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Channel: まちかど逍遥
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鴫野の菊水温泉へ

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なんとなく家を出る気分にならない今日この頃。気候のいい時期にはいつもこんな感じ。
しかも家にいて何をするわけでもなくゴロゴロ、うつらうつら、もったいない。。。
土曜日、3時ごろになってやっと出かける気になり、その場の思いつきで鴫野あたりをちょっとうろつく。


平野川と第二寝屋川の分岐部にかかる城見橋。


そこから西を見れば、あぁ・・・美しい夕景。


城東区では以前、本町湯まねき湯昌の湯、などに入り、古いお風呂屋の密集地であることを
知ったのだが、今日は菊水温泉へ行ってみることに。
古くて素晴らしいと聞いていたのだが、どこの駅からも10分以上歩かねばならない立地ゆえに、
今回やっとの訪問となった。

菊水温泉は旧平野川沿いの土手道から下ったとても古い集落の中にある。
集落内にはなんと茅葺屋根の民家まであるのだ(もちろん今は鉄板で覆われているが)。
今は深い垂直護岸の平野川も、見かけよりずっと古い歴史を持つことが、衛門橋の旧字体から分かる。


昭和の空気感に満ち満ちた集落の細い路地の奥に、そびえ立つ煙突が1本。


裏の窯場には切りそろえられた木材が山積み。薪で焚いてるんだ。。。


おお。高い塀に囲まれた、大阪の定番スタイル。期待が高まる。。。




う〜ん、素敵。
脱衣所はレトロそのもの。番台のママさんいわく、昭和31年ぐらいからやっているのだそうだ。


木製ロッカーの扉はピカピカ。1年に1回は塗りなおしているのだとか。
この美しさはまめな手入れの賜物なのだ。


私が古いお風呂が好きで入りに来たのだと言っておしゃべりしていると、見学会イベント時の
写真を見せてくれたり、「これ見ていろいろ回ってみたら」と浴場組合の小さな冊子を下さった。
うわぁ〜、ありがとう〜〜!


入れ替わり立ちかわり、近所のおばちゃんやおばあちゃんが入りに来る。お風呂屋の密集地でも
固定客が相当いるらしい。
お客が途切れた一瞬に写真を撮らせてもらって、カメラを仕舞ったと同時にまたお客がやってきた。


ありがとう、いいお湯でした!!

緑橋駅まで歩いて10分少々。しかしバスもあるな。
これからお風呂屋の季節。また会社帰りに来よう〜

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