函館の続き。
五島軒本店にやって来た。結構新しいなぁと思って前回は外観を見ただけだったが、ステンドグラスが
あるというし、食事をしなくても見せてもらえるらしい。
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五島軒は1879(明治12)年創業、実に140年近くの長きにわたり函館で営業している老舗だ。
建物は1934(昭和9)年竣工。ここもまた、昭和9年の大火で焼けた後に復興した建物である。
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骨がボキボキに折れてちゃんと畳めなくなってしまった傘を傘立ての後ろに隠すように突っ込む(笑)。
さっそく入口の風除室のらんま部分にステンドグラスがあった。すずらんだな。北海道らしいデザイン。
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そしてホールの天井を見上げるとこんなレリーフが施されていて、やっぱり高級レストランの風格があるな!
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見学のみと申し出て、エントランスホール、ロビー、階段などをうろつく。クッキーやレトルトカレーなど
を売っている物販コーナーもあるな。
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やっぱり階段がいちばんの見どころ。
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これだ!三人の女性を描いたステンドグラスが、踊り場のところにはまっていた。
レストランにふさわしく果物や魚などが描かれ、女性は異国風の風貌。
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オパールセントグラスを巧みに取り入れ、女性の髪や衣服のドレープを表現している。
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背景は幾何学的でモダンなデザインだ。紫やターコイズブルーが効いているな!どことなくエキゾチックな
雰囲気をかもし出している。
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店を出ようとしたら、あれ??傘がない。カウンターの兄ちゃんにおずおずと「あの、ここにビニール傘を
置いてたんですけど。ちょっと骨は折れてたんですけど。」と聞くと、あっ、という顔をしてカウンターの奥へ。
・・・どうやらゴミと思って捨てられたようだ(苦笑)
「折れていたので・・・代わりにこれよろしければ使って下さい」と、少し小さめだがきれいなビニール傘を
渡してくれた。まぁ折れていない分さっきのよりは雨をしのげるかな。ありがたく使わせて頂こう。
坂を下りて十字街へ。旧今井百貨店函館支店はあいかわらず見映えがするなぁ!
現在は函館市地域交流まちづくりセンターとなっている。 1923(大正12)年築。
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まだ開いているみたいだな。中に入って見てみよう。
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おぉ、角地にある入口の風除室の床はモザイクタイル貼りだ。○×みたいな模様。
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天井にもレリーフ装飾が。
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中へ入ると・・・おやっ、柱や壁は大理石貼りなのだが、違う柄の石材を組み合わせてあるな!?
白と黒の大きな柄の石と、ピンク色のもやもやとした柄の石が、市松模様のように互い違いに並んでいる。
こんなのはじめて見るなぁ!
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中は広々としているというよりガランとしている。お客が誰もいないせいだろう。
部屋の中央にあるカウンターの両脇の柱も八角形で、面ごとに柄の違う大理石が貼られている。
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梁が複雑!!建物が角丸になっているからだろうか。
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いったい、どこからどこへ梁が渡っているんだか・・・(笑)
配線用のラックがなければ、この構造美をもっと楽しめるのになぁ!!
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すでに閉館時間を過ぎていたようなので退出。もう少し探索すればもっと見どころがあったかもしれないな。
まぁ、この建物は壊されることはないだろうから、またの機会に。
続く。
五島軒本店にやって来た。結構新しいなぁと思って前回は外観を見ただけだったが、ステンドグラスが
あるというし、食事をしなくても見せてもらえるらしい。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/8e/a80dca04b4b6a29a90cb5e19c087322f.jpg)
五島軒は1879(明治12)年創業、実に140年近くの長きにわたり函館で営業している老舗だ。
建物は1934(昭和9)年竣工。ここもまた、昭和9年の大火で焼けた後に復興した建物である。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/81/69e289c367a32337ecf6d3e42f6d5997.jpg)
骨がボキボキに折れてちゃんと畳めなくなってしまった傘を傘立ての後ろに隠すように突っ込む(笑)。
さっそく入口の風除室のらんま部分にステンドグラスがあった。すずらんだな。北海道らしいデザイン。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f6/3b91246a188f86ce3be5eff5079fb6c3.jpg)
そしてホールの天井を見上げるとこんなレリーフが施されていて、やっぱり高級レストランの風格があるな!
