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Channel: まちかど逍遥
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湯ヶ野温泉街をうるつく

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湯ヶ野温泉の続き。

福田家を出たあと、川沿いの小さな温泉街(と言っても路地1本のみだが)をうろつこう。
バス通りから河津川に下りてくる途中に、わずかな住宅地があり、温泉宿はいちばん川沿いにいくつかある。
しかしここはもうやってなさそうだな。。。


あっ、これはジモ泉だ。何とも言えず惹かれるこの佇まい。この公衆浴場も伊豆の踊り子に出てくるスポットなのだが、
地味で全く媚びがない。温泉好きとしてはこういうところにも無性に入りたくなるが、会員の紹介、承諾がないと
ダメなんだそうで、、、残念。


こちらの湯本楼はやっているようだ。長年通う常連向けの湯治宿という感じ。世間から隔離された隠れ宿だな。




こちらは湯本楼の別館。




陶器、雑貨の店、相馬商店。小さな温泉街のお土産物屋という位置づけだろうか。


こんなところにもタイル発見。モザイクタイル貼りの円柱と、壁の腰張りは白とクリーム色のタイルを交互に。


円柱の柱頭はスモーキーブルーのタイルを使って市松に。窓枠も色を揃えておしゃれ!


温泉街のいちばん端の崖下に建っていた木造の古い旅館。いくつか棟があり元は結構立派な宿だったと見えるが、
廃墟となって久しい荒れよう。。。内部はどんなんだったのだろう~~




さて夕べは素泊まりで今朝はバス待ちの間にみかんしか食べていないので(苦笑)、湯ヶ野で何か食べようと思って
いたのだが、ここには外食できる店もちょっとした食糧調達できる店も全くなかった(涙)。いや、スイーツの店は
1軒あったが閉まっていたのだ。
仕方ないので河津駅へ戻るバスを待つが、朝のような渋滞はないものの、バスのダイヤは大幅に乱れたままらしく
また全く来ない。バスの現在地確認ができるサイトでも確認していたのだが、途中まで来ていたバスが逆に遠ざかって
いったり、突然画面から消えたり???タクシーを呼ぶことも考えたが、どうせ河津から来るから時間がかかるだろう。
逆方向の修善寺行きが数本行き過ぎたのに、河津駅行きが一向に来ないので、しびれを切らして歩き出す。


竹の庄のある峰温泉まで約4km。最初は桜を楽しみながら歩いていたが、だんだん疲れてくる。。。






バスが来たら乗ろうと振り返りつつ歩くが全く来ず。30分ほど歩いたところで道端の民家にこのキモカワタイルを
見つけてスマホで写真を数枚撮っていたら・・・背後を河津駅行きのバスがブーンと。ええ~~っ!このタイミングで!?(泣)


もう2人脱力・・・(泣)。少し歩いたところにあった手近な店でお昼を食べ、結局河津駅まで歩いたのだった。
1時間半近く歩いたかな。。。桜だけが唯一の救い。。。
これはお昼を食べた店のトイレの玉石タイル。


昼すぎには河津を出る予定だったのが、河津駅に着いたのは3時半。桜帰りラッシュに巻き込まれて駅は大混雑、
伊東まで1時間立ちっぱなし、、、歩き疲れた足にはキツイ。あぁ帰りの特急を予約しておくべきだった。
現地の事情を知らない場所での旅は大変だ。。。(汗)


あぁ今回はもう数年分の桜を見た(苦笑)


続く。

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