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Channel: まちかど逍遥
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仙台港の貨物線をめぐる(後編)

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太平洋フェリーきその旅の続き。

線路は弧を描きながらサイロの向こうに姿を消す。この風景めちゃいいじゃないの!






さらに進むと、さっきの線路が道路を斜めに横断している。ん~~ここが見たかったんだよ。


きれいな半円を描く線路を追って移動する。おぉ、もう一度道路を横断だ!


遮断機はない。ここを機関車が貨車をずらずら引き連れて通って行く様子を思い描くとワクワクしてくる!
あぁ通らないかなぁ~


こちらの道路は幅が広く中央分離帯まであるので、さらに踏切感が感じられるな。いいねぇ!!
車道を横断する部分はコンクリートが敷いてあるが、幅3mぐらいの中央分離帯の部分だけご丁寧に通常の
バラスト敷きの路盤になっているのが楽しい。


道路を渡り終えた線路は、道路に沿って伸び、その先には駅がある。
あっ、その手前でまた分岐しているな。駅から斜めに一本、今歩いてきた道とは別の方向へと延びている。
あぁ~~見どころが次々と現れて退屈している暇もない~~


分岐部分の踏切はまた面白いことになっている。こりゃ何だ!?
線路は斜めに横断しているのに道路に垂直に遮断するようになっているので、遮断機が変なところにポツネンと
立っているのだ。

貨物の線路は目指す方向へおもむろに伸びているのが面白いんだなぁ~本能のままに進む動物みたいな(爆)
港湾など敷地にあまり制約がないところに作られているからだろうな。

さて、いよいよ駅!


渋いカラーリングのディーゼル機関車がいる。カッコイイなぁ~~。車庫には「仙台港臨海鉄道」と書かれている。
臨海鉄道は、各地の港でJR線から直通で乗り入れ貨物輸送を行うために設立された鉄道であり、
西日本では水島臨海鉄道衣浦臨海鉄道、名古屋臨海鉄道がある。秋田港で見たのも秋田臨海鉄道だったな。


赤いDE10もいる。そして緑色のタキ!たくさんいる~~
機関車から切り離されて留置されているが、DE10に曳かれて走って来るところを見たかったなぁ!






駅を過ぎるとまた分岐している。仙台駅の方から来る線路と、石巻の方へ行く線路だ。


いや~、貨物線めぐりは楽しい楽しい。
ここを15分ぐらい歩いていくとイオンがあり、歩いて買出しに行っていた人々もいたようだが、
イオンへ行くよりずっと楽しいよ!(笑)


ここまで見て1時間半、そろそろ乗船が始まる頃だ。なんてちょうどいいんだろう!
途中下船のモデルコースになりそうだな(笑)


出航するときにはもう真っ暗。港の灯りもすぐに見えなくなった。


マーメイドクラブで軽くピラフを食べたあとは、再開したお風呂にゆっくり入り、また部屋でマッタリ・・・

続く。

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