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Channel: まちかど逍遥
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釧路旅行(後編) 硫黄山と、南弟子屈駅

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釧路旅行の続き。

ランチを食べたら、チェックしていた川湯温泉の公衆浴場へ。この辺からは私の趣味に妹をつき合わせる(爆)
うひょ~、いいねぇ!!


この素朴で簡素な建物が素晴らしい!無人の共同浴場のように見えるがちゃんとおばちゃんがいる。


中は広々したロビーがあって、そこから男女別の脱衣所へ。誰もいなくて貸切状態だ~


うわ~、タイルタイル!モザイクタイル!シンプルな四角い浴槽と洗い場いちめんにタイルが貼りめぐらされている~
手作業で補修したのが丸分かりのつぎはぎだらけなのが愛しいね!
硫黄の香りたっぷり、タイルを眺めながら、ぬる湯と少し熱いお湯の浴槽に交互に入って満喫♪


お客さんが入って来たのでそろそろ交代。いやぁ~、ひなびた温泉に入れてよかった~~!


温泉に入ったあとは、硫黄山へ。正式名はアトサヌプリ。山の一部がただれたように岩肌が露出していて、その間から
火山ガスが噴き出しているのだ!
行く先にはげ山が見え、視界が開けてくるにしたがいハイテンションに。やっほ~~♪
ちょっと自分でもおかしいぐらいに興奮してくるのは、硫化水素のせいか(爆)


レストハウス前に車を停め、噴気群に近づこう。


この山では明治時代に硫黄鉱山が開発され、1970年まで操業していたのだとか。




煙を上げる噴気孔があちこちに。黄色い針のような硫黄の結晶。


不気味にぽっかりと開いた噴気孔は、いったいどこにつながっているんだろうか。石を崩して掘ってみたいが・・・(爆)


あぁ地球が生きている!これはほんとのパワースポット!!地獄好きの私にはもうたまらない。
1人でもはしゃぐが、2人なのでさらにはしゃぎまくったのだった(爆)


楽しい硫黄山に夢中になって、川湯温泉駅の素敵な駅舎を見に行き損ねたよ(汗)


さぁ日も傾いてきたが最後に屈斜路湖へ向かおう。
この湖もやっぱりカルデラ湖だが、時代が古いのだろうか、水辺は砂浜になっていて湖岸の道を車で走ることができる。
レクリエーション施設もある開けた場所で車を止め、湖岸へ!


あっ、ここでは砂湯があるのか。皆水際で砂を掘って大きな池を作っているのは、この砂の下から温泉が湧きだすのだ。
私も裸足になって足でちょいちょいと砂を掘ってみたが、熱すぎる!!湖の水を引き込まないとやけどしてしまう。
これは楽しいなぁ~~屈斜路湖ならではの魅力だ。


桟橋にはスワンボートがたくさん。う~ん楽しそう~~。でもそこまでゆっくりしている時間もないなぁ。

美しく人を近づけない高貴な摩周湖、神秘の水色の神の子池、そしてレクリエーション充実の屈斜路湖。
それぞれに魅力ある、道東の湖を楽しんだ。

帰り道、南弟子屈(みなみてしかが)駅の表示が出ていたのでちらっと横目で見たら、この駅舎が目に入った。
ちょ、ちょっと、ストーップ!!Uターン。


おお~~っ、これは見たことある!函館本線の二股駅と同じ、貨車が転用された駅舎だな。
と思ったら、二股駅はほんとのコンテナだ。これは車掌車の転用らしい。

山陰本線の御来屋駅のホーム待合所と同じかな。あちらも「ヨ」だった。

この佇まい最高!実用面でも、建築物を建てるよりも車両を据付ける方がずいぶん楽だし、建替え(取替え)も簡単。
利用者の少ないローカル線の駅としては全然アリだし、むしろ風景として絵になるな。


あぁ、素敵な南弟子屈駅。ノートにもひと言書いといたよ(笑)

ところでこの「てしかが」という名前がまたいい。地名は知っていたが、その響きがすっかり気に入って、
旅のあいだ中、てしかが、てしかがとつぶやいていた(爆)
「弟子屈」と大書きされたポスターも見かけた。弟子屈、全国区へ大売出し中!!

楽しかった一日も終わり。牛の群れを見ながら宿へ向かう。。


さて帰りの飛行機は昼イチ発なので、最終日はもう朝から釧路のまちへ直行しよう。最後にまちなかの和商市場へ行って、「勝手丼」を食べるのだ!
ここは海産物がメインで、新鮮な魚がたくさん売られている。うわぁ~~どれもこれもおいしそう~。


これはホヤ。どうやって食べるんだろう???




勝手丼は、ごはんと、上に載せるネタをバラバラに買って、好みの丼を作り上げるシステム。
いろんな具が小分けして売られているが、結構割高なので・・・普通の魚屋さんで貝柱のお刺身を1パックと、
また別の店で、量り売りのいくらを買い、少しだけ小分けのネタを買い足して、お手頃で豪華な勝手丼を楽しんだ!
こういうの、大阪でもあったらいいのになぁ。


いや~、海鮮に始まり、海鮮に終わる。滞在時間は短かったけど、楽しく、食も充実した釧路旅だったな!
お手軽に道東へ行けるようになったので、また行きたい。釧路市内に泊まるんだったら土日のみでもありかも!?

終わり。

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