Quantcast
Channel: まちかど逍遥
Viewing all 1991 articles
Browse latest View live

薄暮の呼野駅

$
0
0
小倉からちょろっと往復できるいい駅ないかな・・・目をつけたのは日田彦山線の呼野駅。
小倉から8駅、約30分。ネットで見た寂寥感あふれるホームに、しばし佇みに行こう。

日田彦山線はこれまで何回か乗っている。
途中志井までは都市郊外っぽい雰囲気であるが、石原町あたりから石灰石の石切場や
併走する錆びたレールなどが目に入ってくる。
呼野の次はもう採銅所、香春、そして田川伊田。そういう場所なのである。


呼野駅に着くと高校生7〜8人が定期を見せて降りて行った。このあたりも意外と住宅が多いのだな。
私も運転士さんにきっぷを渡してホームに降り立つ。家路につく高校生たちが行ってしまうと、
おおぉ・・・この景色を独り占め!




少し高い場所にしつらえられた簡素なホームから見晴らすのは、頂部を水平に切り取られた石灰岩の山。
足下を見下ろすと古いホーム跡と錆びたレールが草むらにうずもれている。

山の麓に立ち並ぶ中層集合住宅群は、社宅なのだろうか。

異様な山の姿は香春岳も同様で、この地方の特徴ある景色だ。


簡素な階段を下りて元の線路敷から薄暮のホームを見上げれば、あぁ・・・なんて美しいんだろう。
ホーム裏に残った立木のシルエットが何とも言えず印象的で心に残る。


道路から見上げる築堤上に、かつては古い木造駅舎があったのだろうか。。。


戻りの列車は15分後。あぁもっと、、、しばらくこの時間で止まっていてほしい。。。


あっという間に時間が過ぎ、カーブの向こうから気動車がガタゴトと音を立てながらやってきた。


あぁもう一本遅らそうか、、、後ろ髪引かれまくりながら、気動車の車内に足を踏み入れた。

石原町駅

$
0
0
呼野からひと駅戻り、石原町(いしはらまち)駅に降り立った。
ここは島状ホームと駅舎側ホームとが構内踏切でつながった、比較的大きな駅で、
時間を限ってはいるが有人の駅である。


ここは駅舎が古い。木目の浮き出た木部はこってりとペンキが塗り重ねられ
時代の下る鋼管製のラッチも使い込まれた風情でなじんでいる。




駅員さんは上り下りの列車が来るたびにホームへ出てきっぷ回収、構内踏切を渡るお客の安全確保、
窓口業務と、この時間帯結構忙しそう。

無人駅の荒涼としたホームを独り占めもいいが、やはり窓口に人がいるのは安心できるなぁ。
窓口から覗く駅務室は暖かそうだ。

日が暮れてきたが少し歩こう。おや、民家と畑の間に細い通路が。入って行ってみると踏切がある。

ここはまだ駅構内にあたるのだろうか、広がったレールを何本も越える踏切には遮断機がない。
その代わりと言っては何だが、注意表示が。(微笑)





線路沿いの道に戻って今度はちゃんとした車道の踏切まで来た。


田んぼの脇には小さな踏切小屋があってとってもいい感じ。どこかの犬の吠え声を聞きながら列車を待つ。
すっかり日も落ちて、何だか現実世界から遠く離れた気分。あぁ私は今なぜ北九州の田舎に佇んでいるんだろう・・・


・・・と、突然会社の携帯が。あぁ夢から冷めた(苦笑)




ちなみにこの駅の窓口ではクレジットカードで買った新幹線の指定席を変更することができない。
「マルス端末」がないからなのか。何とか予約の取消だけしてもらえたので助かった。。。


さぁそろそろ帰ろう。

あぁ楽しいアフターファイブだった(笑)

ひょんな松山

$
0
0
松山でたまたま通りががって目を留めた、茶房ひょん。
凜とした佇まいは老舗なのか現代のセンスのお店なのか一見しただけではわからない。

そのときは時間がなかったのでとりあえずショップカードをもらっておこうと店内に一歩入ると・・・
うわぁ。センス良く落ち着いた大人の空間。しかも温かみがある。
外観以上にすてきな雰囲気に、明日のお昼絶対来ようと心に決めた。
(この時は翌日の予定どころか、まだ宿も取っていなかったのだが・・・)


そんなわけで次の日お昼どきに合わせてやってきた。あぁやっぱり素敵だ〜!

