飫肥の続き。
旧山本猪平家はまだまだすごかった。
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玄関から上がると座敷がいくつかあり、一番奥にトイレがあった。あっ、ここにも敷瓦が!
廊下から踏み込む個室前の廊下と、男性用小便所があったであろうブースの壁の足元に埋め込まれている。
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まず男性用小便所には、玄関の床にあったのと同じ印花文の敷瓦と。見慣れない模様のタイルが2段で。
すでに便器は撤去され新しい板で床を貼られているので、写真を撮るのに安心して這いつくばれる(爆)
床はタイル敷きだったのかどうか気になるところではあるが。。。
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下の段のは新しいプリントタイルかと思うが、よく見ると釉薬が盛り上がっているし、微妙にはみ出しが
あったりと、それなりに手作業で作られているようだ。スタンプを使っているのか?また、寸法や形の
ばらつきもあり、湿式の敷瓦っぽくも見え・・・?正直よく分からない。
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そして廊下の足元の方にも2段でタイルが。上段の45度斜め方向に貼られたものは銅板転写で、中央に花、
四隅に四神が描かれている。こちらは表面がすべらかでヒビも全くなく新しそう。磁器タイルかもしれないな。
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そして下段のは、ステンシル?模様の部分をマスクして釉薬を吹き付けたのだろう。こちらも新しそうに見えるな。
外れかけている部分があって断面を少し見ることができたが、厚みは1cm未満のようだ。乾式タイルだな。
サイズも160mm角と聞いたことのない寸法。尺寸でもインチでもなさそうなのでかなり後年のものと見る。
個室の方も覗いてみたがそちらはタイルは貼られていなかったが、かわいらしい雀が描かれた染付便器があった。
これも瀬戸のものだろう。
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便所の廊下の絵入りガラス。こういうガラスがあちこちの建具にはまっていた。
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座敷の欄間も素敵!扇形や三階菱や長丸の枠の中に、松竹梅やあやめや菊の模様の透かし彫りをしてある。
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裏へ出てみると敷地は広く、裏庭を囲むように附属屋が建っていた。主屋から続くこの建物は、覗いてみると
左側は台所だった。
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その隣に五右衛門風呂、さらに隣にはこれまた染付便器が。さっきと同じ雀のデザインだ。
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離れへのアプローチとしてコンクリートの通路が作られており、そこにも敷瓦がぽつぽつと埋め込まれている!
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これは瀬戸の銅板転写タイルで見たことある柄。
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こちらは・・・見たことないなぁ。
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これらも踏まれてバリバリになっているもの多数。
敷地の最奥にある離れは飫肥古道具館になっていて、古い焼き物、ガラス、金属製品などが展示されている。
川越耐介という人がコレクションを寄贈したものらしいが、おびただしい数!!
ひとつひとつ職人が手作りした生活道具は、高級品ではないが素朴な美しさがある。あまり時間もなくさらっと
見ただけだったが、見ごたえあった。じっくり見たかったな。。
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主屋をぐるりと回って前庭へ出た。おや、縁側の下に何かあるな。
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近寄ってみると、こんなところにも敷瓦が!
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玄関にあったものと似たタイプの印花文だが、デザイン違い。踏まれる頻度が低いせいだろう、こちらは
比較的状態がいい。サイズを測ってみると153~4mmあった。玄関のよりも微妙に大きい。
三角形のは、小便所の壁に貼られていた謎タイルの1/2バージョン。
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あっ、縁側の床下に1つだけ大型の印花文敷瓦もあった!これは240mm角のよくあるタイプだ。
このサイズの敷瓦はここでは他に全く見当たらず、サンプルとして取り寄せたものだろうか。
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床下の奥の方に通り土間にあった緑釉のタイルも点々と計10枚も貼られていた。こんな目立たないところに、
もったいない。縁側の下に半分もぐりこんで写真を撮る(笑)。他のお客がいる時間帯だとこんなことしてたら
白い目で見られそう・・・朝イチでよかった(爆)
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瀬戸蔵の武藤さん曰く、ここの敷瓦は瀬戸以外のものも混じっている可能性がある、と。そして小さい印花文の
などは大正時代頃に復刻されて作られたものの可能性もある、と、実に興味深いお話。。。もっと詳しく知りたい!
1時間半ほど旧山本家でほぼ独占見学させてもらって、敷瓦好きの私は朝っぱらからもう満腹!!
しかしそろそろ次へ行かなければ。外は徐々にお祭りのお客が増えてきた。
続く。
旧山本猪平家はまだまだすごかった。

