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Channel: まちかど逍遥
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八代のまちを爆走

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日奈久温泉からの続き。

旅ももう終盤。帰りは熊本空港から帰るので、ここ八代からなら空港行きの直通バス「スーパーばんぺいゆ」
が発着しており楽ちん。ちなみにばんぺいゆというのは熊本特産のかんきつ類の名前。

八代といえば、八代亜紀(笑)。昔から名前はおなじみの工業都市だが、意外なことにこんなかわいい
木造駅舎だった。もちろんこちらはJRの駅。肥薩おれんじ鉄道の駅はホームこそJRの間借りだが
今っぽい小さな駅舎がこの横にあった。


八代のまちはかなり広くてつかみどころがない。とりあえず駅前の自転車屋さんで自転車を借りよう。
観光案内所もなくまちの地図も入手できないまま、とりあえずお昼ごはんを食べたいと
繁華街のあるあたりを目指して川沿いを走り出すが・・・遠い(汗)
ようやく本町あたりまで来て堤防からちょっとまちの方へ入り込むと、こんな段差と石垣が。


ゆるやかにカーブした石垣はまさしく川跡だな。いろんな積み方、質感の石垣が見られる。


主に下の方に大理石らしい白い石が見える。このあたりも大理石が採れるのだろうか。


いい感じの坂道!坂の上が旧土手道で、その向こう側が川だったのだろうと想像する。
後から地図を見ると確かにそのようだ。


ごはんを探しながらうろうろ。。。たまたま見つけた「さわだ亭」というお店に入ってみたところ
とてもおいしい!!店内もセンスがいいのに気取っておらず店員さんも人懐っこい感じ。
大阪から旅行で来てたまたま見つけて入ったと言うととても喜んで下さった。
聞けばつい先日オープンしたばっかりなのだとか。珍しくいいお店を見つけたものだ!

おなかも落ち着いたし、探索再開。いくつかある近代建築も電車の中でチェックしておいたので
まずは、シャルル聖パウロ修道院記念館。明治期のベランダコロニアル風の建物だが、
移築なのだろうか、まちなかに唐突な感じで建っていてすっかりきれいになっている。


近代建築ではないかもしれないが、古い板張りの工場建築も。緒方印刷所。




お屋敷も。このあたりもう少し何かありそうな雰囲気なのだがこの程度しか見当たらない。


このあたりでも鉱滓レンガが使われているな。


まちの中心部にある八代城跡。ほぼ正方形の敷地に堀と石垣が残り、まさにオアシスのようである。


ここの石垣にも大理石らしい白い石が見られた。下の方に積まれているのはどういう意図だろう。
それともこの石垣、洗いをかけたら全部白い石なのだろうか!?それは壮観だろうな!


松浜軒という庭園を見に行く。入場料を払って入るが、建物の中は公開されていない。ちょっとガッカリ。
しかし美しいお庭で、ガイドさんが説明もしてくれる。


旧熊本藩八代城主松井直之が母のために建てたお茶屋で、自然の沼地を取り込んで作られ、
球磨川から水を引き込んだ池泉庭園。




前川にかかる橋はよく見たらワーレントラスにアーチが乗った、ちょっとかわった形。
さてこれを渡り中州の島を越えて、また延々走って行く。


続く。


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