わくわくしながらお店に入ると店主の女性は私が昨日来たことを覚えてくれていたようで、
ランチを準備してくれながら、話し掛けて下さった。

お仕事で来られたんですか。
昨日は仕事だったんですけど今日は遊びです。
松山は初めてですか。
2回目なんですよ。。。

ぽつぽつと言葉を交わしているうちに、隣の席の2人の女性の方も話し掛けてきて下さって、
いつの間にか松山、愛媛のいいとこ談議に。


店主の大屋さんは建築好きでまちづくりにも関わっておられる方で、いろいろ本や資料を見せて下さったり
おすすめの小さなまちを教えて下さったり。隣の席のお二人も一緒にあそこがいいね、ここがいいねと、
わいわいおしゃべり。同じくカウンター席の常連のおっちゃんも地元の昔の話をしてくれたりと、、、
なんだか初めて来たお店とは思えないような、温かい雰囲気に包まれ・・・あぁ楽しい。
自然と人々が集まり親しい雰囲気が出来上がってくる、このお店はそういう場所のようだ。


去年の春にバースデーきっぷで愛媛県内をめぐった記事は途中で途切れたままだが(汗)
話しているうちに、あっちもこっちも、2日間でよくあれだけ見てまわったなと我ながら驚いた。
しかしその分見逃しているものも多いわけで、、、あのとき諦めた街、諦めた建物、
まだまだ知らない魅力的なまちをまた見に来なければ!!船に乗ってね(笑)

楽しくてついつい1時間半近くも長居してしまった茶房ひょんを出て、
「建築好きなら」と招待券を頂いた安藤忠雄作の坂の上の雲ミュージアムに行く。
正三角形のガラス張りの建物は尖った感覚を体現しているように思えるが、構想段階のスケッチや
メモを見ると、地形を生かし視界を考慮し借景を生かす工夫がされているらしい。


ところで今日の帰りはどういうルートにしようか。ミュージアムのカフェでココアを飲みながら考える。
愛媛県からは九州・中国地方・関西と船の航路がいろいろある。
大阪〜松山便はなくなってしまったものの、夢を広げる余地はまだまだあるのだ(笑)。
とはいえ、今この時間から今日中に帰るには、松山から呉に渡るルートがいいかな。
広島行きフェリーの発着する港は伊予鉄高浜にある。あの素晴らしい高浜駅舎をもう一度見たいしちょうどいい。
ただし駅の目の前の港は島へ渡る船用であり、広島行きは少し離れたところに新しく整備された
松山観光港からであるのが少々残念。


ひょんで「三津の古建築ものがたり」という本を見ていたら(なんとこの本、頂いてしまった!恐縮。。)、
前回渡し船に乗って古い建築もいくつか見つけた三津の町は、実は内部がすごいらしい。
まぁ公開はしていないのだが、高浜に行く前にちょろっと寄ってみようと思いついた。
今からだと1時間も歩けないが、思い出すだけでも、と。

ところが。三津から高浜へのタイムリミットを調べようと携帯で検索していたところ、すごいことを
発見してしまった。なんと、三津港から出ている中島行きの船が、高浜港に寄るらしいのだ。
しかも、あの高浜駅の目の前の港に!!
伊予鉄三津駅からまちなかを抜けて三津港へ。そこから船で高浜港へ渡る。高浜駅舎を見てから
松山観光港へ行って呉へ渡る。何とワクワクするルートだろう!!!よ〜し、これで帰ろう!

船旅は三津から

$
0
0
伊予鉄三津駅から港へまっすぐ続く商店街は、ところどころ空き地が目立ち、引きはがされた
隣家の壁が痛々しい。立派な古い建物もいくつか残ってはいるが、内部を伺い知ることはできないし
本に載っていた店を探して見たが、しもたやでシャッターが閉まっていると気づくことすらできない。
内部公開してくれるイベントとかないのかなぁ。食事どころなどゆっくり入って見れる建築が増えてほしいなぁ。



さて港は・・・あった。停泊しているあのフェリーが中島行きだな。
窓口で高浜までのきっぷを買う。150円。安っ!伊予鉄と同じ値段だ。


それでも三津から高浜まで船に乗る人はあまりいないのか、フェリーに乗り込むとききっぷを
おっちゃんに渡したら、ちょっと怪訝そうな顔をされた(苦笑)。
さぁ出航。一番上のデッキに上がると、三津の渡しが運河の両岸を行き来しているのが見えた。



船はゆっくり岸を離れ、梅津寺あたりの海岸線を見ながら進んで岬をぐるりと回りこむと、
もう高浜の港が見えてきた。楽しいねぇ〜


岸に近づくにつれ、見覚えのある素敵な木造駅舎の姿がはっきりしてくる。健在だ、よかったぁ!
そして、到着。


乗り込んでくるお客を待ってから出ようとしたら、危うく踏み板を外されそうになる。
降ります、降りるんです!


あぁ、前回駅から眺めていたこの高浜港、ここから船に乗りたいなぁと思って見ていた港の、
今回は海側から駅を見る。
いいねぇ!!

