保内の近代建築めぐり 続き。
宮内川沿いのボードウォークを歩くとこんなものが。
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沖合いに浮かぶ佐島に銅の精錬所があり、残滓を固めたカラミレンガを「佐島レンガ」と呼んだという。
明治期に白石家が鉱山経営を広く手がけるようになったが、佐田岬半島や周辺の地域では銅が多く採れたのだ。
町見郷土館で銅鉱山の分布図を見たとき、伊予青石の緑色は銅の色なんじゃないか!?と思ったのだが
それは短絡すぎで、実際はそうではないようだ。化学はワカラン・・・
宮内川に面した大きなレンガ造の建物は東洋紡績川之石工場の原綿倉庫。
1960(昭和35)年に閉鎖され、現在は一部が製材倉庫として使用されているのみだとか。
隣接する保内中学校の校庭も昔は工場の敷地であり、工場棟がたくさん並んでいたのだろうと想像する。
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富岡製糸場が世界遺産になって脚光を浴びたが、この川之石工場が同じ頃に作られたことを示す資料が
白石家洋館に保存されているとか。こちらも注目されてお客が増えて町が活気づくといいね。
美名瀬橋。昭和八年三月、工作者安藤松治、との銘板がある。どういう人なのか、検索しても
出てこない。
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紡績業が興ったこの保内町ではまた、絹糸の元となる蚕の卵を採る蚕種業もさかんだったらしい。
呉服商の兵頭寅一郎が1884(明治17)年に蚕種製造業を創業、1905(明治38)年に
合資会社日進館を組織した。なんと現在も、愛媛蚕種株式会社として蚕種の製造を続けている。
蚕種の製造・販売をしている西日本で唯一の会社ということで、貴重な現役産業遺産である。
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デカイ!道路いっぱいまで建てられた木造3階建は圧迫感がすごい。
洋風の玄関のある事務所棟が古く明治後期(おそらく合資会社となったタイミングだろう)、
木造3階建の蚕室は1919(大正8)年の築だとか。
蚕室の方も、トラス構造の小屋組、防火用のレンガの仕切り壁など、洋風建築の特徴を持つ。
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外壁は全面が雨戸のような建具になっており、開いているところから中を覗くと棚が見えるが、
どうも今は掃除中か片付け中のようだ。
奥へ進むと別棟と空中通路でつながっている。いずれも古く、建築当時から全く変わっていなさそう。
あ、トタンは当時なかったかな。
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この間の道を入ると裏手は丘になっていて、石垣沿いの小道を登って行くと上は神社の跡地のような場所があった。
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うわぁ、ここからだと日進館の建物群がよく見える!レンガの仕切り壁も確かに入っている。
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あぁ、いいなぁ!
まちを見下ろしていると、ふと、私はなんでここにいるんだろう、と不思議な気分になる。
景色を堪能してから降りて行くと、おぉ、入口が開いている。
覗くと商店の土間のようなスペースに蚕や絹糸の展示があり、ここまでは開放されているようだった。
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ちなみに、ここで「旅の顛末」に書いた悲劇が起こったのである(涙)。
事務所の人にお願いして中庭まで少し入らせてもらった。
すごい!三階建の建物に囲まれた土間。旅館のようでもあり、農家のようでもある。
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裏手の畑には蚕のえさとなる桑の木が植えられていた。現役である証拠だ。
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さて次は集落のはずれにある公会堂を見に行こう。
途中にはこんな民家も。
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ほんとに5月かと思うぐらい暑い日差しの下、10分ぐらい歩いてようやく到着。
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木造モルタル塗りで一見医院建築にも見えるが、「公会堂」の文字が誇らしげ。
地元出身の実業家、那須金一の寄付により建てられた。今も公民館として使われている現役の建物だ。
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こんな洋風の外観なのに、畳の座敷になっているらしく興味深い。
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さぁ、これで保内の近代建築はだいたい見たので八幡浜へ戻るとするか。早いバスがあるかなぁ?
