春ごろから各旅行サイトで配布していたふるさと割クーポン、うまく使えば憧れの宿にも半額で泊まれる
とあって、ここぞとばかりに使いまくったのだが(笑)、Iさんと一緒に行た信州の田沢温泉と
別所温泉もそのクーポンを使っての旅。
1日目の目的地である田沢温泉は、上田からバスで30分ぐらい乗って、そこからは宿の送迎に頼るしか
ないという辺鄙な場所だ。上田まででも、大阪からだとほんとに行きづらくて、お金も時間もかかる。
長距離バスは苦手だし、コストパフォーマンスをさんざん考えた挙句、1日1本だけ大阪~長野直行で
運行しているワイドビューしなの9号と長野新幹線ひと駅乗り継いで行くことにしたのだった。
前日まで関西圏の交通に影響を与えていた台風もようやく去り、朝起きたら晴れている。よっしゃ!!
・・・ところが、ネットニュースを見ると何と環状線が止まっているという。はぁ?何で??
心配になって調べてみたところ、何たることか、乗車予定のワイドビューしなのが、大阪~名古屋間運休。
つまり名古屋から長野しか走らないって、どういうこと!?晴れてるのに?
とりあえずすぐに家を出、近鉄特急に飛び乗って名古屋へ駆けつけたら、しなの9号の出発に間に合った。
大阪~名古屋間の乗車券と特急券の差額を返金してもらったので持ち出しも最小限で済んだ。
しかも、これは台風の影響かどうか分からないが、上田からのバスが少し遅れていたせいで
1本早い便に乗ることができた。リカバリーは上出来上出来。。。
青木村へ向かってまっすぐまっすぐ伸びる道路をひた走る千曲バス。これはどうも直線すぎる、と
思ったら、終点のバスターミナルにこんな写真があった。廃線跡か!
上田温泉電軌青木線は、上田市と青木村を結んでいた軌道路線。上田原から青木までの間は併用軌道、
つまり路面電車だった。1938(昭和13)年に廃止されている。
さて、ターミナルまでお迎え頂き、宿に到着したのは16時前。
田沢温泉はほんとに静かな山麓の小さな温泉街。
ゆるやかにうねった石畳の道に面して木造三階建ての建物が。これが今宵の宿、ますや旅館だ。いいねぇ!
まず宿の探索と内湯を楽しんだが、あとでまとめて紹介することにして、田沢温泉のまちなみを先に。
まちなみと言っても、メインストリートは100m程度。その道に面して古い木造旅館が並んでいた
ようだが、現在営業しているのは4軒のみ。この「たまりや旅館」さんも今はやっていないようだ。
この立派な建物、もったいない。。。
この立派な門構えはどうも旅館っぽくないなぁ。庄屋っぽい??
敷地の奥にはまたこんなお屋敷が残されていた。
おっ、タイルが。
道祖神。西日本ではあまり見ない気がする。
「富士屋ホテル」にマイクロバスが到着し、剣道着の子供たちが20人ぐらい、元気いっぱい
挨拶して玄関を入っていった。合宿かな。
ところでこの田沢温泉では、共同浴場の有乳湯(うちゆ)が一番いいお湯だとか。
建物はきれいになっており、フロント形式になっているが、見た目だけで近代的な温泉とあなどるなかれ。
これが噂どおりすごく気持ちいいお湯なのだ!あわあわですべすべ。しかもぬるい。
いや~これは毎日でも入りたいね!
ここのところ温泉旅が多くなっているが、私はお風呂屋さんが好きだし(家のお風呂はあまり好きでない)、
昔から温泉も好きだったが、これまではどちらかと言うと古い建物やひなびた雰囲気が好きなのであって
取り立てて泉質至上主義ではなかった。ただ塩素入りは嫌で、色つきとかにごり湯とか硫黄臭のお湯が
好きで飲泉が好きなぐらいの普通の温泉好きだったのだが(笑)、最近マニア度の高いIさんが、
かけ流しで加水なしは必須、足元湧出の自家源泉がいいとか、お湯の鮮度うんぬんと言うのに影響されて
そんなことも少しは気になるようになってきた(笑)。ま、せっかくなら特徴的なお湯に入りたいもんね!
