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名古屋ビルめぐり 名古屋陶磁器会館

名古屋の続き。

市役所駅から地下鉄に乗って高岳駅まで移動。
太洋ビル。1931(昭和6)年の築。「太洋株式会社」と検索してもそれらしいのが出てこない
ところを見ると、会社はもうなくなったのか。ビルの感じからして商社だと想像するのだが。
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太洋商工株式会社というのは今もあって、このビルの管理をしているらしい。ま、こちらも本来の
業務内容は別だっただろうが、今は貸しオフィスビルになっているこのビルの世話をしていると
いうことなのだろう。
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2013年に塗り替えられた外壁は落ち着いた色合いで、部分的に石使いが効いているエントランスまわりも
シンプルながら素敵だ。まだまだ桜通りの顔としてがんばってほしいなぁ!

えび茶色の立体的なボーダーがひときわ目を引くビル。効果的なタイル使いだな!
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日本陶磁器センター。さすがっす。
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こちらは1958(昭和33)年に建てられた新館で、裏に旧館がある。
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ぐるっと裏へ回るとかなり古そうな建物が。これが日本陶磁器センターの旧館。
しかし、3階にアーチ窓が見られるものの、出入口は勝手口のような地味なドアがひとつあるだけで
なんとも地味。角に煙突があるのも無骨で裏側感満載。
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・・・と思ったら、桜通りの拡幅によってこの建物は曳家され、その前に新館が建てられたのだった。
なので、旧館の堂々たるエントランスは、新館の裏に隠れてしまいもう見ることができない。
もったいないなぁ。どうせなら、180度回せばよかったのに!?
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日本陶業連盟のサイトに写真があった。

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ちょっと移動して・・・こちらは名古屋陶磁器会館。上の写真の日本陶磁器センターの旧館とよく似た
色合いのスクラッチタイル貼りでアシンメトリーな外観、3階は後の増築と思われる。
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全体的にすっきり装飾は抑えて、スクラッチタイルの趣を生かした外装。
アーチ窓と、一部横ラインもポイント的に入っていて、洗練された感じだな!
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側面の階段室の窓の下部が段々になっているのが遊び心を感じるなぁ~
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エントランスの梁にはこんなレリーフが。テラコッタではなくモルタルかコンクリートのようだ。
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平日は開いていて1階の展示室を見学可能らしいがこの日は日曜なので閉まっていた。
恨めしくガラス窓に顔をつけて覗き込むのみ・・・(苦笑)
ステンドグラスもあるし照明の笠も素敵だし・・・きっと見どころが多いに違いない。
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名古屋陶磁器会館のサイト
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向かいにあった喫茶店、ばんぶう。2階の窓のルーバーを囲む緑色のラインとCOFFEEの文字が
かわいいな。これも焼き物だろうか?
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続く。

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