ここから松山観光港までバスで2分くらいだとか。
「歩いていく方がお金もかからないしいいですよ」とバスの運チャン(笑)

ふらふら歩いて行く途中、古そうな本瓦葺きの民家が見えたので路地を入ると、おおっ。洋館が付いていた。




松山観光港は広くて新しいターミナルビルと岸壁が空中通路によって結ばれた近代的な港で、
小倉行きのフェリーもここから出ている。そちらもいつか。。。




もう日暮れ間近。出航してしばらくデッキで佇んでいたが寒いので退散。。。



約2時間で呉に到着、船旅終了。JRで広島へ出てみずほで新大阪へ〜


ちなみに、なんで船で広島まで行かず呉で降りたのか?
それは呉の現場をちらっと見たかったから。一石二鳥のGOODなルートで満足満足!!
愛媛、また来よう。

玄武洞で鳥肌!

$
0
0
今年はズワイガニが解禁になって早々、佐津のいつものところへ食べに行ってきた。
犬が家でお留守番しているので、お昼ごはんである。
何度か浮気してみたがことごとく裏切られ、ここに戻ってくる。あぁやっぱりここが一番!!


佐津駅も飾らず素朴なままでうれしいね。


あっ、「きのさき」の駅名が残っている!
ある時気がついたら「城崎温泉」駅になっていて、あれ?確か「城崎」だったよなぁ、と思ったものだ。


カニを食べたあと早めに出てきたのは、玄武洞へ立ち寄るため。前々から行きたかったのだ。
子供のころ一度行ったような気がするのだが、、、記憶があいまい。

車で直接乗り付けるのでなく、玄武洞駅から円山川を船で渡っていくというのも気分が盛り上がる!

対岸は公園になっていて、階段や、石垣や、路面、、、いたるところに玄武岩が使われている。
うひょ〜、わくわくするねぇ〜




目指す玄武洞は階段を上ってすぐ。まずは右の階段をさらに上って、青龍洞へ。

うぉ〜〜〜!!!すごい!!・・・・鳥肌がゾワッと。


石の束。


石の繊維。


さっき食べたカニの身のようだ(笑)。


自然の力はすごいなぁ!!
溶岩がゆっくり流れて冷えるときに内部で均一な力が発生して六角形に割れ目ができ
柱状節理という、繊維のような状態になるらしい。

この迫力を伝えられるような写真がうまく撮れなくて悔しい。。。
青龍洞が一番すごくて、あとから見た他の洞はちょっと見劣りしてしまった。

紅葉もちょうど見ごろ。





紅葉も見れたし満足満足!

帰りも船でゆらゆらと。しかし川の上は寒い!!


玄武洞駅から城崎に戻り、温泉にちゃぽん!ふぅ〜〜

しかし正直、駅前のさとの湯はスーパー銭湯とあまり変わらないよな。。。味わいはない。

鞆の浦の風景

$
0
0
洋風建築めぐり講座の課外授業みたいな1泊2日のツアーが催された。
川島先生の生まれ故郷である鞆の浦で、一般に公開されていない建物を巡り説明も聞けるというので
是非参加したいが金曜日仕事を休めない。無理を言って土曜日の朝から途中参加させてもらった。

あいにくの雨。ここ何回かで日ごろの行い貯金を使い切ってしまったせいか(笑)。
福山から合流してバスで30分ほど走ると、瀬戸内海が見えてきた!
鞆の一番端でバスを降り、急坂をひいひい言いながら上りたどり着いた、先生発見の藤井厚二物件(一般非公開)は
全面改修工事中で見る影もないスケルトン状態。土砂降りの中集団でどろどろの工事現場を見学する・・・
う〜ん、マニアックというか物好きなツアー(苦笑)

坂道を降りながら町を一望。洋館の赤い屋根が印象的だ。


細い路地を通り抜け、元散髪屋のカフェを見学したり保命酒の醸造所で試飲したり。
鞆のまちなかは車の往来が激しく、歩いてみると迂回ルートの必要性も理解できる。


その鞆の町のメインストリートの一角に建つランドマーク的な建物、元散髪屋の友光軒。
先生の説明によるとアールヌーボースタイルだそうだが、アールデコにしか見えない。
建物内部にシノワズリーの影響を受けた意匠があるのがその根拠とのことであるが、どうもよく分からない。


しかし今のお店もアンティークな照明器具が似合いとても素敵な雰囲気だ。
こんなところでゆっくりお茶を飲みたいが、次へ次へと急かされる・・・(苦笑)


友光軒の隣にはお風呂屋も併設されていた。千鳥格子の折上げ格天井が、ガレージとなった今も
頭上を飾っている。奥の元浴室の壁にはタイルも健在。


通常は入れない非公開の建物をいくつか見学して、有名な対潮楼や鞆城跡に建つ歴史民俗資料館にも行き、
そしてお昼時には福山市営渡船に乗って仙酔島にも渡るという大層よくばりなスケジュール。


