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Channel: まちかど逍遥
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路竹駅と橋頭駅 (台湾)

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もうだいぶ経ってしまっているが・・・台湾続き

台東から自強号で高雄に戻り、そのまま高鉄(新幹線)の乗換駅である新左営も過ぎ、路竹駅にやってきた。
駅舎を見るためである。


構内は結構広く、駅舎と反対側には屋根の落ちた古い倉庫が。。。


南国の強い日差しや雨を避けるための深いひさし。
路竹駅は南州駅のようなコンクリート駅舎だが、入口と出口が別になったつくりは竹田駅などの木造駅舎とほぼ同じ。
ちょうどこれらの中間の時代に作られたのだろうと想像する。


改札にはICカードリーダも備え付けられていた。


意外と多くの人が乗降し賑やかだ。待合室の中は天井が高くとても開放感がある。


四角いフォルム、白い壁や等間隔に並んだ円柱もモダンだが、窓枠の木部が温かみを添える。素敵だなぁ〜
必要にして十分、ひとつの理想的な駅舎モデルじゃないかと思う。


鉄道好きカップル(?)が長いこと記念写真を撮っていてなかなかどいてくれなかったので(苦笑)
付近を一周して屋台で買ったからあげをつまみながら戻って来ると、撮影も終わっていた(笑)。




路竹から少し戻り、橋頭へやってきた。


ここはもう新しい橋上駅に変わってしまっているのだが、古い木造駅舎も大事に残されているのだ。
橋上の通路から下を見下ろすと、低い寄棟の屋根が見えた。


おぉ、駅前広場に面して素敵な古い駅舎がそのままの姿で建っている。
路竹駅と似ているが若干小さい。しかし路竹駅にはなかったかわいい丸窓も見え、アシンメトリー
ながらも絶妙なバランス。


この時は閉ざされていたが時々は開けるのだろうか。ガラス窓から内部を覗いてみるときれいな
状態で保たれていた。


横の方へ回ってみたがここからホームへは入れなさそうだ。
上に改札口があるので待合室として使われることはないのだろうが、やっぱり地上駅舎は駅の顔だなぁ!


ここからMRTの橋頭糖廠駅まで歩く。散策ルートとなっているようで、案内板があった。


1kmあまりの距離だが中国風の赤瓦の古い民家や、ちょっと洋風意匠の民家、立派な廟などもある。




「旧戯園」?ホールのようなものだったんだろうか。


さて、MRT橋頭糖廠駅からぴゅーっと高雄の宿へ戻り、mayumamaさんと再び合流。。。

続く。

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