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Channel: まちかど逍遥
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佐賀~長崎の旅 小浜温泉を自転車でうろつく

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雲仙からの続き。

雲仙の山のふもとに小浜温泉というところがあり、古い旅館や共同浴場もあるので一度行ってみたいと
前々から思っていた。今回の旅の最後の一泊をどこにしようか悩んでいたのだが、ぐうたらな私は
やっぱり温泉のあるところがいいなぁ~ということで、この小浜温泉に宿を取っていた。

雲仙観光ホテルの送迎バスは小浜の付近を通るのだが、乗降場は諫早駅と長崎空港なので通り過ぎて
しまうなぁ。諫早駅まで送迎バスに乗ってそこから再び小浜行きの路線バスで戻って・・・う~ん、
めんどくさい(汗)。ダメモトで、小浜で下ろしてもらえないか頼んだところ、快諾。やったぁ~!
・・・ということで、送迎バスの出発時間の12時までゆっくり散歩したりお土産物を見て回ったりし、
マイクロバスで小浜温泉の中心地にポトッと下ろしてもらうことができた。ありがとう~~

9月末というのに真夏のような日差し。。。そして小浜温泉の源泉は100℃!!暑い~~

高温のお湯が沸く小浜温泉、温泉街の中心部にあるマリンパークには蒸し窯があって、誰でも
食べ物を持ち込んで蒸すことができる。窯の使用料は無料だが、向かいの売店でカゴのレンタル料を払う。
自前のカゴなら完全無料だ。
これでお昼を食べようと、いったん宿に荷物を置いてから、スーパーでウインナーとオクラを買って
戻ってきた。他にもいろいろ食べたかったのだが、1パックの量が多くて・・・(困)


売店で買った卵と一緒に、蒸し蒸し~~
あっという間に出来上がり、ベンチで食べる。楽しいね~~♪塩だけでこんなにおいしいんだから!


さて、まちをうろつきに出かけよう。宿で無料で自転車を貸りられたのはラッキー!
このどでかい唐破風は春陽館。古い木造旅館で、お風呂は八十八湯めぐりの湯に選定されている。
立ち寄り湯は遅くまでやってるので、あとで入ろう。


海沿いに広がる小浜のまちは端から端まで結構距離がある。いちばんの目的である脇浜共同浴場は
まちの南端あたりにあるのだが、北端にある共同浴場がこの「浜の湯」。フォントがいい感じ。
こっちも入ってみたいのはやまやまなんだけど、さすがに今日は無理・・・チャンスは明日の朝かな。


自転車でまちなかを走る。
小浜のまちは海沿いを走る国道と、一本山側を走る細い道が平行している。
国道沿いには大規模なホテルや団体向けの飲食店や土産物屋が並び賑やかだが、山手の道沿いには
小規模な飲食店や旅館が建ち並んでいてしっとりした温泉街の風情が感じられる。


城跡の石垣が続く。今はこの上に小浜歴史資料館があるが、時間がないのでパス。。。






そしてようやくたどり着いた脇浜共同浴場。おお~っ、素敵なロケーション。


建物は近年改修されたようで若干きれいになっているが、木造のオリジナルの形をそのまま保っている。


うわぁ・・・番台や脱衣所、浴室も・・・いい感じ!!木の扉に番号が墨書きされたロッカー、
「効用」や「浴客心得」などの年季の入った額はそのままで、改修は最低限だったようだ。


まっ昼間というのにお客が次から次へとやってくる。窓は全開、脱衣所の戸も全開、何とも開放的で
おおらかで、爽やかなお風呂だ。ちょっと熱めだったけど、ダクダクの汗を流してさっぱり!!


こちらは日本秘湯を守る会の宿、旅館國崎。泊まってみたいなぁ。




昭和な旅館を覗き込んだりしながら、また宿の方へ戻る。


続く。

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