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Channel: まちかど逍遥
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中播磨の旅 〜家島散策 宮から網手へ

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中播磨の旅、続き。

宮の港は真浦港と違って、漁船の停泊が多い。漁の基地となっているようだ。
しかし、どこかきれいでこざっぱりしている。

港に面して建つ5階建てのビルディングは小学校。小さな島の小学校とは思えない規模だ。
しかも、見えている建物の裏側にももう一棟あるのだ。すごいな!

外周道路を歩いて集落の一番端にある船着場まで行ってみたが、船の来ない時間帯は誰もおらず、
何にもない。。。

引き返して一本内側の道を歩く。

そのさらに裏手はいきなり山になっていて、急勾配の階段がくねくねと崖をよじ登っている。
すごいところに民家があるなぁ。。。


ちょっと上ってみると、眼下に宮港と、真浦港まで見渡すことができた。


くねくねした、通路なのか家の隙間なのか分からないようなところを歩いていくと行き止まり。。。
途中まで戻ってまた違う隙間を歩いて、、、何とか外周道路へ戻ってこれた。


さてこの後、坊勢島へ渡る予定。
家島から坊勢島に渡る船は、真浦港でも宮港でもなく、島の裏側にある網手(あで)港から出ている。
昨夜宿のおばちゃんに相談すると、網手港へ行く公共交通機関はないという。宮集落の最奥部からなら
なだらかな峠を越えるだけで網手港まで行けると教えてもらった。

宮集落の奥にある赤坂清水と言われる湧き水。家島に水道が引かれるまで飲料水として重宝された。
今は赤穂市から水道水を引いているが、海底給水管が完成したのはなんと1984(昭和59)年の
ことだとか。わずか30年前である。→こちら


集落が途切れてから歩くこと10分ぐらい、網手港が見えてきた。


真浦港や宮港のような賑やかさはなく殺伐とした雰囲気で、修理中なのかかなり古い船が1艘、
船台に載せられている。夜はちょっと怖いなぁ。。。


おや、この小屋は。廃船から取り外した船室の転用だな。


さてここを回り込んだところに、坊勢島行の船乗り場がある。
大阪市の渡船場のような簡素な待合所。コンクリートの突堤に取り付けられた浮き桟橋。


のんびり・・・・船を待つ。あまりに人がいなくて、ほんとに船は来るのだろうかと
ちょっと心細くなったくらい。


このひまわりの絵を見ていると、ギラギラ太陽が照りつける夏に来たくなった。


ようやくやって来た船は、、、おぉ!ペンキが剥がれかけた古い漁船スタイル。いいねぇ!!
貨物を運ぶついでに人も乗せる、という趣がこの港の雰囲気にぴったりはまる(笑)。


席はデッキのみ。舳先のあたりに取り付けられたベンチ代わりの板に座り、いざ、GO!
波を切り水面を叩きながら進む船。今からダイビングに出かけるような気分だ。うゎぉ〜!楽しいなぁ!!


続く。






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