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Channel: まちかど逍遥
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久々に京都を歩く。 ~二条城あたり

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京都の続き。

陶板でできた「青葉寮」の文字は、葉っぱっぽい織部の緑色。


丸窓、半円アーチ窓のあるこちらの建物は京都市児童福祉センター。見るからに小学校っぽいんだけど、
運動場がなくて敷地が小さいか?検索してみたら、旧京都市児童院らしい。ははぁ、なるほど。


こんな洋館付き住宅を発見!大谷石のような凝灰岩の薄板を貼り付けてある。


重厚な鉄の面格子の内側にはモールガラスと清楚なカーテンが。




荒く叩いた石の表面。叩けるほどの厚みがあるということだ。


きれいなスモーキーグリーンの小口タイル。織部に乳白釉をかけるとこんな色になる。
乳白釉のかかり具合がまちまちでむらむらなのがいいなぁ。


こちらは鮮やかなオレンジ色のふっくらタイル、結晶散らし。美しい~~!


黒の「ややふっくら」タイル、出隅役物一式。この三角形のがかわいいよね!
役物ってやっぱりリッチな気分~♪


いきなりなんだか不思議な雰囲気の長屋が出てきた。なんだこれは、めちゃくちゃ長いぞ!?
このあたり「平安京内裏弘徽殿跡」なんだそうで、復元した建物なのかなぁ?


大判の布目タイル。右側が二丁掛けサイズなので倍くらいの高さがある。
こんな小面積でもイレギュラーサイズのタイルを用いて中心振り分けにしてあるところがこだわっているなぁ!


二丁掛けのほうもなかなか美しい。


間口が狭くほぼ同じ構成になりがちな町家のファサードは、さながらタイルのギャラリーだ。


タイルそのものの風合いで魅せるお宅もあれば、色のコーディネイトで魅せるお宅も。


うわ、いきなり現れたこの建物は何だろう。普通の町家のつくりではないな、倉庫か、工場か。


平地なのに高い石積みの塀があり、その横手には未舗装の私道が奥へと続いている。


道の奥は見通せないがうっそうとした森になっていて、何だか不思議な雰囲気。。。


続く。

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