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Channel: まちかど逍遥
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雨の熊本旅 つなぎ美術館のモノレール

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水俣からの続き。

水俣のまちを一通り歩いたので、次の列車で移動しよう。1時間ほど時間があるので、津奈木で下車する。
前回行ったつなぎ温泉に入りに行くか、それともそこからもう少し先にあるつなぎ美術館へ行くか。
つなぎ温泉四季彩は、みかん山モノレールのような乗り物に乗って上った岩山の上に露天風呂がある
面白い温泉。そしてつなぎ美術館には裏の舞鶴城公園とを結ぶ、さらに距離が長いモノレールがあるのだ。
帰る前に汗を流したい気持ちもあるが、つなぎ温泉のモノレールは前回乗ったし、つなぎ美術館へ行ってみるか。。。
時間があれば温泉にも入りに行こう。雨はまだ降ったり止んだり。。。

美術館自体に入らずモノレールだけというのもちょっと失礼かと気が引けるが・・・。

料金を受付で払って2階のテラスへ行くと、いるいる、モノレールが!


レールは津奈木川を超え・・・そこからぐーんと岩山を登る!!そしていったん木々に隠れたレールは
はるか上の方で再び現れ、さらに岩山の陰へと回り込んで見えなくなる。これは楽しい~~♪


数人の年配者のグループと一緒に乗り込んで、出発!


最初はゆっくりゆっくり・・・さぁ、急勾配に差し掛かった。不思議だがコンパートメントは常に
ほぼ水平に保たれるようになっていて、まるで斜行エレベーターのように快適に岩山を登って行く。


ぐんぐん高度を増すにつれ、見晴らしがよくなる。高低差は100mぐらいあるらしい。
モノレールの終点は展望台になっていて、海まで見晴らすことができる。「幸せの鐘」なんかも
あって同乗のご老人たちも鳴らしていた(微笑)


展望台の隣のとんがった岩が重磐岩(ちょうはんがん)と呼ばれる。鉱物名かと思ったが
そうではなく、「ゴジラ岩」とかと同じ固有名詞。溶岩が固まってできた岩山らしい。
モノレールの終点から階段があって重磐岩の近くまで登れるようになっている。もうあまり時間がないが
とりあえずここまで来たからには一番上まで行っておこう。
重磐岩が目の前!柵があって先端までは行けないので念のため(笑)


乗ってきたモノレールも小さく見える。


そのあと、時間がないからと私一人先にモノレールで下ろしてもらうことに。
帰りは貸切状態なので、上も下も横も自由に写真を撮れる(笑)


私を下ろしたモノレールは再び上っていく。






津奈木川に架かる「重磐岩眼鏡橋」も近くで見ておこう。前回時間がなく遠目からズームで撮っただけだった。




橋の中央はほとんど輪石の厚みしかなく、両端は若干壁石が積まれているが、とても薄く洗練されたフォルム。
美形だなぁ!!


そうこうしている間にお客を乗せたモノレールが再び下りてきた。
いろんな角度からモノレールを十分見ることができて満足満足!その代わり温泉に入る時間は
なかったなぁ。


さて、これで今回の旅は終わり。八代へ戻って八代駅前から空港行きバス、スーパーばんぺいゆ号に
乗り込んだところで、ようやく青空が・・・遅いよ(苦笑)

終わり。




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