台湾の続き。
平渓から戻って猴石同(石へんに同)駅で下車。
ここはこれまで何度も通ったことがあるが、車窓から見える工場の遺構がずっと気になっていた。
結構観光客がいるのも見え、いつか訪れたいと思っていたのだった。
駅前は両側に売店のような古いお店があり、正面はもう工場の門である。
しかしやたらと猫がはべっている。実はこの駅は猫スポットとしても有名らしい。
駅の跨線橋に置いてあったトイレで猫がちゃんと用を足していた(笑)。しつけられているのか。
門を入るといきなり崩れかけた施設の遺構が。柵をしてあるところを見ると、見学用に保存
されているのか。地面にはレールの跡もある。台鉄の貨車がここまで入ってきたらしい。
正面にあった建物は、整炭工場倉庫と事務所だった建物で、現在は旅情報センターとなっている。
案内板によると左手の広場には選炭工場があったそうだ。
駅から見える「産煤裕国」の文字は、すごいインパクトである。
石炭産業が国を豊かにする、というような意味だろうか。
そしてこの橋。ここを人が歩いて渡っているのを何度も見ているが、どこから上るのだろう?
えっ、ここ!?ここを上らせる?ほんとに!?崩れない?
ちょっと信じがたいが、あの橋へのアクセス路はここらしい。3階分の高さの階段を上る。
電気が通っているのか・・・
途中の窓から橋脚が間近に見えた。石積みの基部はしっかりしているがその上の
コンクリートの橋脚は結構細い造り。
上に上ってみてびっくり!!この橋はトロッコが通るための橋だったようだが、こちら側の
レールの先がエライことになっている。朽ちた木材が散乱し、レールは宙に浮き、草が生え・・・
石炭を受け取る設備だったのだろうが、もう廃墟というか、残骸というか・・・
とにかくこのさま。いつ崩れてもおかしくない。
復元するでもなく、撤去するでもなく、全く自然の風化に任せているといった感じ。
いや、これは復元したら嘘くさくなるし、撤去して橋だけになったら訳分からないし、
やっぱりこうしておくことでリアルな歴史を感じられるのだ。
本来はベルトコンベアで下へ降ろすようになっていたのだろう。
もう一つ驚いたことは、この橋の転落防止柵が透明のガラスで作られていること。
そのおかげで、この眺望!!まるで川の上に直接立っているかのような気分を味わえるのだ。
素晴らしい!!
今あるレールはもちろん復元されたものだが、その先はトンネルの奥へと伸びている。
トンネルの上には「猴石同坑」と彫られた扁額が。入ってもいいようなので入ってみる。
暗いし狭いし人もいないのでちょっと怖いが、、、奥は開けているようだ。
坑道は左へ延びており、右へ行くと外に出た。
積み込み設備らしきものも残されていた。このときは私以外お客は全然いなかったが
見学コースになっているようだ。
落盤しないかと背筋がゾワゾワするので、退散。
駅へ戻ったとき、この駅が炭鉱設備を模したものであることに気づく!!おおっ。
あと1回続く(苦笑)。
平渓から戻って猴石同(石へんに同)駅で下車。
ここはこれまで何度も通ったことがあるが、車窓から見える工場の遺構がずっと気になっていた。
結構観光客がいるのも見え、いつか訪れたいと思っていたのだった。
駅前は両側に売店のような古いお店があり、正面はもう工場の門である。
しかしやたらと猫がはべっている。実はこの駅は猫スポットとしても有名らしい。
駅の跨線橋に置いてあったトイレで猫がちゃんと用を足していた(笑)。しつけられているのか。
門を入るといきなり崩れかけた施設の遺構が。柵をしてあるところを見ると、見学用に保存
されているのか。地面にはレールの跡もある。台鉄の貨車がここまで入ってきたらしい。
正面にあった建物は、整炭工場倉庫と事務所だった建物で、現在は旅情報センターとなっている。
案内板によると左手の広場には選炭工場があったそうだ。
駅から見える「産煤裕国」の文字は、すごいインパクトである。
石炭産業が国を豊かにする、というような意味だろうか。
そしてこの橋。ここを人が歩いて渡っているのを何度も見ているが、どこから上るのだろう?
えっ、ここ!?ここを上らせる?ほんとに!?崩れない?
ちょっと信じがたいが、あの橋へのアクセス路はここらしい。3階分の高さの階段を上る。
電気が通っているのか・・・
途中の窓から橋脚が間近に見えた。石積みの基部はしっかりしているがその上の
コンクリートの橋脚は結構細い造り。
上に上ってみてびっくり!!この橋はトロッコが通るための橋だったようだが、こちら側の
レールの先がエライことになっている。朽ちた木材が散乱し、レールは宙に浮き、草が生え・・・
石炭を受け取る設備だったのだろうが、もう廃墟というか、残骸というか・・・
とにかくこのさま。いつ崩れてもおかしくない。
復元するでもなく、撤去するでもなく、全く自然の風化に任せているといった感じ。
いや、これは復元したら嘘くさくなるし、撤去して橋だけになったら訳分からないし、
やっぱりこうしておくことでリアルな歴史を感じられるのだ。
本来はベルトコンベアで下へ降ろすようになっていたのだろう。
もう一つ驚いたことは、この橋の転落防止柵が透明のガラスで作られていること。
そのおかげで、この眺望!!まるで川の上に直接立っているかのような気分を味わえるのだ。
素晴らしい!!
今あるレールはもちろん復元されたものだが、その先はトンネルの奥へと伸びている。
トンネルの上には「猴石同坑」と彫られた扁額が。入ってもいいようなので入ってみる。
暗いし狭いし人もいないのでちょっと怖いが、、、奥は開けているようだ。
坑道は左へ延びており、右へ行くと外に出た。
積み込み設備らしきものも残されていた。このときは私以外お客は全然いなかったが
見学コースになっているようだ。
落盤しないかと背筋がゾワゾワするので、退散。
駅へ戻ったとき、この駅が炭鉱設備を模したものであることに気づく!!おおっ。
あと1回続く(苦笑)。