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金門島でタイル三昧 烈嶼(小金門) Lieyu (1)

台湾、金門島の続き。

金門島の横に小さな島がある。全域が烈嶼郷に属し、一般的に小金門島と呼ばれる。水頭の港から船の便が
1時間に1本程度あり、5分ほどで渡れる。
その小金門に美しいケシの花のタイルがあるのをフェイスブックで見ていて、是非見に行きたいと思っていた。
集落名と道路からタイルが見えるということは分かったが、詳しい場所までは分からない。
端端で5kmぐらいのほんとに小さな島ではあるが、現地でタイルを探し回るには、バスが走っているのか、
自転車などうまく借りられるのか、山がちなのか平坦なのか、あちらの交通事情、道路事情が全く分からない。
さすがに徒歩では厳しいだろう(汗)
やっぱり離島からさらに小さな島に渡るというのは2泊3日の金門島滞在の間ではちょっと無理があるかな・・・と、
半ばあきらめていたのだが、ふと気づいた。そうだ、このスクーターごと渡ればいいんだ!

というわけで、宿のおっちゃんに言ってスクーターのレンタルを1日延長するよう連絡を入れてもらった。
さらにおっちゃんは、チェックアウトのあと荷物をレンタル屋へ回送してくれ、夕方レンタル屋にスクーターを
返却したらそのまま空港へ送ってもらえるという段取りまで整えてくれた。GOOD JOB!!ありがとう~~
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安心して出発、水頭集落から10分も走らないうちにもう港に到着した。
ターミナルには人が集まっており船も見えたので、並んできっぷを買い桟橋から船に乗り込む。やっほ~!
昨日からさんざん走り回っている電動スクーターだが、電池は結構もつものだな。緑色の目盛が3つ、黄色の目盛が
1つ、赤色の目盛が1つあるが、まだ緑色が1つ減っただけだ。
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車を積むようなフェリーではなく、前2/3ほどが船室で後ろのデッキにバイクや荷物などを積むような船。
デッキはろくにスペースがないが何とか隅っこに立って景色を楽しむ。
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出発したと思ったらもう島が目の前に・・・(笑)
さぁ、小金門に上陸!!出発~~!せっかくなのでぐるっと一周してみよう。
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東井という、金門でいちばん古い井戸。周囲には石が放射状に並べられている。
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東林は小金門の中心地で役所や公共施設などが集まっている。市場や商店街もあり賑やか。
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西路という集落。風水にのっとり池に面して家々が並んでいる集落は多い。
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西方という集落にやってきた。ゆるゆると路地へ入りこむと、こんな石板を谷積みした壁が見られた。
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集落の中心的な廟(?)の前にスクーターを置いて周辺をちょっとうろついてみよう。
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あっ、見つけた!
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入口の左右の窓の両脇に、同じ種類のマジョリカタイルが、4×6=24枚ずつずらりと!
比較的新しそうなコンクリートのファサードだが、一部は石積みであり、それほど新しくもないのかもしれないな。
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近づいていくと、中で犬がけたたましく吠え出した。
そして入口の格子から中を見ると・・・中の建物の壁にも、マジョリカタイルがたくさん貼られている!!
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うわぁ、見せてほしいが、犬が吠えすぎ。いい子だからちょっと静かにしてくれないかなぁ(苦笑)。
怪しい者と思われるじゃないの!(確かに怪しいけど・・・)
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仕方なくその場を離れる。。。優秀な番犬だ。

屋根の棟の部分は、モザイクタイルとプリントタイルで賑やかに飾られていた。
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小さな集落で、ぐるりと回ってみたが他にはタイルは見当たらず。一部こんなRC造(?)長屋が建っていた。
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西方からまっすぐ走っていくがちょっと道に迷ってしまい、思っていたところとは全然別の集落に出たようだ(汗)
舗装された道がなくなったのでサイクリング道なんかを手当たり次第に走り、途中でいくつかの集落を覗いてみるが
タイルは見つからなかった。
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うひょ~、ドラゴンフルーツが鈴なりに!

あれはアモイの町だな。昔友達が留学していたので一度だけ遊びに行ったなぁ。今ではずいぶん変わっていることだろう。
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おや、橋を架ける工事をしているようだ。これはどこへ?さすがにアモイじゃあるまい(苦笑)。
後から検索してみると、小金門と大金門(金門島)をつなぐこの「金門大橋」の工事は長らく続けられているが
完成が伸び伸びになっているようだ。
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疲れてきたし、スクーターの充電も黄色になったので(減りだしたら早い・・・)もう港へ戻ろうかとの考えが
よぎったが・・・あっそう言えばまだケシの花のタイルを見ていないじゃないか!!
どこの集落だったっけと思ってあらためてスマホを見ると、上林って今走ってきたところとは全く正反対の場所だ(汗)。
でも行かないまま帰ると絶対後悔する。時間はまだあるし、行ってみよう。

上林の集落に入り坂道を降りていくと、それらしき洋楼が見えてきた。あれだな!
おや、洋楼の前に何かいっぱい人がいる。カメラを持った人も・・・もしかして、ここは超有名観光名所なのか!?
ちょっと空くのを待とう。

ところで向かいにあったこの民居の壁が変わっている。一見レンガ色だがレンガではなく土壁っぽい。
そして35~40cmごとに間に薄い平瓦が挟み込まれているのだ。そして土の部分は版築をしたような層状の
横しまが入っている。こんな壁は見たことがないな。
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日干しレンガを積み重ねたものだろうかとも思うが、縦の筋は入っていない。小金門独特の造り方なのだろうか。
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続く。

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