玄関から上がると座敷がいくつかあり、一番奥にトイレがあった。あっ、ここにも敷瓦が!
廊下から踏み込む個室前の廊下と、男性用小便所があったであろうブースの壁の足元に埋め込まれている。

まず男性用小便所には、玄関の床にあったのと同じ印花文の敷瓦と。見慣れない模様のタイルが2段で。
すでに便器は撤去され新しい板で床を貼られているので、写真を撮るのに安心して這いつくばれる(爆)
床はタイル敷きだったのかどうか気になるところではあるが。。。

下の段のは新しいプリントタイルかと思うが、よく見ると釉薬が盛り上がっているし、微妙にはみ出しが
あったりと、それなりに手作業で作られているようだ。スタンプを使っているのか?また、寸法や形の
ばらつきもあり、湿式の敷瓦っぽくも見え・・・?正直よく分からない。

そして廊下の足元の方にも2段でタイルが。上段の45度斜め方向に貼られたものは銅板転写で、中央に花、
四隅に四神が描かれている。こちらは表面がすべらかでヒビも全くなく新しそう。磁器タイルかもしれないな。

そして下段のは、ステンシル?模様の部分をマスクして釉薬を吹き付けたのだろう。こちらも新しそうに見えるな。
外れかけている部分があって断面を少し見ることができたが、厚みは1cm未満のようだ。乾式タイルだな。
サイズも160mm角と聞いたことのない寸法。尺寸でもインチでもなさそうなのでかなり後年のものと見る。
個室の方も覗いてみたがそちらはタイルは貼られていなかったが、かわいらしい雀が描かれた染付便器があった。
これも瀬戸のものだろう。

便所の廊下の絵入りガラス。こういうガラスがあちこちの建具にはまっていた。

座敷の欄間も素敵!扇形や三階菱や長丸の枠の中に、松竹梅やあやめや菊の模様の透かし彫りをしてある。






裏へ出てみると敷地は広く、裏庭を囲むように附属屋が建っていた。主屋から続くこの建物は、覗いてみると
左側は台所だった。

その隣に五右衛門風呂、さらに隣にはこれまた染付便器が。さっきと同じ雀のデザインだ。

離れへのアプローチとしてコンクリートの通路が作られており、そこにも敷瓦がぽつぽつと埋め込まれている!

これは瀬戸の銅板転写タイルで見たことある柄。

こちらは・・・見たことないなぁ。


これらも踏まれてバリバリになっているもの多数。
敷地の最奥にある離れは飫肥古道具館になっていて、古い焼き物、ガラス、金属製品などが展示されている。
川越耐介という人がコレクションを寄贈したものらしいが、おびただしい数!!
ひとつひとつ職人が手作りした生活道具は、高級品ではないが素朴な美しさがある。あまり時間もなくさらっと
見ただけだったが、見ごたえあった。じっくり見たかったな。。

主屋をぐるりと回って前庭へ出た。おや、縁側の下に何かあるな。

近寄ってみると、こんなところにも敷瓦が!

玄関にあったものと似たタイプの印花文だが、デザイン違い。踏まれる頻度が低いせいだろう、こちらは
比較的状態がいい。サイズを測ってみると153~4mmあった。玄関のよりも微妙に大きい。
三角形のは、小便所の壁に貼られていた謎タイルの1/2バージョン。

あっ、縁側の床下に1つだけ大型の印花文敷瓦もあった!これは240mm角のよくあるタイプだ。
このサイズの敷瓦はここでは他に全く見当たらず、サンプルとして取り寄せたものだろうか。


床下の奥の方に通り土間にあった緑釉のタイルも点々と計10枚も貼られていた。こんな目立たないところに、
もったいない。縁側の下に半分もぐりこんで写真を撮る(笑)。他のお客がいる時間帯だとこんなことしてたら
白い目で見られそう・・・朝イチでよかった(爆)

瀬戸蔵の武藤さん曰く、ここの敷瓦は瀬戸以外のものも混じっている可能性がある、と。そして小さい印花文の
などは大正時代頃に復刻されて作られたものの可能性もある、と、実に興味深いお話。。。もっと詳しく知りたい!
1時間半ほど旧山本家でほぼ独占見学させてもらって、敷瓦好きの私は朝っぱらからもう満腹!!
しかしそろそろ次へ行かなければ。外は徐々にお祭りのお客が増えてきた。
続く。