物だ。
側面に並ぶ六角形の窓が面白いなぁ。


説明板によると、台中柳原教会は台中でいちばん古い教会で、世界唯一の、鯉の滝登り伝説の神獣の形をした雨どいが
ついているキリスト教会なのだという。


これのことか!!
閩南式の伝統民居には魚の口から雨水を流す樋がある。こういう中国建築のパーツがついた教会は確かに見たことがないな。
台湾宗教百景のサイトによると、この礼拝堂は1915年に現在地に建設され、台中に現存する唯一の光復前建築の教会だとか。
初期キリスト教教会スタイルに中国建築の要素が取り入れられた建物からは、キリスト教の伝播の歴史を感じさせる。


信者数の増加に伴い新しい礼拝堂が建てられたが、旧教会も補修され集会場所として使われているという。


ふくりん目地で丁寧に仕上げられているな。




新しい建物の方でお手洗いを借りてちょっと休憩。。。おや、何だ?あのもやもやしたものは??


お魚!?陶器で造ったお魚のタイル??壁画なの?教会とどういう関係が!?よくわからないけどかわいいなぁ(笑)




続く。

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