続く。
宮内川沿いのボードウォークを歩くとこんなものが。
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沖合いに浮かぶ佐島に銅の精錬所があり、残滓を固めたカラミレンガを「佐島レンガ」と呼んだという。
明治期に白石家が鉱山経営を広く手がけるようになったが、佐田岬半島や周辺の地域では銅が多く採れたのだ。
町見郷土館で銅鉱山の分布図を見たとき、伊予青石の緑色は銅の色なんじゃないか!?と思ったのだが
それは短絡すぎで、実際はそうではないようだ。化学はワカラン・・・
宮内川に面した大きなレンガ造の建物は東洋紡績川之石工場の原綿倉庫。
1960(昭和35)年に閉鎖され、現在は一部が製材倉庫として使用されているのみだとか。
隣接する保内中学校の校庭も昔は工場の敷地であり、工場棟がたくさん並んでいたのだろうと想像する。
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富岡製糸場が世界遺産になって脚光を浴びたが、この川之石工場が同じ頃に作られたことを示す資料が
白石家洋館に保存されているとか。こちらも注目されてお客が増えて町が活気づくといいね。
美名瀬橋。昭和八年三月、工作者安藤松治、との銘板がある。どういう人なのか、検索しても
出てこない。
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紡績業が興ったこの保内町ではまた、絹糸の元となる蚕の卵を採る蚕種業もさかんだったらしい。
呉服商の兵頭寅一郎が1884(明治17)年に蚕種製造業を創業、1905(明治38)年に
合資会社日進館を組織した。なんと現在も、愛媛蚕種株式会社として蚕種の製造を続けている。
蚕種の製造・販売をしている西日本で唯一の会社ということで、貴重な現役産業遺産である。
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デカイ!道路いっぱいまで建てられた木造3階建は圧迫感がすごい。
洋風の玄関のある事務所棟が古く明治後期(おそらく合資会社となったタイミングだろう)、
木造3階建の蚕室は1919(大正8)年の築だとか。
蚕室の方も、トラス構造の小屋組、防火用のレンガの仕切り壁など、洋風建築の特徴を持つ。
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外壁は全面が雨戸のような建具になっており、開いているところから中を覗くと棚が見えるが、
どうも今は掃除中か片付け中のようだ。
奥へ進むと別棟と空中通路でつながっている。いずれも古く、建築当時から全く変わっていなさそう。
あ、トタンは当時なかったかな。
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この間の道を入ると裏手は丘になっていて、石垣沿いの小道を登って行くと上は神社の跡地のような場所があった。
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まちを見下ろしていると、ふと、私はなんでここにいるんだろう、と不思議な気分になる。
景色を堪能してから降りて行くと、おぉ、入口が開いている。
覗くと商店の土間のようなスペースに蚕や絹糸の展示があり、ここまでは開放されているようだった。
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ちなみに、ここで「旅の顛末」に書いた悲劇が起こったのである(涙)。
事務所の人にお願いして中庭まで少し入らせてもらった。
すごい!三階建の建物に囲まれた土間。旅館のようでもあり、農家のようでもある。
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裏手の畑には蚕のえさとなる桑の木が植えられていた。現役である証拠だ。
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さて次は集落のはずれにある公会堂を見に行こう。
途中にはこんな民家も。
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ほんとに5月かと思うぐらい暑い日差しの下、10分ぐらい歩いてようやく到着。
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木造モルタル塗りで一見医院建築にも見えるが、「公会堂」の文字が誇らしげ。
地元出身の実業家、那須金一の寄付により建てられた。今も公民館として使われている現役の建物だ。
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こんな洋風の外観なのに、畳の座敷になっているらしく興味深い。
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さぁ、これで保内の近代建築はだいたい見たので八幡浜へ戻るとするか。早いバスがあるかなぁ?
続く。