しかし盛りだくさんすぎて気になるまちかどもすっ飛ばして歩くので、少々欲求不満気味。。。




鞆には遊郭もあった。港を作るために陸と島との間の浅瀬を埋め立てた、その埋立地に建設された。
新造の土地に遊郭を立地させるのはよくある手法だ。


もちろん今では建物のほとんどが建て替わり周辺のまちなみと同化しているが、狭い石段の脇には
「遊郭地」の石標が今もみられる。
そしてわずかに残った遊郭建築が最近改修され、ショップとカフェのある「ありそギャラリー」、
セレブな宿「汀邸 遠音近音」としてオープンしている。

最後に1時間弱自由時間を取ってもらえたので、カフェでお茶するという皆と別れて
一人でまちを歩いた。

鞆の張り瓦

$
0
0
古代から瀬戸内の主要な港であった鞆は、明治後期ごろから衰退したとはいえ、まちなかを歩くと
豪勢な造りの町家が見られ、漁村とは明らかに違う豊かさが感じられる。
こってり盛られた漆喰がふくよかなイメージをかもし出すなまこ壁は、富の象徴とも言えそうだ。

2階の腰壁に貼られたなまこ壁は瓦の中央に扇形の飾りが。
以前津山線の弓削で「鳥なまこ」も見たが、これは釘隠しなのだろうか?


これはなまこ壁ではないが焼き物のようだ。和製テラコッタというべきか。


ここにも何か花形の装飾が張り付いていたと思われる跡が。。。


驚くのがこちら。
国重要文化財の大田家住宅の土間はこんなモダンな市松模様!黒い部分は瓦、白い部分は漆喰という。
洋館の床に憧れて棟梁が在来の材料を使って作った苦心の作だとか。まさしく擬洋風建築ではないか。

入口からちらっと覗き込んだだけで終わってしまったが、入場料を払って説明をいろいろ聞きたかったな。
ネットで見てみるとタイルもあったようだ。

そしてこの路地が一番気に入った!
奥に港がちらりと見えるのもいいし、この壁の張り瓦の素敵なこと!!
太田家の床に使われていたのと同じ大判の瓦が、水平方向に太い目地を取ってずらりと張られている。


水平方向のなまこ壁も時々見られるが、この目地はかまぼこ型に盛り上がっておらず、ほぼ瓦の面と
ツライチである。この使い方はなまこ壁というよりもタイルだ。
寸法が大きく厚みが感じられる張り瓦。そして目地も太い分、とても迫力がある。

この壁に魅入られ、離れ難い。。。

サイコロみたいに4つ玉、5つ玉の飾りのあるなまこ壁。こんなのはあまり見たことがなかったなぁ。
船板を転用した壁もいい。




こちらはちょくちょく見られる七宝つなぎや六角形のバリエーションも。



ファサード一面弁柄で塗られた町家もあり、こちらも富をにおわせる。
洋館もポツポツあり、昭和レトロなまちなみもあり、やはりもう一度ゆっくりと歩きに来たい
魅力的なまちであった。


楽しい!和歌山城

$
0
0
和歌山城ってなぜか岡山城とイメージがかぶるのは、いずれもまちなかにあるからだろうか。
特に城好きというわけではない私だが、なぜか和歌山城は行ってみたいなと前から思っていた。

雨の日曜日、母と兄と3人で和歌山の温泉へ行こうと出かけたときに、まぁ行ってみようかと軽い同意を得て
和歌山城へ乗り込んだ。すると・・・


堀の内側へ一歩踏み込むと、まるで山城のような起伏と見事な石垣!!しかもこの石垣は、私の大好きな
青石の石垣なのである。緩勾配で積んだ石垣はらくらくよじ登れそうだ。

和歌山城は虎伏山と呼ばれる丘であったところに城が作られたといい、山城のような趣は
天然の地形からくるものなのかもしれない。

ミルフィーユのような層状の節理を見せる紀州青石は、大阪城の石垣のような巨大なかたまりは見られない。
石の大きさや向きに脈絡のない乱積みが基本だが、出角部分だけは規則正しい算木積みが見られる。


和歌山ならではの石垣景観。雨に濡れて光る青石垣はこの上なく美しい!
ここが市街地の真ん中であることをすっかり忘れてしまった。

今の天守閣は和歌山大空襲で消失したのを昭和33(1958)年に復元されたものだとか。

ところでお城の中にある土産物屋の建物は、どこかの木造駅舎を移設したんじゃないの!?と思うほど
駅っぽい。


売店の窓口が出札窓口に見えてくるもんね。
ケーブルの駅があったのか!?などと兄と妄想をふくらます(笑)。


その売店の裏手をふと見ると、こんなものが!!みかん山モノレール。うわぁ〜楽しい!


そうかぁ、このモノレールの駅舎だったんだな(笑)

売店の商品を運び上げるのに今も毎日使っているという。残念ながら人は乗れない。


二の丸庭園には紅葉が残っていた。さすが南国(?)
今年見損ねた紅葉を楽しむこともできたし、満足満足。







面白いことに、この和歌山城の中にはなんと動物園もある。


子供向けと思って侮るなかれ。エミューやビーバー、クジャク、フラミンゴ、ペンギンまでいるのだから驚き!!


