山陰海岸ジオパークの女子旅モニターツアーに当選した。
モニターツアーはここ数年春と秋とに募集していて、山陰海岸ジオパークを訪れる旅を自分で計画して
実行し、ブログで紹介するというもの。指定のジオサイトのうち2ヶ所を訪問するなどの条件が
あるが、コースは自由である。
今回は前から行ってみたかった岩井温泉と浦富海岸を訪れることにし、妹と一緒に行ってきた。
ジオパークとは、「科学的にみて特別に重要で貴重な、あるいは美しい地球活動遺産を複数含む自然公園」。
山陰海岸ジオパークは丹後半島から鳥取までにまたがる広い地域で、「日本海形成に伴う多様な地形・地質・
風土と人々の暮らし」をテーマとしている。
鳥取からバスに乗ってまずは浦富海岸の遊覧船乗り場へ向かう。途中で砂丘がチラリ。あっ!
集落の裏山みたいな感じでいきなり砂丘があるんだな。
なだらかな斜面にうす紫の靄がかかったように見えたのはおそらくラッキョウの花だ。すごくきれい!
実は私、鳥取砂丘には行ったことがなく、今回も残念ながらスルー。あらためて行ってみたい場所である。
船乗り場のバス停は、一瞬降りるところを間違えたかと思ってしまうような住宅地の外れにあった。
船のきっぷを買うときに「今日は波があって揺れます」とのお知らせが。
揺れるって?全然風もないのに?
「さきゅう」号。
中型のボートに乗り込み快適に走り出すとカモメがたくさん寄ってくる。餌付けされているらしく
かなり近くまで寄ってきて、走る船のデッキの後ろについてホバリング。皆キャッキャ言いながら
カモメの写真を撮っていたが、このあとの激しい揺れをまだ知る由もなかった。。。
河口から灯台を回って外海へ出たとたんすごい波が押し寄せ、船が大きく揺れる揺れる!
支柱にしっかりつかまっていないと放り出されそうになるので、片手でつかまり片手でカメラを・・・(汗)
切り立った岩壁は遠目でも方向性が分かる節理を見せ、確かに見応えがある。頂上に松の木が生えた
「千貫松島」や一直線に連なった「菜種五島」など、やはり絵になる。
浦富海岸の岩は約6000万年前に地下のマグマが固まった花崗岩などで、火山性のものが多い。
細かい岩がたくさんあるのは、もともと大きな一つの岩だっものが節理の割れ目から波の浸食を受けて
「離れ岩」になったのだとか。因幡の白兎の神話でウサギがワニの背中の上を渡っていく場面があるが、
これは離れ岩を並んだワニに見立てたものだという。
菜種島は春になると自生の菜種が花を咲かせるそうで、黄色に彩られた菜種島は青い海に映えるに違いない。
しかし、今日の海は深く沈んだ青緑色で、写真で見たエメラルドグリーンはお目にかかれず残念だった。
遠くに見えるのは鳥取砂丘。全く異なる地形が同じ海に面してあるのは不思議な気がする。
港へ戻り、お昼ご飯に海鮮丼を。
そのあといかすみソフトを。インパクトある絵だなぁ~。お味は・・・あんまりイカ墨の味はしなかった(笑)。
他に、黒いバンズでイカフライを挟んだいかカツバーガー、黒と白のクリームが入ったオセロシューアイス
などもあったが、さすがに食後にそんなには食べられず・・・
バスの時間までしばらくあったので、港沿いの集落の方をうろつく。
・・・と、道端になにやら恐ろしい雰囲気の看板が・・・帰還兵のような(!?)
