河辺町の続き。
さて、さらに奥の御幸橋へ。ここは神社の参道、というか境内かな。川の真ん中に大きな岩が鎮座しており、
こちらの岸からその島へ、島から対岸へ、2つの橋が架かっているが、対岸側の橋が屋根付き橋だ。
「創設安永2年、再現明治19年」。河辺町の8橋の中で最も古い。もちろん随時手を入れられ
維持されている。
古い時代の橋だけに明確なアーチ形状の太鼓橋である。スカートの下を覗くと、中央に1本の桁が見えた。
床板は真ん中で分かれており、両側の欄干へ向かって勾配が付いているのは水切りのためか。
苔むした板葺屋根は神社のアプローチに似つかわしくしっとりした趣で、ご利益ありそうなイメージを
醸し出している。
来た道を戻り、さっき見落とした三嶋橋を見にいこう。
集落内にあり建物の間を少し入ったところにあるので、表示を見落とし通り過ぎてしまったようだ。
戻り方向から見ると表示板の裏面しか見えないが、矢印形の表示板を目ざとく見つけることができた。
おお~、完全に生活道路だ。なかなかいいね!
入母屋屋根は最近やりかえられたようだが、1923(大正12)年と8橋の中で2番目に古い。。
さっきのおっちゃんの話を裏付けるかのように橋のたもとには地区の集会所が。しかし、ブルーシートが
やたら目障り(汗)。見映えのするアングルで撮ろうとすると強烈な逆光となり参った参った。。。
対岸側の橋詰には、大きな岩山があり、てっぺんに小さな祠が祀られていた。
あと一つは少し離れたところにあるので省略しようかと思っていたが、さっきのおっちゃんが、
「滝もあるしなかなかいいよ」と言っていたし、時間はたっぷりある。せっかくだから行くことに。
途中から分岐した道をまた延々と、30分ぐらい。こちらの道も所々細いし、木材を載せた大型トラックが
対向してくるので気を抜けない。三杯の滝への道標を辿ってまぁ何とか無事に到着。
そして下を覗くと、、、えっ、これを降りるの?と躊躇するほど深い谷へ、急な階段が続いている。
しかしここまで来て降りないわけにはいかないな。。。
手すりは磨き上げられたようにツルツル、土ひとつついていないのは、皆必死に握るからだろう(苦笑)
降りてみればどうってことない。滝が目の前に迫ってきた。おぉ、迫力あるなぁ!
龍神橋は遊歩道の一部であるが、滝壺の目の前に作られていて幅も2間ほどあるかな、かなり広い。
これは屋根付き橋というよりあずまやか展望台だろう、と突っ込みたくなる。
ここで目を引かれたのは、橋を作るために一部削られたと思われる横の岩の荒々しい表情。
玄武洞を思い起こさせるようなはっきりした節理を見せている。
3cmほどの厚さの層が幾重にも重なってできた岩盤が、地殻変動で垂直方向に。うっひょ~~!
興奮!!
渡って少し行ったところに「樽の渕龍王神」が祀られている。下から見上げると確かに橋。
深い峡谷に架けられた龍神橋は、新しいけれど絵になるな。平成2年というのは架け替えられた年と
思われるが、その前にあった橋はどんなんだっただろう。古く寂びた橋なら幽玄の美しさだったに違いない。
ここから再び道路まで戻る階段の苦しいこと苦しいこと・・・・(大汗)
続く。
さて、さらに奥の御幸橋へ。ここは神社の参道、というか境内かな。川の真ん中に大きな岩が鎮座しており、
こちらの岸からその島へ、島から対岸へ、2つの橋が架かっているが、対岸側の橋が屋根付き橋だ。
「創設安永2年、再現明治19年」。河辺町の8橋の中で最も古い。もちろん随時手を入れられ
維持されている。
古い時代の橋だけに明確なアーチ形状の太鼓橋である。スカートの下を覗くと、中央に1本の桁が見えた。
床板は真ん中で分かれており、両側の欄干へ向かって勾配が付いているのは水切りのためか。
苔むした板葺屋根は神社のアプローチに似つかわしくしっとりした趣で、ご利益ありそうなイメージを
醸し出している。
来た道を戻り、さっき見落とした三嶋橋を見にいこう。
集落内にあり建物の間を少し入ったところにあるので、表示を見落とし通り過ぎてしまったようだ。
戻り方向から見ると表示板の裏面しか見えないが、矢印形の表示板を目ざとく見つけることができた。
おお~、完全に生活道路だ。なかなかいいね!
入母屋屋根は最近やりかえられたようだが、1923(大正12)年と8橋の中で2番目に古い。。
さっきのおっちゃんの話を裏付けるかのように橋のたもとには地区の集会所が。しかし、ブルーシートが
やたら目障り(汗)。見映えのするアングルで撮ろうとすると強烈な逆光となり参った参った。。。
対岸側の橋詰には、大きな岩山があり、てっぺんに小さな祠が祀られていた。
あと一つは少し離れたところにあるので省略しようかと思っていたが、さっきのおっちゃんが、
「滝もあるしなかなかいいよ」と言っていたし、時間はたっぷりある。せっかくだから行くことに。
途中から分岐した道をまた延々と、30分ぐらい。こちらの道も所々細いし、木材を載せた大型トラックが
対向してくるので気を抜けない。三杯の滝への道標を辿ってまぁ何とか無事に到着。
そして下を覗くと、、、えっ、これを降りるの?と躊躇するほど深い谷へ、急な階段が続いている。
しかしここまで来て降りないわけにはいかないな。。。
手すりは磨き上げられたようにツルツル、土ひとつついていないのは、皆必死に握るからだろう(苦笑)
降りてみればどうってことない。滝が目の前に迫ってきた。おぉ、迫力あるなぁ!
龍神橋は遊歩道の一部であるが、滝壺の目の前に作られていて幅も2間ほどあるかな、かなり広い。
これは屋根付き橋というよりあずまやか展望台だろう、と突っ込みたくなる。
ここで目を引かれたのは、橋を作るために一部削られたと思われる横の岩の荒々しい表情。
玄武洞を思い起こさせるようなはっきりした節理を見せている。
3cmほどの厚さの層が幾重にも重なってできた岩盤が、地殻変動で垂直方向に。うっひょ~~!
興奮!!
渡って少し行ったところに「樽の渕龍王神」が祀られている。下から見上げると確かに橋。
深い峡谷に架けられた龍神橋は、新しいけれど絵になるな。平成2年というのは架け替えられた年と
思われるが、その前にあった橋はどんなんだっただろう。古く寂びた橋なら幽玄の美しさだったに違いない。
ここから再び道路まで戻る階段の苦しいこと苦しいこと・・・・(大汗)
続く。