これは何?「マーラ」という動物らしい。
ウサギのようでネズミのようでワラビーのようで・・・か〜わいい〜〜

いい大人3人、大はしゃぎして、結局和歌山城だけで3時間ぐらい滞在した。
(天守閣には入っていないのに・・・笑)

和歌山城

伊太祈曽駅

$
0
0
和歌山に行ったメインの目的は花山温泉だったが、和歌山電鉄が近くを走っているので、
前回下車できなかった伊太祈曽(いだきそ)駅へ行くことにした。
ほんとは車で駅前に乗り付けるのは不本意なのだが、今回は寄り道なのでよしとするか。

さて、田んぼの中を走るいちご電車を遠くに見ながら山手へ向かい、伊太祁曽神社ののぼりはためく
参道を入ると、見覚えあるホームが現れる。さらに踏切を越え駅前の細い道を行くと、
こちらは初めてご対面の駅舎が。おお、いいねぇ!

※「伊太祁曽」は2006(平成18)年に和歌山電鐵へ継承されるまでの旧駅名。読みは同じ。

ここは車両基地のある主要駅で、有人駅である。ショーケースにグッズがいっぱい並べられ、
沿線の見どころマップなどの情報もある。
うしろにはガラス張りの寝床が・・・ここの主である「ニタマ駅長」は非常勤で今日はお休みらしい。
たま駅長の他にニタマ駅長もいたのか。。




構内には「おもちゃ電車」がスタンバイ中。私は大人なので(笑)車庫の中の南海カラーの車両の方が
好きだが、子供は楽しいだろう。上質なデザインなら風景としてもそれほど目障りでない。


列車の行き違いができる島状ホームに軒飾りの付いた上屋が。
「いだきそ」という名はもちろん伊太祁曽神社からついた地名だろうが、神代を彷彿させる謎めいた響き。


前回はここから数駅先の大池遊園まで行ったが、終点の貴志には行かなかった。
思えばそのときはまだ猫型の新駅舎ができる前で旧駅舎が健在だったはず。行っておけばよかったな。。。

今回の訪問は伊太祈曽ピンポイントだったが、貴志駅の猫型新駅舎も桧皮葺きの木造建築らしいから
また一度見に行ってみよう。

走り続ける、鮮魚列車

$
0
0
しばらく前になるが・・・
五位堂での仕事のあと会社へ戻ろうと駅に行ったら、懐かしいエンジ1色の車両が停まっていた。
この「鮮魚列車」は、早朝に伊勢方面で水揚げされた海産物を大阪へ運ぶ列車である。
今もまだ走っていたのか!!


昔実家から近鉄電車で大阪に通っていたころ、朝急行待ちをしているとこの鮮魚列車が急行より先に来て
先に発車するのをうらめしく眺めていたものだ。ガラガラなんだから乗せてくれればいいのに・・・と。
しかし実際はガラガラというわけでもなく、車内には鮮魚の入ったトロ箱が積み上げられていて、
座席でおばちゃんが横になっている。

駅の案内板には「貸切」と表示されるが、「伊勢志摩魚行商組合連合会」貸切の「行商専用列車」である。
考えてみるとこれはある意味、貨物輸送ではないか!
関西の私鉄で定期的な貨物輸送は私の知る限り、西濃鉄道と三岐鉄道、水島臨海鉄道ぐらいではないだろうか。
(他にもあるなら見に行きたい!)
こんな貴重な列車が身近に走っていたのだ。そう言えば。

近鉄で旅客列車の行先表示が幕式に変わってからも、鮮魚列車だけは赤地に白丸のホーロー製のサボをつけて
走っていたのを思い出す。さすがに今はもうつけていないが、昔と変わらず毎日走り続けていると知って、
とても愛おしい気持ちになった。

帰途に着く鮮魚列車。
また近々、ちゃんと時刻を調べて見に行こう。

本町湯と緑橋界隈

$
0
0
こないだから週一ペースで通っている緑橋。駅へ戻ろうと緑橋商店街を歩いていたら、、、うおっ、ぎょっ!

あの常盤温泉亡き後も、緑橋にはまだこのような渋いお風呂屋が現役で営業していたか!

