台湾の続き。
新竹駅に降り立った。広い構内には貨車や機関車も停まっている。古き良き鉄道風景が健在だ。
駅舎だけは以前にも見ている。日本統治時代の1913(大正2)年に建てられた、現存する台湾最古の駅舎。
アーチの高窓が並ぶコンコースの見上げ。こんな古い駅舎が現役というのはほんとに嬉しいなぁ!
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帰りの飛行機はまた深夜発なので台北で仮眠用の宿は押さえてあり、今日も一日フルに使える。
今回チェックしていた5つの建築は全て駅周辺に固まっているようなので、1時間もあればめぐれるだろう。
あとでもう一ヶ所、鶯歌の陶瓷博物館にも行こうと思っているので、1時台の自強号で戻ろう。
・・・などと考えていたのだが、結局、そんなあっさり引き上げるのは無理だった(笑)
新竹ぐらいの大きな町で、見どころがそれだけな訳がなかったのだ。
外へ出ると、暑い!!南国か!
日本と同様どんどん変わりゆく台湾の駅前であるが新竹駅はまだそれほど変わっていないようだ。
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駅からまっすぐ50mほど進むと、大きなロータリーがあり、それを中心に道が放射状に伸びている。
その中心には新竹にかつてあったお城の東門の建物があり「東門城」と呼ばれている。
そこから新竹のまち歩きをスタートしよう。しかしこういう町割の場合、どこから歩き始めるか迷ってしまう。
ロータリーのまわりにも気になる建物があるな。とりあえずぐるっと回ってみようか。
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ロータリーを貫くように流れる護城河はかつてお城の堀だったとか。現在は玉石できれいに護岸されていて
気持ち良さげな水の流れを見ながら多くの人がくつろいでいる。へぇ、いいね!
川沿いに建つ商業施設でちょっと古そうな建物を発見、近寄ってみると、あっ、タイルが。
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どこって?ここよ!ここ!
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ビルの共用部からあのタイルを見れないかなぁ?
2階の美容院の兄ちゃんに頼んで3階まで上がらせてもらい、階段部分の窓まで開けてもらって、
覗き込んだら、、、見えた!渋いモザイクタイルだな!
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兄ちゃん、ありがと~!美容院のかわいい女子店員さんはきょとんとしていたし、変な外国人と思われたな(苦笑)
この赤いのは警察の派出所。台湾の警察署は赤くてアールのついた建物が多い気がする。これは戦後建築かな。
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これも真っ白に塗られているが二丁掛の型押しかスクラッチタイル貼りの近代建築だろう。
ペンキを落とすとどんな表情になるだろうか。
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放射状の道路の両側に並ぶビルも所々古そうなものが混じっているが、後まわしにして順番に見ていこう。
こちらは1933(昭和8)年築の新竹市立影像博物館。もとは新竹遊楽館という映画館だったようだ。
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四角いモダンなフォルム。窓まわりの控えめなレリーフが上品だな。
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額縁の中にタイルがデザイン貼りされている。
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さて、ロータリーを一周してさっきの護城河の反対方向へ歩いてみると、面白い建物を見つけた。
何だこれは!?
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近寄って見ると、「新竹県市肉類商業同業公会・軍人服務站」と書かれていた。同業組合の建物かな。
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それにしても風変わりだ。アシンメトリーの建物で、中央部にはモダニズム建築によくある縦ラインを強調した
スリット状の窓があるが、左側の角部分はゆらゆらと不規則なカーブを描く壁が3階の高さまで立ち上がっているのだ!
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それに、入口ひさしを支える柱は何とこんな芸術的というかアクロバティックな形!何これ~~
またやわらかくアールのついた入口のひさしは右側が左側よりも少し軒出が大きいように見える。
表現主義なのか??不思議な建物だけど、ネット検索しても出てこなかった。。。
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続く。
新竹駅に降り立った。広い構内には貨車や機関車も停まっている。古き良き鉄道風景が健在だ。
駅舎だけは以前にも見ている。日本統治時代の1913(大正2)年に建てられた、現存する台湾最古の駅舎。
アーチの高窓が並ぶコンコースの見上げ。こんな古い駅舎が現役というのはほんとに嬉しいなぁ!
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帰りの飛行機はまた深夜発なので台北で仮眠用の宿は押さえてあり、今日も一日フルに使える。
今回チェックしていた5つの建築は全て駅周辺に固まっているようなので、1時間もあればめぐれるだろう。
あとでもう一ヶ所、鶯歌の陶瓷博物館にも行こうと思っているので、1時台の自強号で戻ろう。
・・・などと考えていたのだが、結局、そんなあっさり引き上げるのは無理だった(笑)
新竹ぐらいの大きな町で、見どころがそれだけな訳がなかったのだ。
外へ出ると、暑い!!南国か!
日本と同様どんどん変わりゆく台湾の駅前であるが新竹駅はまだそれほど変わっていないようだ。
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駅からまっすぐ50mほど進むと、大きなロータリーがあり、それを中心に道が放射状に伸びている。
その中心には新竹にかつてあったお城の東門の建物があり「東門城」と呼ばれている。
そこから新竹のまち歩きをスタートしよう。しかしこういう町割の場合、どこから歩き始めるか迷ってしまう。
ロータリーのまわりにも気になる建物があるな。とりあえずぐるっと回ってみようか。
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ロータリーを貫くように流れる護城河はかつてお城の堀だったとか。現在は玉石できれいに護岸されていて
気持ち良さげな水の流れを見ながら多くの人がくつろいでいる。へぇ、いいね!
川沿いに建つ商業施設でちょっと古そうな建物を発見、近寄ってみると、あっ、タイルが。
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どこって?ここよ!ここ!
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ビルの共用部からあのタイルを見れないかなぁ?
2階の美容院の兄ちゃんに頼んで3階まで上がらせてもらい、階段部分の窓まで開けてもらって、
覗き込んだら、、、見えた!渋いモザイクタイルだな!
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兄ちゃん、ありがと~!美容院のかわいい女子店員さんはきょとんとしていたし、変な外国人と思われたな(苦笑)
この赤いのは警察の派出所。台湾の警察署は赤くてアールのついた建物が多い気がする。これは戦後建築かな。
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これも真っ白に塗られているが二丁掛の型押しかスクラッチタイル貼りの近代建築だろう。
ペンキを落とすとどんな表情になるだろうか。
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放射状の道路の両側に並ぶビルも所々古そうなものが混じっているが、後まわしにして順番に見ていこう。
こちらは1933(昭和8)年築の新竹市立影像博物館。もとは新竹遊楽館という映画館だったようだ。
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四角いモダンなフォルム。窓まわりの控えめなレリーフが上品だな。
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額縁の中にタイルがデザイン貼りされている。
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さて、ロータリーを一周してさっきの護城河の反対方向へ歩いてみると、面白い建物を見つけた。
何だこれは!?
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近寄って見ると、「新竹県市肉類商業同業公会・軍人服務站」と書かれていた。同業組合の建物かな。
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それにしても風変わりだ。アシンメトリーの建物で、中央部にはモダニズム建築によくある縦ラインを強調した
スリット状の窓があるが、左側の角部分はゆらゆらと不規則なカーブを描く壁が3階の高さまで立ち上がっているのだ!
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それに、入口ひさしを支える柱は何とこんな芸術的というかアクロバティックな形!何これ~~
またやわらかくアールのついた入口のひさしは右側が左側よりも少し軒出が大きいように見える。
表現主義なのか??不思議な建物だけど、ネット検索しても出てこなかった。。。
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続く。