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Channel: まちかど逍遥
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桜の河津、竹の庄に泊まる。

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川奈からの続き。

※これは2月末の光景です。

伊豆急行に乗って河津へ向かう。今宵の宿は河津駅から2kmほど離れたところにある、峰温泉の「竹の庄」。
3ヶ月前に計画した時はこの土日が有名な河津桜のお花見のピークだとは全く知りもせず、、、レンタカーはやめて
電車移動にしたけど当然電車も混んでいる。。。あまり景色を楽しむこともできないまま河津駅に到着したら、
バスも並んでいるのでお花見がてら宿までふざらぶら歩くことに。

河津桜ってあまり馴染みがなかったが、ソメイヨシノや山桜よりも華やかでかわいらしいピンクの早咲きの桜。
沖縄などで咲く濃いピンクの寒緋桜と、大島桜の雑種らしい。くっきりとした色は吉野の桜とはだいぶイメージが違う。
咲いている期間は長く、葉が出てきてもまだ花も一緒に楽しめるらしい。


途中の民家の庭に生えたひときわ見事な古木は河津桜の原木だといい、家を覆い尽くすかのように大きく広げた
枝いっぱいに満開の花をつけていた。


こんもりと固まって咲く花たち。


ピンクで縁取られた河津川。


和菓子屋さんを覗き込んだら、かわいい桜色のおまんじゅうができたてほやほや~~




私はあちこち出かけていてもこういうお花や紅葉などのベストシーズンにあたったことはあまりなく
人ごみが億劫なので名所というような場所にわざわざ出かけることもほとんどない。
今回は偶然お花見も兼ねられて良かったなぁ。


道すがらには洋館っぽい建物も。




さて、竹の庄。バス通りに面して古そうな石積みの門が現れた。いいね!しかし前の道は交通量が多くてうかうか
写真を撮っていると危険(苦笑)


入母屋破風の玄関が風格あるな!お庭は少し荒れているが手入れされていれば立派なものだろう。


ガラス戸をガラガラと開けて中へ。こんにちは~


おぉ、玄関も凝った意匠があちこちに。天井は格天井だし、古そうな扁額も飾られている。


桜の皮つき丸太の柱。


階段にはゴージャスな柄の絨毯。


しばらくして出てこられたご主人は飾らない感じで気さくな方だった。立派なパンフレットを見ると高級旅館っぽいが
実際のところ今はご主人1人で何もかもされているので、手の回る範囲のみでの営業のようだ。
河津桜祭りのこの日も宿泊客は私たちのみ?その分気兼ねなく過ごせ、いろいろ親切にしていただいた。


案内された部屋は2階へ上がって廊下を奥へ進み、また階段を半階上り・・・古い旅館ならではの複雑な造り。
部屋の前の、ほぼ専用の洗面所がこんな素敵なタイル貼りで萌える~~!


なんと美しいターコイズブルーの縁取り!!


手を洗うたび、顔を洗うたび、ムフムフしてしまう~~(笑)


続く。

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