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/35/24ad65c2bba5a9176c481f3993830de9.jpg)
見学のみと申し出て、エントランスホール、ロビー、階段などをうろつく。クッキーやレトルトカレーなど
を売っている物販コーナーもあるな。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/b3/c8ab1297bf73bc0db795eadae5c51bd2.jpg)
やっぱり階段がいちばんの見どころ。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/d6/ee5203733ccc0e7981cd45348fa8b193.jpg)
これだ!三人の女性を描いたステンドグラスが、踊り場のところにはまっていた。
レストランにふさわしく果物や魚などが描かれ、女性は異国風の風貌。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/49/ad956f65d97eb5e5716cacf878905735.jpg)
オパールセントグラスを巧みに取り入れ、女性の髪や衣服のドレープを表現している。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/ef/07c2508079f5faeec95d78558d514000.jpg)
背景は幾何学的でモダンなデザインだ。紫やターコイズブルーが効いているな!どことなくエキゾチックな
雰囲気をかもし出している。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/28/9270d9441e546a08338313edf021e7de.jpg)
店を出ようとしたら、あれ??傘がない。カウンターの兄ちゃんにおずおずと「あの、ここにビニール傘を
置いてたんですけど。ちょっと骨は折れてたんですけど。」と聞くと、あっ、という顔をしてカウンターの奥へ。
・・・どうやらゴミと思って捨てられたようだ(苦笑)
「折れていたので・・・代わりにこれよろしければ使って下さい」と、少し小さめだがきれいなビニール傘を
渡してくれた。まぁ折れていない分さっきのよりは雨をしのげるかな。ありがたく使わせて頂こう。
坂を下りて十字街へ。旧今井百貨店函館支店はあいかわらず見映えがするなぁ!
現在は函館市地域交流まちづくりセンターとなっている。 1923(大正12)年築。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/38/643b4a401cf417adb90075f4d8566175.jpg)
まだ開いているみたいだな。中に入って見てみよう。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/18/207357c7674c15562a5bb959ba36049d.jpg)
おぉ、角地にある入口の風除室の床はモザイクタイル貼りだ。○×みたいな模様。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/22/2f7d516b038ceecd6fb5b1ba432f16d4.jpg)
天井にもレリーフ装飾が。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/03/573dee25cdce8dde0ea1413656ab23f0.jpg)
中へ入ると・・・おやっ、柱や壁は大理石貼りなのだが、違う柄の石材を組み合わせてあるな!?
白と黒の大きな柄の石と、ピンク色のもやもやとした柄の石が、市松模様のように互い違いに並んでいる。
こんなのはじめて見るなぁ!
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/a9/eced4f731667625457baf682e4582c42.jpg)
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/86/70a48cc5a25d72dc670aca76ee287438.jpg)
中は広々としているというよりガランとしている。お客が誰もいないせいだろう。
部屋の中央にあるカウンターの両脇の柱も八角形で、面ごとに柄の違う大理石が貼られている。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/6e/d3ad2061bd5ef1c58270fc103a5ce48f.jpg)
梁が複雑!!建物が角丸になっているからだろうか。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/75/6ed53940b269f5a3940a681cd1afd312.jpg)
いったい、どこからどこへ梁が渡っているんだか・・・(笑)
配線用のラックがなければ、この構造美をもっと楽しめるのになぁ!!
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/f7/3dc99275bb3cd788240c17f6b283abf7.jpg)
すでに閉館時間を過ぎていたようなので退出。もう少し探索すればもっと見どころがあったかもしれないな。
まぁ、この建物は壊されることはないだろうから、またの機会に。
続く。