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Channel: まちかど逍遥
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久々に京都を歩く。 ~船岡山あたり

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京都の続き。

船岡温泉を出たらもう薄暗くなりかけていた。
今日は京都駅前で用事があってちょうどお昼頃に京都に着いたのだが、思えば家を出てから何も
食べていない(苦笑)。タイル鑑賞がてら、さらさ西陣でごはんを食べることに。


窓の下がタイル張りなのはお風呂屋も町家と同じつくり。しかし豪華さが違うな(爆)
台湾の深坑や、マレーシアのマラッカでは同じように道路に面した窓の下にマジョリカタイルが貼られている家がある。




ここも久しぶりだなぁ。
ちょうどタイルの壁に向かった一人用のソファー席があったのでそこを陣取る。


おぉ・・・あいかわらずタイルの楽園。まるで壁紙のようにすみずみまで模様で埋め尽くされている。






こちらはテーブル席。2000年にオープンした頃話題になったのを覚えているが、一人から大人数まで
対応でき、夜遅くまでやっていてごはんも食べられるおしゃれなカフェは地元の人から日帰り遠足客、
観光客まで幅広い人気で磐石の地位を築いている。




脱衣所の水場もそのままでうれしいなぁ。


レタスにくるまれたチャーハン。結構和風な味付けだった。チャイも飲んでマッタリ・・・


さらさ西陣を出て、歩いていると遠目に気になる建物が。。。近寄って見ると、古い町家をお店にするのか
ちょっと改修してあった。


しかし、なんだこれは!?本業タイルが縦一列に7枚。まわりの壁は新しそうなので、改修時に貼り付けたのだろう。


民家の片隅にあったデッドストックタイルを使ったのだろうか?


最後にmayumamaさんのブログに載っていた紙商カワハラだけは見て帰りたい。
googleで探して行ってみると、あった!!


左側のショーウインドーの下のテラゾーの枠の中を埋めるのは緑色と白の市松模様のタイル、そして
その中央に蛇紋岩風擬石タイルが!!何と個性的なタイル使い!


側面には同じ市松模様のタイルがひし形に貼られている。
ちなみにこれは一枚のタイルが四分割され白と緑に塗り分けられたマジョリカタイルだ。


右側の窓の下には白と黒のつやありのストレートエッジタイルが交互に並べられ、さらに段ごとに少し
ずらしてある。するとどうだろう、、、本当は長方形なのに、台形のタイルが並んでいるように見える~~
何度見直してもそう見える。目の錯覚はすごいな!!


側面は同じタイルだがまた違う貼り方で、網代状に並べられ黒白のギザギザになっている。
取扱い商品であった紙とは何の関係ないと思うが(笑)、さぞや人々の目を引いたことだろう。


もう日もとっぷりと落ちたし、そろそろ帰ろう。近くのバス停から京都駅へ行くバスもあるようだ。
・・・と、乗ったバスは北大路通を西へ向かい、西大路通を南下して北野白梅町、西院を経由して七条通を
東へ進み、梅小路公園を右手に見ながら、西本願寺、東本願寺、そしてようやく京都駅前へ。。。
たっぷり40分もかかった(汗)。こんな遠回りすると分かっていたら、鞍馬口まで歩いて地下鉄に乗った
のになぁ。京都のバスは難しい・・・(汗)

おわり。

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