立派な入母屋破風はお寺のよう。屋根の上のエノコロ草がいい感じ。
落ち着いた柄の暖簾もぴったりはまっている。

会社へ戻るところだったが、食べ損ねたお昼の時間を利用して・・・と心が揺れたが、
さすがに会社で風呂上がりの匂いを放っていてはマズいわな。。。(笑)
あらためて入りに来よう。

こちらがその常盤温泉。廃業されて久しいが建物は美しく保たれ、今も夕方になると暖簾が
かかりそうな雰囲気。やっていないのが信じられないくらい。


今も住居として使われているのか、ガラス戸越しに灯りが見えた。
それとも別の用途に活用されているのかな。


赤竜、青竜、黄竜・・・


緑橋駅までの間に、気になる建物がいっぱい。かなり古い町家も残っていて、なんかすごい。


小さな建物だが洋館風でインパクトがある。入口まわりのタイル使いもしゃれている。
屋根は天然スレートではなく多分カラーベストだろう。


こちらの長屋はアーチや1Fの壁の腰部分の石張りなど、常盤温泉と共通するファサードのデザイン。
常盤温泉を真似たのだろうか。


こちらもタイル張りだがラチス状の面格子がえらく厳重にガードしている印象で質屋っぽい。


こちらのお宅も長屋なのだろうが、隣のお米屋さんを見ると、元は純和風長屋だったのを後から
単独で流行りの洋風にリフォームしたのだろうか。

この昔ながらのお米屋さんの佇まいも惹かれる。。

シンプルなアーチ窓が洗練された印象のお宅。塗装もきれいにし直されていて新しい建物かと見まごうが、
建物の側面を覗くと、やはり裏は普通の木造民家で表構えだけビル顔であることがわかる。

こちらも元はタイル貼りだったと見える。

うわ〜風格ある町家!と思ったら、「町家再生複合施設 燈(あかり)」として使われているようだ。
防火水槽が道路上に鎮座。

この施設は4年前からやっているらしい。やっぱり見る人は早くから目をつけていたんだな。

昭和レトロで魅力的なお店も多数。区画整理され切っていないエリアもあり、つぶさに歩くと
さらに面白そうだ。


最後に転用物件を。駐車場の土間を舗装するかわりに、排水溝のコンクリートふたをびっしりと、
車5台分敷き詰めてある。どこからこんなにどっさり集めてきたのか・・・・運んできて隙間なく
並べるだけでも大変な労力だっただろう。人間の節約魂はすごい!(笑)

2つの甘木駅

$
0
0
博多近辺でいい駅ないかな。。。
携帯でさくっと調べてみると、JR博多から20分ほど南へ下った基山(きやま)というところから、
甘木鉄道がピロッと伸びていて、その終点の甘木駅がなかなかいい感じ。そして甘木にはもう一つ、
西鉄甘木駅があるらしく、こちらもなかなか良さそう。2つ見れるならトンボ返りでも行く価値があるな。
よし、行ってみよう。




てなわけで、基山駅の端のホームから気動車に乗り込みトコトコと甘木駅を目指す。




ここは甘木鉄道本社もある終着駅。
島状ホームと駅舎は構内踏切でつながり、線路はホームからさらに伸びて車庫に至る。


もう日は落ちてしまったが空に残った光は幻想的な色。あぁ美しい〜


九州各地の駅名や特産品などをモチーフにした小石原焼のタイルが貼られていた。
「一九八五年十一月十日 民陶の里小石原焼」と書かれている。どこかの学校の生徒たちが
体験学習で作ったものだろう。九州の地への愛情が感じられるし、落ち着いた色合いでいいね!


素敵な終着駅だ。



甘木鉄道甘木駅のロータリーから伸びる道を2〜3分歩くと、西鉄甘木駅が見えた。


こちらは道路に寄り添うように駅舎が建ち、線路はぷつりと切られたように終点になっている。
同じく終着駅ではあるが、もと国鉄の甘木鉄道に比べていかにも私鉄らしい。


下見板貼りのかわいい駅舎は小さいが有人駅だ。ここから列車に乗りたい衝動に駆られるが、
携帯の乗換案内で何度検索しても予定の新幹線の時間までに博多へ戻れない。
この甘木線は、博多方面へ行くにはいったん久留米あたりへ出て乗り換えなければならず時間がかかる。

甘木駅は1948(昭和23)年築で、西鉄では最古の駅舎だとか。

今回時間もなくまちなかはうろつけなかったけれど、鉄道が2つも路線を伸ばすくらいだから、
この甘木というまちは何か主要な産業があったか昔からの交通の要衝だったのだろう。
歩いたらきっと面白いものに出会えそう。またの機会に。

タラップ

$
0
0
飛行機やフェリーに乗るとき、ターミナルから空中通路で直接機内・船内へ入ってしまうよりも、
やっぱり地上からタラップを上って乗り込みたい、と思う。

ところでこれは宮古島で数年前に見かけたとき「おおっ!」と思いながら不覚にも車を止めさせず
場所も確認しなかったのであるが、今回やっと再びめぐり合うことができたのである。


サトウキビ畑の中にポツリと建つ民家の、屋根の上へ上がるステップとして使われているのは
本物の飛行機のタラップである!
ここにやってきた経緯はわからないが、いや〜なんとも素敵じゃないの!!


