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Channel: まちかど逍遥
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雪の鹿児島 妙見温泉のセレブ宿を偵察

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妙見温泉の続き。

ここ妙見温泉には湯治のできる安い宿もある一方でセレブな宿もある。

こちらはおりはし旅館。明治12年創業の老舗旅館で、本館の建物は大正時代のものという。
日本秘湯を守る会のメンバーにもなっており泉質は折り紙つき。これは絶対外せないだろう。
立ち寄り湯であわよくば建物も見てみたい。


ところが行ってみると、敷地全体を大改修中。敷地内に数ヶ所あるという露天風呂もすべてお湯が抜かれて
丸裸状態。。。オフシーズンの間に工事をしてしまおうということだろうが、これは無念。。。
山水荘という内湯はやっているようだったが、この状態では価値半分。他へ行くか(涙)



八十八湯めぐりの温泉にラインナップされている石原荘も、妙見温泉での立ち寄り湯候補。
一万坪あるという天降川沿いの敷地は木立が美しく保たれ、自然に溶け込むように建物や露天風呂が
配置されている。まちがいなく高級宿だ。
古城のように風情ある石蔵はもちろん移築されたものだが、長年ここに建っていたかのような貫禄。
何とこれも客室らしい。


ちょっと敷地内を偵察。この階段は?


うわぁ!!すごいロケーションの露天風呂。これは入りたいぞ~~!

でもさっき田島本館で温泉に入ったばかりだから、ちょっと散策してからにしよう。


石原荘の対岸に茅葺き屋根が見えた。ギョッ、あれは何だ!?川を渡って見に行くと、
妙見発電所の少し先に入口があった。


忘れの里雅叙園」。これはもしや超高級温泉リゾートじゃないのか!?
スマホで検索すると、やはり憧れの高級宿のようだ。立ち寄り湯可能かと調べてみたが
カフェでの昼食とセットで3500円かららしい。う~ん、どうするか。お昼も食べたいから
このプランでもいいのだが、それほどゆっくりする時間もないからもったいないなぁ。。。


ちょっと偵察だけ・・・ニワトリの歩き回る坂道を下りて敷地内へ。一番手前にレセプションの
小屋があり、その奥に宿泊棟や食事処が並ぶ。川沿いには浴場があるようだ。

部屋を見せてもらえませんかと聞いてみたが宿泊者以外はダメと言われた。高級宿だから当然か。。。

全10室の宿泊棟の茅葺き小屋はすべて近隣の取り壊し予定の古民家を譲り受け移築したものだとか。
この雅叙園のオーナーは、何とあの田島本館のオーナーと同じ人なのだとか。驚き!!
こんなセレブな宿に連泊してのんびりしてみたいなぁ~、いつかは!



・・・ということで、今日の立ち寄り湯は石原荘にしよう。しかしここも温泉だけで1200円するから
かなり贅沢だ。とりあえずスタンプはゲット。


フロントでお金を払って案内されたのは、七実の湯という露天風呂。立ち寄り湯ではここしか
入れないようだ。さっきの川沿いの露天風呂は入れないのかぁ・・・ちょっと残念。


しかし、オープンエアーの渡り廊下を歩いて行った七実の湯は・・・


おうっ!こちらもなかなかいいじゃないの!誰もいなくて貸切状態。お湯は貝汁のようにうっすら
濁っておいしそう(笑)。


半分がオープンで、川までは手が届きそう。うわ~~これはいいなぁ!ひとりで出たり入ったり、
長時間ここでくつろぎ、優雅な気分を満喫した。




露天風呂のすぐ下をエメラルドグリーンの天降川が流れる。

結局お昼ごはん抜きだった(笑)

続く。

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