どうも横断用の旗を入れる筒がついていたようで、ここの他に2ヶ所で見かけた。
しかし・・・錆が血のようにも見え・・・怖すぎ(笑)
魅惑的なトンネルを抜け、網代旧港の方まで行ってみると、ハイキング姿のご一行が。
自然歩道を歩いてきたと見える。
今回は限られた時間なので遊覧船に乗ったが、ほんとは歩いた方がいい。天気のいい日に一日かけて歩けば
浦富海岸の見どころを堪能できるだろう。
さてバスで少し移動して山陰海岸学習館へ向かおう。
続く。
モニターツアーはここ数年春と秋とに募集していて、山陰海岸ジオパークを訪れる旅を自分で計画して
実行し、ブログで紹介するというもの。指定のジオサイトのうち2ヶ所を訪問するなどの条件が
あるが、コースは自由である。
今回は前から行ってみたかった岩井温泉と浦富海岸を訪れることにし、妹と一緒に行ってきた。
ジオパークとは、「科学的にみて特別に重要で貴重な、あるいは美しい地球活動遺産を複数含む自然公園」。
山陰海岸ジオパークは丹後半島から鳥取までにまたがる広い地域で、「日本海形成に伴う多様な地形・地質・
風土と人々の暮らし」をテーマとしている。
鳥取からバスに乗ってまずは浦富海岸の遊覧船乗り場へ向かう。途中で砂丘がチラリ。あっ!
集落の裏山みたいな感じでいきなり砂丘があるんだな。
なだらかな斜面にうす紫の靄がかかったように見えたのはおそらくラッキョウの花だ。すごくきれい!
実は私、鳥取砂丘には行ったことがなく、今回も残念ながらスルー。あらためて行ってみたい場所である。
船乗り場のバス停は、一瞬降りるところを間違えたかと思ってしまうような住宅地の外れにあった。
船のきっぷを買うときに「今日は波があって揺れます」とのお知らせが。
揺れるって?全然風もないのに?
「さきゅう」号。
中型のボートに乗り込み快適に走り出すとカモメがたくさん寄ってくる。餌付けされているらしく
かなり近くまで寄ってきて、走る船のデッキの後ろについてホバリング。皆キャッキャ言いながら
カモメの写真を撮っていたが、このあとの激しい揺れをまだ知る由もなかった。。。
河口から灯台を回って外海へ出たとたんすごい波が押し寄せ、船が大きく揺れる揺れる!
支柱にしっかりつかまっていないと放り出されそうになるので、片手でつかまり片手でカメラを・・・(汗)
切り立った岩壁は遠目でも方向性が分かる節理を見せ、確かに見応えがある。頂上に松の木が生えた
「千貫松島」や一直線に連なった「菜種五島」など、やはり絵になる。
浦富海岸の岩は約6000万年前に地下のマグマが固まった花崗岩などで、火山性のものが多い。
細かい岩がたくさんあるのは、もともと大きな一つの岩だっものが節理の割れ目から波の浸食を受けて
「離れ岩」になったのだとか。因幡の白兎の神話でウサギがワニの背中の上を渡っていく場面があるが、
これは離れ岩を並んだワニに見立てたものだという。
菜種島は春になると自生の菜種が花を咲かせるそうで、黄色に彩られた菜種島は青い海に映えるに違いない。
しかし、今日の海は深く沈んだ青緑色で、写真で見たエメラルドグリーンはお目にかかれず残念だった。
遠くに見えるのは鳥取砂丘。全く異なる地形が同じ海に面してあるのは不思議な気がする。
港へ戻り、お昼ご飯に海鮮丼を。
そのあといかすみソフトを。インパクトある絵だなぁ~。お味は・・・あんまりイカ墨の味はしなかった(笑)。
他に、黒いバンズでイカフライを挟んだいかカツバーガー、黒と白のクリームが入ったオセロシューアイス
などもあったが、さすがに食後にそんなには食べられず・・・
バスの時間までしばらくあったので、港沿いの集落の方をうろつく。
・・・と、道端になにやら恐ろしい雰囲気の看板が・・・帰還兵のような(!?)
どうも横断用の旗を入れる筒がついていたようで、ここの他に2ヶ所で見かけた。
しかし・・・錆が血のようにも見え・・・怖すぎ(笑)
魅惑的なトンネルを抜け、網代旧港の方まで行ってみると、ハイキング姿のご一行が。
自然歩道を歩いてきたと見える。
今回は限られた時間なので遊覧船に乗ったが、ほんとは歩いた方がいい。天気のいい日に一日かけて歩けば
浦富海岸の見どころを堪能できるだろう。
さてバスで少し移動して山陰海岸学習館へ向かおう。
続く。