ニセコからの続き。
ペンションのある場所は別荘地で、散歩するとフキノトウの群落やカタクリやミズバショウの花などが
目を楽しませてくれる。
北海道に来てからというもの、いたるところでつくしの群生に出会う。実家に帰ってつくし採りをして
楽しんでいたのがバカらしくなるほど、1ヶ所に数千本というつくしがゴッソリ生えているのである(爆)。
こちらの人は食べないのだろうか。
フキノトウにしてもそうだ。こないだ母親がお墓の横で小さなフキノトウを2つ見つけたと言って
こっそり採って帰っていたが、こちらではもう掃いて捨てるほど生えているのだ。
おや!?あれは・・・車掌車「ヨ」?廃線跡でもあるのかと思ったが、別荘地のオーナーがコテージを
建てる代わりに置いているのかな。それともこの車両を置くために別荘地を買ったとか・・・
帰りはペンションの最寄の昆布駅まで送ってもらい、ひと駅移動してニセコを散策しよう。
ニセコ駅舎はリゾート地らしい山小屋風のおしゃれなデザイン。
宇奈月温泉駅などもそうだが、突飛でなく密度の高いデザインで安っぽい建材を使わず木や石など
天然の材料を使ってしっかり建てられていれば、時と共に味わいが醸成されていくのだ。
次の列車までの約2時間半を過ごせる自信がなければ途中下車しない。
この辺りの駅は昆布駅のように駅前に集落が全くないところも多く、それに比べるとニセコは都会だ(笑)
駅構内には茶房ヌプリという、雰囲気のよさそうな喫茶店もある。ここも目的のひとつ。あとで入ろう。
まずは駅の横にある転車台を見に行く。
本線からここまで続いていたレールはブツリと断たれ、すでにオブジェとなっている。
それから石造の農業倉庫群。
きれいな石積みの姿をとどめているのはこの1号と2号の2棟。その他に改修された倉庫がいくつか。
羊蹄山ろくの農産物の集積場だったニセコ駅周辺は、かつて多くの石造倉庫群やでんぷん工場などが
建ち並んでいたのだとか。この倉庫は1931(昭和6)年に造られたものらしい。
現在これらの倉庫はまちづくりの一環で再活用を検討されているという。
港周辺の倉庫群の活用例は多いが、内陸部にある農業倉庫の活用例はそれほど多くないのではと思う。
うまく使われるといいなぁ。
駅前に温泉施設もあるが、ちょっとは運動せねばと、ハイキングがてら2キロあまり離れた
道の駅まで歩くことに。
ニセコ駅は谷あいにあり、急な坂道を登った台地の上がまちの中心部である。すごい見晴らし!
ただしまちなみを期待する場所ではない。
途中にあった神社の境内がピンク色に!
山桜やソメイヨシノとはちょっと違うみたい??
