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Channel: まちかど逍遥
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東予の旅 伊予西条の水路風景(2)

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伊予西条の続き。

入堀は「本陣川」という名らしいが、川というよりもう港である。海に出る直前に目指すものはあった。


弘法水。これもうちぬき。不思議なことに、もう完全に海水域であるこの場所に真水が湧き出している。


この勢い!とうとうとあふれ出す水は大地の恵み、見ているだけでありがたい気分になる。
年配の夫婦が車を停めタンクを持って汲みに来た。私はペットボトルも何も持ってこなかったなぁ。。。


港をあとにして再びまちなかへ戻ってきた。縦横に流れる水路はときにこんな立体交差も。
水の流れる風景はなんと心をすがすがしくすることだろう。


陣屋の堀に続く水路を今度は逆上って追いかけていく。水路は実にいろんな表情を見せる。
こんな幅広い場所もあるが、「川」というより「流れのある池」といった趣。


水路の一部は公園になっていて、きらきら明るい水辺に遊歩道が整備され文化会館などの施設もあり、
さわやかなお散歩コースだ。


護岸の石組みは玉石を矢羽根状に組んであり凝っている~


さて、駅の裏側へ回ってきた。
駅の裏側って好きなんだな。こういう枕木の柵とか古い小屋があったり、保線とか貨物とか車両整備とかの
バックヤード的な風景が見れたり、繁茂した雑草が実にいい具合にからみついていて絵になったりする。


木造の小屋にコスモスが映える。


レンガのかわいい倉庫が。ランプ小屋かな。

伊予西条駅では近年駅前再開発が行われたとか。しかしロータリーを整理したのみのようで、
新居浜駅と違って旧来のまちがすぐ目の前に広がっているのがいい。
裏側にもきれいなロータリーが整備され、エレベーター付の連絡橋で正面へ渡れる。
旧車庫を利用したものだろう、鉄道公園のようなものもできていた。

そこを通り過ぎるとまた田んぼ、そして官舎か?平屋の長屋群が。その真ん中にも水路が流れていた。

玉石組の美しい護岸。

いや~結構楽しめたなぁ、伊予西条。泊まってよかった!電動自転車の快適さも覚えたし。


さて次は今治へ移動しよう。


予讃線の小駅は惹かれるものもちらほらあったが、車窓からでガマンガマン・・・





また機会があれば訪れたいな。

続く


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