あまりに素敵なのでつい踏み込みそうになったが、、、人の家、人の家。

「JTA」と書かれているのが沖縄らしくていい。「南西航空」なら尚よかったが(笑)。


あぁ素晴らしき転用物件。

ゆく年 2012年

$
0
0
2012年もblog「まちかど逍遥」をご愛顧頂きありがとうございました。
今年は出張先や旅先のネタが多く身近な大阪の風景が少なかったように思います。
また鉄ネタばかり続くと建築ファンの方には退屈に思われたかもしれません。
しかし魅力的な風景はどこにでもあるもので、新たな旅のきっかけとなれば幸いです。

今日は特に寒いですが、皆様、温かくして新年を迎えましょう。

迫力ある、志免鉱業所竪坑櫓。近くにボタ山もあります。
こちらも出張時、すぐ近くだというのでちょろっと回ってもらいました(笑)。

来る年 2013年

$
0
0
あけましておめでとうございます。

若い頃は旅先でお正月を迎えることもありましたが、近年はどこも出かけず
親きょうだいと共に実家近くの小さな神社に初詣に行き、マッタリ過ごすのが
通例になっています(笑)。
昔は何とも感じなかったけど、生まれ育った場所というのは、大人になって
そこを離れてからようやく良さがわかり、年々その思いが強くなりますね。


さて、当「まちかど逍遥」BLOGでは、日々の生活の中でハッとさせられる魅力的な空間、
風土に根ざした特徴的なまちなみや風景、人間味あふれる愛しい物件、などなど
今年もいろいろ紹介していけたらと思いますので、皆様おつき合いよろしくお願いいたします。

今年も一年、よい年になりますように。。。

千間川跡を歩く

$
0
0
地下鉄深江橋駅を出て地上に上がると、長方形の街割りを斜めに切り裂くように西北西へ伸びる道がある。


始まって少しの間は整備された遊歩道になっているが、そこを過ぎると普通の道路。


街路樹と言うには妙な配置の緑陰を見ても明らかに廃川跡である。


この道をたどって西へ歩いていくと、どこからともなくいい匂いがしてくる。


道が城東運河の堤防にぶつかって終わるところに、お香を製造している工場があった。
天昇堂香舗」。
昔ながらの家内工業を思わせる木造の建物である。いい匂いの源はここだったのだ。



仕事を終えて帰りはいつも緑橋駅まで歩く。
ジグザグ歩きながら南へ下りてきて、商店街や本町湯やモダンな建物たちを見ながら
少し幅の広い東西の道を渡り地下鉄入口にアクセスすることが多いが、
今日は商店街をまっすぐ歩いて今里筋に出てから南へ折れた。

おや、なんか碑があるぞ。
「千間川(せんげんがわ)と緑橋」。


あぁやっぱり、あの深江橋から斜めに伸びる廃川跡は、城東運河を越えてこっちまで続いていたのか。
もちろんある時期に作られた人工の川であり全く自然の川ではないのでほぼ直線であるが、
この少し広い道幅もしかり、部分的に植樹帯があるなど、少し不自然だとは思っていた。
千間川は城東運河と平野運河を結ぶ水路であったらしいが、1968(昭和43)年頃から
埋め立てられ暗渠化されたようだ。緑橋や深江橋は千間川に架かっていた橋の名だったんだな。


運河を掘削する場合にはもとあった小川など自然の水路を部分的に利用するのはよくあることだが、
この千間川跡の微かに揺らいだ雰囲気から、はるか昔の自然の流れを感じる。


しかしちゃんと平成9年に案内碑が建てられていたとは、お見それしました〜(笑)
でも、最初にこの碑を見てから歩くより、体感してから答を知る方が楽しいんだよ。

阪神三宮駅のタイル

$
0
0
久々阪神電車で三宮駅に着いたら、おや、えらくイメージが変わったな。

長らく改修工事をしていて、天井板をはずしたらオリジナルの優美なアーチ梁が出てきたことが
ニュースにもなっていたが、東口改札もすでにオープンし意匠も整い、いよいよ完成目前だな。


イメチェンの最大要因は柱である。以前はオリジナルと思われる焼き豆腐タイル(布目タイル)貼り
だったのが、新たにレンガ調のタイルに張り替えられた。
新しいタイルは点状の凹や引っかき傷がつけられているのだが、おそらく機械でなく人の手で
施したと見え、うまく手作り感が出ていて好感が持てる。


しかしあのくすんだ布目タイルは・・・?

あっ、端の方の柱にまだ残っていた。


この四角い穴から古いタイルを見えるようにするのか、それとも単に別のものをはめ込むための穴なのか
不明だが、とにかく古いタイルの上にベタッとモルタルを塗ったりはつり取ってしまったわけではなく、
外側に新たな下地が作られているようである。


阪神電鉄は眠っていた近代のアーチ梁を現代の駅に生かす一方、この柱も壊すのでなくいつか将来
また改修工事をするときまで封印しておくことにしたのだろうか。
表面を撤去すると貴重なオリジナルタイルが姿を現す・・・この柱がそんなタイムカプセルになって
いるとしたら、阪神電鉄は何と夢のある会社だろう!!

