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Channel: まちかど逍遥
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石原町駅

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呼野からひと駅戻り、石原町(いしはらまち)駅に降り立った。
ここは島状ホームと駅舎側ホームとが構内踏切でつながった、比較的大きな駅で、
時間を限ってはいるが有人の駅である。


ここは駅舎が古い。木目の浮き出た木部はこってりとペンキが塗り重ねられ
時代の下る鋼管製のラッチも使い込まれた風情でなじんでいる。




駅員さんは上り下りの列車が来るたびにホームへ出てきっぷ回収、構内踏切を渡るお客の安全確保、
窓口業務と、この時間帯結構忙しそう。

無人駅の荒涼としたホームを独り占めもいいが、やはり窓口に人がいるのは安心できるなぁ。
窓口から覗く駅務室は暖かそうだ。

日が暮れてきたが少し歩こう。おや、民家と畑の間に細い通路が。入って行ってみると踏切がある。

ここはまだ駅構内にあたるのだろうか、広がったレールを何本も越える踏切には遮断機がない。
その代わりと言っては何だが、注意表示が。(微笑)





線路沿いの道に戻って今度はちゃんとした車道の踏切まで来た。


田んぼの脇には小さな踏切小屋があってとってもいい感じ。どこかの犬の吠え声を聞きながら列車を待つ。
すっかり日も落ちて、何だか現実世界から遠く離れた気分。あぁ私は今なぜ北九州の田舎に佇んでいるんだろう・・・


・・・と、突然会社の携帯が。あぁ夢から冷めた(苦笑)




ちなみにこの駅の窓口ではクレジットカードで買った新幹線の指定席を変更することができない。
「マルス端末」がないからなのか。何とか予約の取消だけしてもらえたので助かった。。。


さぁそろそろ帰ろう。

あぁ楽しいアフターファイブだった(笑)

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