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Channel: まちかど逍遥
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石塚旅館に泊まる

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紫波町からの続き。

去年のGWに北海道から東北を巡ったとき、日帰りで立ち寄った国見温泉石塚旅館
天然のものとは信じがたい鮮やかな緑色のお湯が忘れられず、今度は何としても泊まりたいと、
長い冬季休業が明けるやいなや予約を入れたのだ。もともとここが今回の旅のメインである。

天気予報通りちょっと曇ってきた空に不安を感じながら、石塚旅館へ車を走らせる。
国道から分岐してからの山道はもっと遠かったイメージがあったが、意外と近かったな。
前回は雨が降っていたせいだろうか。

おぉ、ついに来た!今回はここに泊まれるんだぁ~!うれしさがこみ上げる。
カメムシがいやしないかと少し恐れていたのだが、今の時期はまだいないと。ホッ。。。


部屋に荷物をおいたら早速温泉へ。
ここ石塚旅館には、男女別の四角い浴槽の内風呂と、開放的な内風呂に露天風呂がついた女性用の
浴室のほか、男風呂の内風呂からつながった完全オープンの混浴露天風呂がある。
もちろん前回は入っていないが、今回はチャレンジしてやろう、ともくろんでいたのだ(笑)

露天風呂は廊下からも直接出れるようになっていて、外用のぞうりに履き替えて偵察・・・あぁ人がいるな。
手前側に屋根が立ちその内側が棚になっていて、残りの三方は低い石組みのみ。
ふふーん、吹きさらしじゃないからまだ何とかなりそう(笑)


とりあえずは男女別の内風呂に入る。


うおぉ~っ、鮮やかな緑色のお湯は健在!!あいたかった~~!


これこれ、この出汁味。相変わらず結晶もたっぷり浮いている。温度は少し高めだが冷ましながら
何度も出たり入ったり。ん~~最高。ゆっくり浸かりすぎてご飯の時間に遅れかけた(汗)


食後はまた温泉へ。廊下に面した露天風呂への出口をチェックすると、他の人のスリッパが置いていない。
これは人がいない可能性高し!(男湯から来てる可能性もあるが)
見に行くと予想通り無人。飲酒しての入浴はやめましょうと書いてあったので、夕食でお酒を飲んだ人は
入ってないだろうと踏んだのだ(笑)。

今しかない!というわけで、しばし露天風呂を独占。ちょっとどんよりした空だけど、涼しくて
開放的で気持ちいい~♪もくろみが達成できてよかった~

夜には女性用の露天風呂でまたゆっくり入り満足満足。あぁ堪能~~!



翌朝起きたら、、、窓の外はこんな状態。あぁ~また雨かぁ(凹)
これは早く出発した方がいいのかな、これから酷くなってきたら山道が心配だ。
でもここを出て今日泊まる玉川温泉まで1時間半ぐらいだから、早く着きすぎてもなぁ。。。

結局チェックアウトの10時になってから出発。この雨の中どこかに行く気にもならない。。
道の駅あねっこまで戻って晩ごはんの買い物&買い食いして、抽選のガラガラを回したら、よりによって
4等のボックスティッシュが当たってしまった(爆)。5等の南部せんべいでよかったのに(苦笑)

雨がひどくなってきたので車に駆け込み出発する。せっかくだから田沢湖の水面を見ていこうとしたら、
すでに濁流が流れ込んでいてカフェオレ色・・・湖畔に降りる気にもならずスルー(苦笑)。
前回はここから乳頭温泉郷の鶴の湯まで行ったのだった。あの時も雨だった(汗)
あっそうだ、水沢温泉のあの濃厚な硫黄の香りのお湯にもう一度入りに行こう。ちょっと寄り道。
露天風呂はさすがにこの雨で薄まっていたが相変わらず気持ちいい温泉だった。


まだお昼過ぎで、宿に着いてもチェックイン時間には早いかもしれないが、寄り道するところが
もうない(汗)。もう覚悟を決めて(?)玉川温泉へ向かおう。
玉川温泉へは田沢湖から一本道の山道を1時間あまり走らねばならず、地図を見ると川沿いの
くねくね道もあるので、この雨で大丈夫かと不安で宿に電話してみたら、国道は大丈夫ですよ、との答え。
あぁそうか。温泉目当てに全国からお客が来る超有名温泉地だし国道だもんな、心配するような
狭い山道ではなくきちんと整備された道路なんだ。多少の雨など問題にはならないんだな。。。
安心して走り出す。

道は広いし里の道もあり、車も少ないので快調に走って到着時刻はどんどん短縮されていく。
しかし途中で出会う川は結構濁流だ(汗)。ダム湖に沿って走り、そのまま川沿いを上っていくと
えぐれた河原が広がっておりちょっと不安に。。。
トンネルや落石覆いが増えてきて、早くこのエリアを脱出したくて自然とスピードが速まる(苦笑)
雨足はさらに強くなる一方・・・

続く。

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