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Channel: まちかど逍遥
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南小樽の夜歩き

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小樽からの続き。

フェリー港から南小樽駅までタクシーで数分。
隣の小樽駅近くの方が宿も店も多いし、動きやすいのに、なんで南小樽に宿をとったのか?
それは前々から惹かれていた南小樽駅をじっくり見るため(笑)


この駅はちょっと変わった構造なのだ。駅舎が丘の上に建ちホームは切り通しの下にあって、
跨線橋で結ばれているのだが、その跨線橋が古くて、リベット打ちの桁や板張りの壁が
なんとも味わいがある。


そして南小樽駅では桜が見頃。うわぁ~きれい~!
切り通しの斜面から生えた桜の木がホームに覆いかぶさるように枝を伸ばしている。
大阪ではとっくに終わったのに、思わぬ夜桜に感激!


明日ここから乗る前にゆっくり見よう~


魚松旅館にチェックインして荷物を置いたら夜歩きに。まずさっきタクシーの窓から見えた気になる
建物を見に行こう。
坂道を下って行くと、あった!瓦の乗った3階建ての黒い建物。お風呂屋かと思ったが違って、
旗屋さんのようだ。しかし暗くてよく見えないな。明日朝にもう一度来ないと。。


いったん南小樽駅へ戻り逆の方へ行く。これは南小樽駅の裏口。石畳と四角い箱型の建物は
表側とはずいぶん印象が違う。


黄色い灯りに照らされた踏切に佇む。北海道の踏切は隙間だらけで大らか(笑)。


南小樽駅周辺は、「大観光地・小樽」の片鱗すら感じさせない、ごく日常のまちなみである。
大阪のまちかどにありそうなこんな企業ビルを見つけた。でもネットがかかっているな。もう空家だろうか?


坂道を下りきって「メルヘン交差点」の方へ行ってみる。ここは七叉路で、角角には近代建築が残っている。
昼間は観光客でごった返しているであろうこの場所も、さすがに夜の22時では人っ子一人いない(笑)。

オルゴール博物館となっているのは、もと共成株式会社という米穀商。このあたりでひときわ目を引く
装飾豊かな建物だ。木骨組のレンガ造は北海道では珍しいのだとか。

銀の鐘一号館になっているのは、元中越銀行小樽支店。


スーベニールオタルカンというお土産物屋は、戸出物産小樽支店。


3棟の建物からなり、一番奥にはレンガ蔵が。


メルヘン交差点から堺町通りへ入ると大きな石蔵が何棟か並び建ち、北一硝子の工房や六花亭などになっている。
キャピキャピした観光地はちょっと勘弁・・・だが、ここらの店は建物が本物だからすごい。


誰もいない、全く別の顔が見れる、小樽の夜歩き。建物を見るには夜がいいね!


駅でゲットしたマップに載っていた「海陽亭」というのが、この近くにあるらしいので探して
うろうろしたら、あった、これか!・・・でも真っ暗で全く見えない。


これも明日の朝にするか。


続く。

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