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Channel: まちかど逍遥
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音戸のまちなみ

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音戸の瀬戸の続き。

渡船を楽しんだあとは、古い町並みが残る音戸の旧道を歩こう。


きれいな半月形を描く音戸の港は、海沿いを走るバス道の一本内側に旧道が通っている。
幅3m弱くらいの小道に面して、元旅館や銀行建築、工場などが軒を連ねる。もちろん住宅も。


この製網工場はもう空き家かな。。。






神殿風の列柱のある建物は銀行だな。しかしこのド派手なピンク色は・・・(苦笑)
壁にうっすら「呉銀行音戸支店」の文字が、右から左へ。こんな細い旧道に唐突な気がするが
港町としてそこそこ栄えていた証だろう。




向かいには河野診療所。


マップに江戸期に建てられた「瓦壁の家」と載っていたので探したがなかなか見つからず・・・
ようやく見つけた瓦壁は、木目の化粧トタンからほんの申し訳程度に顔を出すのみ。
もとは壁一面に瓦が貼ってあったのだろうが、傷みが進んで雨が浸みてくるので上からトタンを
かぶせたのだろう。張り瓦だけでは雨をしのげなかったと見える。仕方ないな。。。




木の電柱もちょくちょく見かける。コケが生えて何ともいい色~
後ろの建物はひさしの裏までタイル貼り。いいね!


あぁ、これはお風呂屋だ!桜湯。入りたいが・・・もうやっていないようだ。
丸く刈り込まれた枝がキャッチーな木はカイヅカイブキかな。


レトロな行灯はそのまま残されている。素敵~


少し歩いたところにまたお風呂屋があった。そちらは普通の建物だが現役らしい。この距離で
2軒あったらちょっと厳しかっただろう。。。


覗き込みながら歩く路地の水路の水は海色。オレンジ色の石垣も美しいなぁ。


続く。


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