社は何となく洋館っぽいなぁ。直線的な破風と鉄板葺きの屋根のせいか。
羊蹄山とアンヌプリに挟まれた道の駅までのハイキングは心まで広々としてくる。
見たことのないような野菜や産品が並ぶ道の駅では買い物欲を抑えるのが大変。。。
まだ旅の半分も終わってないし、これからずっと持ち歩くのはちょっとな・・・
引き返して駅に戻るともう温泉に入る時間などない。身体が冷えたし茶房ヌプリで温かいお茶だけ飲もう。
うわぁ。。。素敵。
茶房と言う名にぴったりのしっとり落ち着いた空間は、ここが駅舎内ということを忘れさせる。
窓辺にしつらえられた蘭の鉢の棚越しに、ちょうどいい具合に調光された自然光が降り注ぐ。
ホットチョコレートは熱々で、列車が来るまでに飲み終えられるかとちょっと焦った。。
こんな落ち着く空間でほんの20分の滞在はもったいなかったなぁ!ランチ時間に合わせて来てもいいな。
途中下車を目一杯楽しんで、余市へ移動。
続く。
ペンションのある場所は別荘地で、散歩するとフキノトウの群落やカタクリやミズバショウの花などが
目を楽しませてくれる。
北海道に来てからというもの、いたるところでつくしの群生に出会う。実家に帰ってつくし採りをして
楽しんでいたのがバカらしくなるほど、1ヶ所に数千本というつくしがゴッソリ生えているのである(爆)。
こちらの人は食べないのだろうか。
フキノトウにしてもそうだ。こないだ母親がお墓の横で小さなフキノトウを2つ見つけたと言って
こっそり採って帰っていたが、こちらではもう掃いて捨てるほど生えているのだ。
おや!?あれは・・・車掌車「ヨ」?廃線跡でもあるのかと思ったが、別荘地のオーナーがコテージを
建てる代わりに置いているのかな。それともこの車両を置くために別荘地を買ったとか・・・
帰りはペンションの最寄の昆布駅まで送ってもらい、ひと駅移動してニセコを散策しよう。
ニセコ駅舎はリゾート地らしい山小屋風のおしゃれなデザイン。
宇奈月温泉駅などもそうだが、突飛でなく密度の高いデザインで安っぽい建材を使わず木や石など
天然の材料を使ってしっかり建てられていれば、時と共に味わいが醸成されていくのだ。
次の列車までの約2時間半を過ごせる自信がなければ途中下車しない。
この辺りの駅は昆布駅のように駅前に集落が全くないところも多く、それに比べるとニセコは都会だ(笑)
駅構内には茶房ヌプリという、雰囲気のよさそうな喫茶店もある。ここも目的のひとつ。あとで入ろう。
まずは駅の横にある転車台を見に行く。
本線からここまで続いていたレールはブツリと断たれ、すでにオブジェとなっている。
それから石造の農業倉庫群。
きれいな石積みの姿をとどめているのはこの1号と2号の2棟。その他に改修された倉庫がいくつか。
羊蹄山ろくの農産物の集積場だったニセコ駅周辺は、かつて多くの石造倉庫群やでんぷん工場などが
建ち並んでいたのだとか。この倉庫は1931(昭和6)年に造られたものらしい。
現在これらの倉庫はまちづくりの一環で再活用を検討されているという。
港周辺の倉庫群の活用例は多いが、内陸部にある農業倉庫の活用例はそれほど多くないのではと思う。
うまく使われるといいなぁ。
駅前に温泉施設もあるが、ちょっとは運動せねばと、ハイキングがてら2キロあまり離れた
道の駅まで歩くことに。
ニセコ駅は谷あいにあり、急な坂道を登った台地の上がまちの中心部である。すごい見晴らし!
ただしまちなみを期待する場所ではない。
途中にあった神社の境内がピンク色に!
山桜やソメイヨシノとはちょっと違うみたい??
社は何となく洋館っぽいなぁ。直線的な破風と鉄板葺きの屋根のせいか。
羊蹄山とアンヌプリに挟まれた道の駅までのハイキングは心まで広々としてくる。
見たことのないような野菜や産品が並ぶ道の駅では買い物欲を抑えるのが大変。。。
まだ旅の半分も終わってないし、これからずっと持ち歩くのはちょっとな・・・
引き返して駅に戻るともう温泉に入る時間などない。身体が冷えたし茶房ヌプリで温かいお茶だけ飲もう。
うわぁ。。。素敵。
茶房と言う名にぴったりのしっとり落ち着いた空間は、ここが駅舎内ということを忘れさせる。
窓辺にしつらえられた蘭の鉢の棚越しに、ちょうどいい具合に調光された自然光が降り注ぐ。
ホットチョコレートは熱々で、列車が来るまでに飲み終えられるかとちょっと焦った。。
こんな落ち着く空間でほんの20分の滞在はもったいなかったなぁ!ランチ時間に合わせて来てもいいな。
途中下車を目一杯楽しんで、余市へ移動。
続く。