東京の続き。
こちらもずっと行きたかったライオンビヤホールへ。もう3時だが、ちょっと遅いランチを食べることに。
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案内してもらってやって来たライオン銀座7丁店は、よく写真で見ていた日本離れした大人の雰囲気の
ビアホールの印象からするとちょっと拍子抜けするような、フツーな感じのサーモンピンク色の外装のビルだった。
あ、、これなの?(笑)
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しかし一歩店内に踏み込むと・・・うぉーーっ!!やっぱりすごい。教会か、劇場か、秘密の地下倉庫か、、、といった雰囲気。
ランチにはちょっと遅く飲むにはちょっと早い中途半端な時間ながら、体育館ほどもあるフロアにはお客がぎっしり!
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見上げると、天井、梁には重厚な色合いのタイル状のものが張りめぐらされている。長年のヤニで
くすんでおり、テラコッタなのか石材なのか、一見判別がつかない。。。
天井の深い色と対照的にバブル(泡)のような照明が軽やか。
紅葉シーズンということで昭和の商店街のような造花の紅葉がずらりと飾られているのはご愛嬌(笑)
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足下を見ると、床は無釉のモザイクタイルがびっしり。柱まわりも細かく縁どりを回してある。
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この建物は大日本麦酒株式会社の本社として建てられた。設計者は菅原栄蔵で、1934(昭和9)年に竣工。
当初から1階がビヤホールとして使用されており、85年経った今も変わることなく「生ビールの殿堂」であり続けている。
案内された端の方の席は、狭いが濃厚なタイル空間を楽しめる素敵な「タイルビュー」シート。
インテリアは「豊穣と収穫」がテーマで、大地をイメージしたという濃いオレンジ色のタイルからは
本能を揺さぶられるようなパワーを感じる!
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一方柱はオレンジの補色の深い織部グリーンのタイルが貼られている。上に行くほど太くなっており、
しかも蛇腹のようなギザギザの断面を持つ。ん~~シビレル・・・
これらの味わい深い内装タイルは小森忍が手がけたもの。さすが!!
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柱の上部は麦の穂を表現したテラコッタ。室内はライト風と言われる幾何学デザインがメインになっており、
多用された斜めのラインが目に刺さる。この薄暗さが陰影を際立たせているなぁ!
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一方、人物や植物をモチーフとしたガラスモザイク壁画の数々がやわらかな風情を添えている。
収穫の一場面が描かれた正面の壁画は、菅原栄蔵が自ら原画を描き、大塚喜蔵というガラス工芸家が
製作したもので、3年の年月をかけて作られた大作である。
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とても細かいガラスのテッセラを丹念に貼り合せたモザイクは見事というほかなく、色もまた素晴らしい。
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こんなモザイクを間近に眺めながら、ピザ、ポテトなどをつまむ。ビールのアテ的なメニューだがどれもおいしい!
特に、奮発して頼んだ焼きたてのローストビーフが感動的に美味しかった~~
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お客がが多いので店内の写真はほとんど撮れず、歩き回るのさえちょっとはばかられたが、、、
トイレへの行き帰りにちょっと遠回りして店内を見て回った(苦笑)
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そして喫煙室の壁がまた素晴らしいのだ!!こちらもライト風なデザインのオレンジ色のテラコッタとタイル。
こんなタイルに囲まれながら吸うタバコはそりゃ~おいしいだろうよ(笑)
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これを見るためならタバコ臭い小部屋にも息を止めて入って行くが(笑)、喫煙者だけの至福だなんてずるいなぁ~~
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裏側にも見所があるというのでいったん外へ出て裏へ回ろう。。
大通側は1階のアーチ以外は四角い箱型だが、側面はこんな垂直線が強調されたモダニズムなファサード。
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裏側は上階のパーティルームなどへの入口のようだ。
こちらにも、ビヤホールより少し新しそうではあるがきれいな若草色のボーダータイルが壁や柱に貼りめぐらされていた。
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階段のタイルは貼り方にも凝ったデザインが。カッコイイ!!
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一枚一枚のタイルのムラ、グラデーションはビヤホールのタイルよりもよく出ていて、明るいところで
よく映えているな。
あぁ素晴らしかった~~!ライオン、堪能した!
