有田からの続き。
玄海町に泊まって翌日は唐津へ。朝食後に海辺を散歩したりしていたらまた出発は遅めに・・・(汗)
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朝から海沿いをドライブして呼子カトリック教会を見に行こう。あー気持ちいい。
来てみると、外観はあんまり古くないなぁ。明治44年らしいが。。。
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窓の建具は古そうなので、新築そっくりさんみたいなサイディングを貼ったのだろうか(苦笑)
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一段下に、水色のペンキ塗り下見板張りの建物が3棟並んで建っている。こちらは古そうだな!
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見に行くと、「呼子カトリック信徒会館」と書いてある。同じく明治の建物なのだろうか?う~ん、それよりは
もう少し新しそうな気がするが。。。
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ほこりだらけのガラス窓から中を覗いてみたら、質素なつくりで、今はもう使われていなさそうな雰囲気だった。。。
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さて、イカ刺しを食べに行こう!お気に入りの呼子台場みなとプラザへ。変わらず同じお兄ちゃんが魚を売っていた(笑)
前は欲張って大きなイカを選んでもらったらさすがにちょっと飽きたので(爆)今回は小さめサイズを。
牡蠣とサザエとホタテも買って1人バーベキュー♪ん~~贅沢!夜用にウニご飯も買っておこう。
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そして唐津のまちなかへ降りて、高取邸へ行こうと走っていたら、おや、あれはフェリーか?こんなところから
フェリーが出ていたっけ??それとも摩周丸のように古くなった船を係留して展示してあるのかな?
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近寄ってみると、通路が船の鼻先に突っ込んでいるじゃないの??
何とこれは建物だ!え~っ、すごくリアル!!「唐津市少年科学館」。プラネタリウムもあるらしい。
海沿いなどで船をイメージしたデザインのビルがよく見かけられるが、これはイメージしたというよりそのものだな!
しかし実はこちらは船尾で、船首側は細く尖った優美な舳先になっているらしい。あぁしまった、前から見損ねた。。。
→こちら
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この建物について、建築年や設計者などの情報はよく分からず。。。
さて、高取邸へやって来た。ここも3回目である。三たびやって来たのは、タイルをもう一度確認したかったから。
ここは内部の写真撮影がNGなので、見ても細部を忘れてしまう(汗)。写真NGってほんとに残念だな。。。
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→前回、前々回
おぉ~~、やっぱりいいね!
杵島炭鉱などを経営し炭鉱主として知られた高取伊好の元邸宅で、国の重要文化財に指定されている。
1905(明治38)年竣工の大広間棟と、1918(大正7)年と考えられている居室棟とが中庭を囲むようにして建つ。
ガイドさんの案内についてひと回りしてから、自分でもう一周。
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仏間の裏の手洗い場に松葉柄のマジョリカタイル。寝間と書斎の暖炉の前に鶴亀の本業タイル。そして廊下の端の
男子用小便所に有田焼の十字タイルがびっしりと。うひょ~~♪その隣の個室はドアが閉まっていたが、その中にも
貼られているのかなぁ。。。
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ネット情報によると、非公開エリアのお風呂場にも同じタイルが使われているらしい。→西日本新聞の記事
この十字タイルは、有田の松尾徳助窯で焼かれた磁器タイルで、佐世保の黒島教会の床に敷き詰められている。
十字架を表したデザインはマルマン神父によるものとか。一度見に行きたいと思っているが、改修工事に入ってしまった。
このタイルは他に日奈久温泉の金波楼の玄関と手洗い場にも使われており、この高取邸や八女の陶器屋さんの店先でも
見かけたことから、一般にも多少は流通していたようだ。探せば他にもあるかもしれないな。
尚、松尾窯はずいぶん昔に窯をやめており詳しいことは分からないといい、そのご子孫の方がこのタイルについて
調べられている。謎めいたタイルに、心をわしづかみにされてしまった。。。
内部はダメだが外回りは撮影可。
家族用の玄関にこんな敷瓦があったのを、前に見ていたっけ!?しかしこれはレプリカのようだな。
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聞けば、オリジナルは1枚だけ残してあり、あとは複製品を貼ってあるとか。それを聞いてもう一度見てみると、
あっ、隅っこにあった!黄瀬戸釉をかけた印花文本業敷瓦。
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附属屋ももう一度見て回る。離れの家族用のお風呂には六角形の無釉タイルが散らされている。こちらは地味。
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お庭をぐるっと回って散策。
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庭師さんが使っていたという外便所。
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トイレやお風呂などプライベートな空間を人知れず飾ることに喜びを感じる昔の日本人の美意識を、とても愛おしく思う。
あぁ素晴らしい高取邸、しかし外部公開不可でもいいから写真を撮りたいなぁ・・・やんごとなき事情があるらしいが・・・
公開すれば建物の価値がさらに認識されるだろうし、高取家や唐津のまちの歴史に興味を持つ人ももっと増えると思うので、
公開エリアの拡大、写真撮影OKの方向へ動いて欲しいなぁ。
続く。
玄海町に泊まって翌日は唐津へ。朝食後に海辺を散歩したりしていたらまた出発は遅めに・・・(汗)
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朝から海沿いをドライブして呼子カトリック教会を見に行こう。あー気持ちいい。
来てみると、外観はあんまり古くないなぁ。明治44年らしいが。。。
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窓の建具は古そうなので、新築そっくりさんみたいなサイディングを貼ったのだろうか(苦笑)
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一段下に、水色のペンキ塗り下見板張りの建物が3棟並んで建っている。こちらは古そうだな!