いや、実際の意図はわからないけどね(笑)

まねき温泉

$
0
0
緑橋の現場から直帰。怒濤のような1日の疲れを本町湯で癒そうと、緑橋商店街へ向かったら・・・
あれ!?閉まってる。しかもガラス戸の中に暖簾が掛かっていない。えっ、えっ、まさか。。。
よぎる不安にそこを立ち去ることができず、誰かに聞こうとしばらく灯りのない本町湯の写真を撮っていた。


「屋根が珍しいですか?」
近所にお住まいらしき若奥さんが私より先に声を掛けてきて下さったので、聞いてみた。
すると、月・金が定休日だって!あぁ、よかったぁ〜
「何度か通っていて今日こそは入ろうと思って来たら閉まってたんで、心配しました」
「このあたり古いお風呂屋さんいっぱいありますよ、この先にもあるんで行ってみられたら?
外は新しく見えるけど中は一番古いですよ!」

・・・と教えてもらって来たのがここ、まねき温泉。


ほほぅなるほど、細い路地に面したタイル貼りのお風呂屋は確かに小ぎれいだが、「まねき温泉」の
金縁文字が古さを感じさせる。



今日はお風呂セットを持っていないので番台でフルセット購入。入浴料はなぜか安くて350円。


うわぁ、見かけより古いな。ロッカーは一部木製墨書きのが残ってるし、天井には二枚羽のファン。
豆タイルのモザイク画やレリーフガラスのらんまもあるぞ。




そして浴室に入れば、シンプルな浅深浴槽の周囲に御影石張りの床!ストレートエッジの白タイルは
役モノ多用!色ムラのあるターコイズブルーのタイル!

至福のとき。。。


ポカポカあったまって、今日の心身の疲れを全部ではないが洗い流せて、帰り道はちょっとごきげん。
このまねき温泉は駅近だし中央線だし、これから会社帰りの立ち寄り湯として使えるな〜
そして緑橋周辺には他にも古いお風呂屋があるらしいので開拓しにこよ!!

まる捨と珈琲カトレヤ

$
0
0
久々yumeさんと京都で会ってうろうろして、最後四条まで歩いて来たので、まる捨でお茶しようと向かったら、、、

なくなっている!がま口やさんになっていた。うわ〜ん(泣)
おばちゃんがひとりでやってたもんなぁ〜
そう、前にここを通ってから1年以上は経っていたので、大丈夫かなぁと話しながら来たのだ。
あぁ。。


仕方ないので、同じ四条通沿いでさっき目を留めていた、珈琲カトレヤに入ることに。
こちらもずいぶん渋い店だが、前からあったかなぁ??
私はあまり京都を知らないが、今までにも前を通れば必ず目を留めていたはずなのにね、、、などと
話しながらドアを入ると、うわぁ、やっぱり古そう。でも店員さんは皆若い。



オニキスのカウンター板が素敵〜

ミルクティーを頼むときに店のお兄ちゃんに聞いてみると、お店自体は60年ぐらい経つらしい。
そして、代替わりするときにしばらく店を閉めていた時期があり、2年ほど前に、3代目である
このお兄ちゃんがお店を再オープンしたということだ。あぁやっぱりそうだったのか。


お店の奥には透明基調のステンドグラスが!その向こうはトイレ。

これはトイレ側から撮った写真。お店側から見る方がきれいなんだけど、ステンドグラス横の席には
お客さんがいたので撮れず。

お店の中央には暖炉が・・・あれ、違うな。古い手押しポンプが。レトロなインテリアか。
・・・と思ったら!なんと本物の井戸だって!帰ってからyumeさんがメールで教えてくれた。
飾りと思ってよく見ていなかったぁ。「御神水」って書いてたのはこのことだったんだ〜

でもこんな素敵なお店を人手に渡さず代々続けられてほんとによかったなぁ!


四条通に面した2つの老舗喫茶店の運命・・・



チャンピオン

$
0
0
CHAMPION(チャンピオン)という名のお肉屋さん。
元は公設市場だったような小さなアーケード街(?)の入口にある、間口の広いお店。

この辺で肉屋と言えばココ、という店なんだろうな。ロゴもいい。

あっ、これは?
赤と白の御影石の小片を組み合わせて作ったモザイクの豚だ。
くるりと巻いたしっぽまで作り込んであるのがかわいいね!

木の枠はだいぶ古そうだが、いつからあるのだろうか。

豚の顔がオッサンの顔に隠れてしまっているのが残念。
どかせないかと押してみたが、くっつけてあるようで動かなかった。


Viewing all 1991 articles
Browse latest View live