有乳湯の地下には資料室があって、建て替える前の浴場や、伊勢湾台風による村内の壊滅的な
被害の状況などの写真が展示されている。ますやさんも被害にあったのだろうが、よく残っているなぁ。
有乳湯のおっちゃんと少し話したところ、実はそのおっちゃん、元からここの人ではないのだとか。
全国の温泉を回ってきて、ここに移り住んだという。へぇ~よっぽど惚れ込んだんだなぁ。
続く。
とあって、ここぞとばかりに使いまくったのだが(笑)、Iさんと一緒に行た信州の田沢温泉と
別所温泉もそのクーポンを使っての旅。
1日目の目的地である田沢温泉は、上田からバスで30分ぐらい乗って、そこからは宿の送迎に頼るしか
ないという辺鄙な場所だ。上田まででも、大阪からだとほんとに行きづらくて、お金も時間もかかる。
長距離バスは苦手だし、コストパフォーマンスをさんざん考えた挙句、1日1本だけ大阪~長野直行で
運行しているワイドビューしなの9号と長野新幹線ひと駅乗り継いで行くことにしたのだった。
前日まで関西圏の交通に影響を与えていた台風もようやく去り、朝起きたら晴れている。よっしゃ!!
・・・ところが、ネットニュースを見ると何と環状線が止まっているという。はぁ?何で??
心配になって調べてみたところ、何たることか、乗車予定のワイドビューしなのが、大阪~名古屋間運休。
つまり名古屋から長野しか走らないって、どういうこと!?晴れてるのに?
とりあえずすぐに家を出、近鉄特急に飛び乗って名古屋へ駆けつけたら、しなの9号の出発に間に合った。
大阪~名古屋間の乗車券と特急券の差額を返金してもらったので持ち出しも最小限で済んだ。
しかも、これは台風の影響かどうか分からないが、上田からのバスが少し遅れていたせいで
1本早い便に乗ることができた。リカバリーは上出来上出来。。。
青木村へ向かってまっすぐまっすぐ伸びる道路をひた走る千曲バス。これはどうも直線すぎる、と
思ったら、終点のバスターミナルにこんな写真があった。廃線跡か!
上田温泉電軌青木線は、上田市と青木村を結んでいた軌道路線。上田原から青木までの間は併用軌道、
つまり路面電車だった。1938(昭和13)年に廃止されている。
さて、ターミナルまでお迎え頂き、宿に到着したのは16時前。
田沢温泉はほんとに静かな山麓の小さな温泉街。
ゆるやかにうねった石畳の道に面して木造三階建ての建物が。これが今宵の宿、ますや旅館だ。いいねぇ!
まず宿の探索と内湯を楽しんだが、あとでまとめて紹介することにして、田沢温泉のまちなみを先に。
まちなみと言っても、メインストリートは100m程度。その道に面して古い木造旅館が並んでいた
ようだが、現在営業しているのは4軒のみ。この「たまりや旅館」さんも今はやっていないようだ。
この立派な建物、もったいない。。。
この立派な門構えはどうも旅館っぽくないなぁ。庄屋っぽい??
敷地の奥にはまたこんなお屋敷が残されていた。
おっ、タイルが。
道祖神。西日本ではあまり見ない気がする。
「富士屋ホテル」にマイクロバスが到着し、剣道着の子供たちが20人ぐらい、元気いっぱい
挨拶して玄関を入っていった。合宿かな。
ところでこの田沢温泉では、共同浴場の有乳湯(うちゆ)が一番いいお湯だとか。
建物はきれいになっており、フロント形式になっているが、見た目だけで近代的な温泉とあなどるなかれ。
これが噂どおりすごく気持ちいいお湯なのだ!あわあわですべすべ。しかもぬるい。
いや~これは毎日でも入りたいね!
ここのところ温泉旅が多くなっているが、私はお風呂屋さんが好きだし(家のお風呂はあまり好きでない)、
昔から温泉も好きだったが、これまではどちらかと言うと古い建物やひなびた雰囲気が好きなのであって
取り立てて泉質至上主義ではなかった。ただ塩素入りは嫌で、色つきとかにごり湯とか硫黄臭のお湯が
好きで飲泉が好きなぐらいの普通の温泉好きだったのだが(笑)、最近マニア度の高いIさんが、
かけ流しで加水なしは必須、足元湧出の自家源泉がいいとか、お湯の鮮度うんぬんと言うのに影響されて
そんなことも少しは気になるようになってきた(笑)。ま、せっかくなら特徴的なお湯に入りたいもんね!
有乳湯の地下には資料室があって、建て替える前の浴場や、伊勢湾台風による村内の壊滅的な
被害の状況などの写真が展示されている。ますやさんも被害にあったのだろうが、よく残っているなぁ。
有乳湯のおっちゃんと少し話したところ、実はそのおっちゃん、元からここの人ではないのだとか。
全国の温泉を回ってきて、ここに移り住んだという。へぇ~よっぽど惚れ込んだんだなぁ。
続く。