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見に行くと、「呼子カトリック信徒会館」と書いてある。同じく明治の建物なのだろうか?う~ん、それよりは
もう少し新しそうな気がするが。。。
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さて、イカ刺しを食べに行こう!お気に入りの呼子台場みなとプラザへ。変わらず同じお兄ちゃんが魚を売っていた(笑)
前は欲張って大きなイカを選んでもらったらさすがにちょっと飽きたので(爆)今回は小さめサイズを。
牡蠣とサザエとホタテも買って1人バーベキュー♪ん~~贅沢!夜用にウニご飯も買っておこう。
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そして唐津のまちなかへ降りて、高取邸へ行こうと走っていたら、おや、あれはフェリーか?こんなところから
フェリーが出ていたっけ??それとも摩周丸のように古くなった船を係留して展示してあるのかな?
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近寄ってみると、通路が船の鼻先に突っ込んでいるじゃないの??
何とこれは建物だ!え~っ、すごくリアル!!「唐津市少年科学館」。プラネタリウムもあるらしい。
海沿いなどで船をイメージしたデザインのビルがよく見かけられるが、これはイメージしたというよりそのものだな!
しかし実はこちらは船尾で、船首側は細く尖った優美な舳先になっているらしい。あぁしまった、前から見損ねた。。。
→こちら
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この建物について、建築年や設計者などの情報はよく分からず。。。
さて、高取邸へやって来た。ここも3回目である。三たびやって来たのは、タイルをもう一度確認したかったから。
ここは内部の写真撮影がNGなので、見ても細部を忘れてしまう(汗)。写真NGってほんとに残念だな。。。
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→前回、前々回
おぉ~~、やっぱりいいね!
杵島炭鉱などを経営し炭鉱主として知られた高取伊好の元邸宅で、国の重要文化財に指定されている。
1905(明治38)年竣工の大広間棟と、1918(大正7)年と考えられている居室棟とが中庭を囲むようにして建つ。
ガイドさんの案内についてひと回りしてから、自分でもう一周。
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仏間の裏の手洗い場に松葉柄のマジョリカタイル。寝間と書斎の暖炉の前に鶴亀の本業タイル。そして廊下の端の
男子用小便所に有田焼の十字タイルがびっしりと。うひょ~~♪その隣の個室はドアが閉まっていたが、その中にも
貼られているのかなぁ。。。
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ネット情報によると、非公開エリアのお風呂場にも同じタイルが使われているらしい。→西日本新聞の記事
この十字タイルは、有田の松尾徳助窯で焼かれた磁器タイルで、佐世保の黒島教会の床に敷き詰められている。
十字架を表したデザインはマルマン神父によるものとか。一度見に行きたいと思っているが、改修工事に入ってしまった。
このタイルは他に日奈久温泉の金波楼の玄関と手洗い場にも使われており、この高取邸や八女の陶器屋さんの店先でも
見かけたことから、一般にも多少は流通していたようだ。探せば他にもあるかもしれないな。
尚、松尾窯はずいぶん昔に窯をやめており詳しいことは分からないといい、そのご子孫の方がこのタイルについて
調べられている。謎めいたタイルに、心をわしづかみにされてしまった。。。
内部はダメだが外回りは撮影可。
家族用の玄関にこんな敷瓦があったのを、前に見ていたっけ!?しかしこれはレプリカのようだな。
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聞けば、オリジナルは1枚だけ残してあり、あとは複製品を貼ってあるとか。それを聞いてもう一度見てみると、
あっ、隅っこにあった!黄瀬戸釉をかけた印花文本業敷瓦。
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附属屋ももう一度見て回る。離れの家族用のお風呂には六角形の無釉タイルが散らされている。こちらは地味。
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庭師さんが使っていたという外便所。
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トイレやお風呂などプライベートな空間を人知れず飾ることに喜びを感じる昔の日本人の美意識を、とても愛おしく思う。
あぁ素晴らしい高取邸、しかし外部公開不可でもいいから写真を撮りたいなぁ・・・やんごとなき事情があるらしいが・・・
公開すれば建物の価値がさらに認識されるだろうし、高取家や唐津のまちの歴史に興味を持つ人ももっと増えると思うので、
公開エリアの拡大、写真撮影OKの方向へ動いて欲しいなぁ。
続く。