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さて、タイムリミットまであと少し、あと何軒か見に行こう。
ガラス張りのビルの中に半ば埋もれたような、交詢社の古いファサード。
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続く。
こちらもずっと行きたかったライオンビヤホールへ。もう3時だが、ちょっと遅いランチを食べることに。
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ビアホールの印象からするとちょっと拍子抜けするような、フツーな感じのサーモンピンク色の外装のビルだった。
あ、、これなの?(笑)
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しかし一歩店内に踏み込むと・・・うぉーーっ!!やっぱりすごい。教会か、劇場か、秘密の地下倉庫か、、、といった雰囲気。
ランチにはちょっと遅く飲むにはちょっと早い中途半端な時間ながら、体育館ほどもあるフロアにはお客がぎっしり!
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見上げると、天井、梁には重厚な色合いのタイル状のものが張りめぐらされている。長年のヤニで
くすんでおり、テラコッタなのか石材なのか、一見判別がつかない。。。
天井の深い色と対照的にバブル(泡)のような照明が軽やか。
紅葉シーズンということで昭和の商店街のような造花の紅葉がずらりと飾られているのはご愛嬌(笑)
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足下を見ると、床は無釉のモザイクタイルがびっしり。柱まわりも細かく縁どりを回してある。
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この建物は大日本麦酒株式会社の本社として建てられた。設計者は菅原栄蔵で、1934(昭和9)年に竣工。
当初から1階がビヤホールとして使用されており、85年経った今も変わることなく「生ビールの殿堂」であり続けている。
案内された端の方の席は、狭いが濃厚なタイル空間を楽しめる素敵な「タイルビュー」シート。
インテリアは「豊穣と収穫」がテーマで、大地をイメージしたという濃いオレンジ色のタイルからは
本能を揺さぶられるようなパワーを感じる!
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一方柱はオレンジの補色の深い織部グリーンのタイルが貼られている。上に行くほど太くなっており、
しかも蛇腹のようなギザギザの断面を持つ。ん~~シビレル・・・
これらの味わい深い内装タイルは小森忍が手がけたもの。さすが!!
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柱の上部は麦の穂を表現したテラコッタ。室内はライト風と言われる幾何学デザインがメインになっており、
多用された斜めのラインが目に刺さる。この薄暗さが陰影を際立たせているなぁ!
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一方、人物や植物をモチーフとしたガラスモザイク壁画の数々がやわらかな風情を添えている。
収穫の一場面が描かれた正面の壁画は、菅原栄蔵が自ら原画を描き、大塚喜蔵というガラス工芸家が
製作したもので、3年の年月をかけて作られた大作である。
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とても細かいガラスのテッセラを丹念に貼り合せたモザイクは見事というほかなく、色もまた素晴らしい。
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特に、奮発して頼んだ焼きたてのローストビーフが感動的に美味しかった~~
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お客がが多いので店内の写真はほとんど撮れず、歩き回るのさえちょっとはばかられたが、、、
トイレへの行き帰りにちょっと遠回りして店内を見て回った(苦笑)
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そして喫煙室の壁がまた素晴らしいのだ!!こちらもライト風なデザインのオレンジ色のテラコッタとタイル。
こんなタイルに囲まれながら吸うタバコはそりゃ~おいしいだろうよ(笑)
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これを見るためならタバコ臭い小部屋にも息を止めて入って行くが(笑)、喫煙者だけの至福だなんてずるいなぁ~~
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裏側にも見所があるというのでいったん外へ出て裏へ回ろう。。
大通側は1階のアーチ以外は四角い箱型だが、側面はこんな垂直線が強調されたモダニズムなファサード。
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裏側は上階のパーティルームなどへの入口のようだ。
こちらにも、ビヤホールより少し新しそうではあるがきれいな若草色のボーダータイルが壁や柱に貼りめぐらされていた。
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階段のタイルは貼り方にも凝ったデザインが。カッコイイ!!
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一枚一枚のタイルのムラ、グラデーションはビヤホールのタイルよりもよく出ていて、明るいところで
よく映えているな。
あぁ素晴らしかった~~!ライオン、堪能した!
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さて、タイムリミットまであと少し、あと何軒か見に行こう。
ガラス張りのビルの中に半ば埋もれたような、交詢社の古いファサード。
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続く。