旅に出る前に少しだけチェックしたところ札幌の中心部にいくつかの近代建築があるようだ。
レンガの煙突そびえるサッポロビールの元工場や北海道大学も比較的回りやすい場所だが、
今回は苗穂にも寄ったし、欲張らずぐっと絞って大通公園付近だけ巡ることにしよう。
苗穂からの路線バスは大通公園の東端にある地下バスターミナルに着いた。
地上に上ってくると目の前にはテレビ塔がドカーンと!!うぉ〜、カッコエ〜!
テンション上がりまくり〜
まだうっすら日が残ってるので、テレビ塔は最後に上って夜景を楽しむことにしよう。
2ブロックほど歩いて札幌時計台へ。
時計台の〜下で逢って〜♪さっきから頭の中でずっと回っている昭和歌謡(笑)
5時閉館だが5時10分まで見れるというので駆け足だけどまあいいや、入ろう。
明治11年築の旧札幌農学校演武場である。有名すぎる建物だが、フリルのような軒飾りや
妻面に開拓使のシンボルである星形があしらわれた、下見板貼りの建物はやはり美しい。
内部には下見板の年代を色分けした図が展示されていて、意外にも半分近くが戦前までの
部材であることがわかる。もっと新しくなっているのかと思っていた。
また外壁の塗色の変遷などの資料も興味深い。
2階は屋根裏まで吹き抜けた広いホールとなっていて、時計の構造の解説やメーカーの
ハワード社による取り扱い説明書などが展示されている。
現役の機械式時計台を持つ建物は日本にもう3つしかないらしい。
閉館になったので次にまた3ブロックほど歩いて北海道庁旧本庁舎へ。
ここはゴージャス!お城のような華やかさのある左右対称の赤レンガ建築だ。
見学無料。6時までなのでゆっくり見れるな。さすが観光地、遅くまで開いていて助かる。
内部へ入ると3連アーチ越しに優美な階段がお出迎え。手すりの浮き彫りも素晴らしい。
2階の記念室(旧北海道長官・知事室)のドアの木目が素晴らしい!
もう一つ、大通公園のテレビ塔の対極に、札幌市資料館というのがある。ちょっと遠いけど
好きな感じの建物なので見に行きたい。
途中で出会ったこの建物もかっこいいな。道立文書館別館。
15分くらい歩いただろうか、店の灯りも人通りもまばらになってきたころ、やったどり着いた。
この建物は札幌控訴院として大正15年に建てられた。
華やかな道庁と比べると地味な印象だが、建物の用途にそぐう落ち着いたデザインだ。
ドーマーウィンドウや小さく立ち上がった妻が外観のポイント。そして車寄せの屋根の見付に
あしらわれた「札幌控訴院」のロマン調の文字と、私情を挟まない公正な裁判を象徴する
目隠しをした女神像が見どころだ。
開館は7時まで。よかった。それにしても遠くの施設ほど遅くまで開いているとは気が利いているなぁ。
中に入って驚いた!ホールの正面に階段があるのは古典的な近代建築ではお決まりのパターンだが、
ここのは螺旋階段。しかもこの手すりの複雑な曲線は!ここを降りてくるのはかなり
ドラマチックな絵になりそうだ。
ステンドグラス窓の配された半円形の階段室は、建物の裏側に張りだして、表側とは違った
外観の印象を見る者に与える。
建物も素晴らしいし、「街づくりの歴史展示室」展示がまた興味深い!札幌のまちの
構造や歴史、大通公園の変遷、そして札幌軟石についてもここで知ることができた。
テレビ塔の前をちょろちょろ流れていた創成川は、幕末に直営農場まで水を引くために掘削された運河。
明治2年に明治政府が開拓使を設置してから、官用地と民用地を分けるために設けられた
スペースがのちに大通公園となる。60間四方の町割りも明治期に作られた。
また山で採掘した札幌軟石を市中へ運搬するために引かれた馬車鉄道が市電へと発展したとか。
開拓使。屯田兵。聞き慣れない言葉の響き。フロンティアの歴史と文化に思いを馳せながら
誰も見学者のいない閉館間際の資料館で、ひとり密かに萌えていた(笑)。あぁ来てよかった。
北陸銀行札幌支店もかっこいい!
テレビ塔からの夜景で札幌観光を〆めて、さぁ札幌駅へ向かおう。
レンガの煙突そびえるサッポロビールの元工場や北海道大学も比較的回りやすい場所だが、
今回は苗穂にも寄ったし、欲張らずぐっと絞って大通公園付近だけ巡ることにしよう。
苗穂からの路線バスは大通公園の東端にある地下バスターミナルに着いた。
地上に上ってくると目の前にはテレビ塔がドカーンと!!うぉ〜、カッコエ〜!
テンション上がりまくり〜
まだうっすら日が残ってるので、テレビ塔は最後に上って夜景を楽しむことにしよう。
2ブロックほど歩いて札幌時計台へ。
時計台の〜下で逢って〜♪さっきから頭の中でずっと回っている昭和歌謡(笑)
5時閉館だが5時10分まで見れるというので駆け足だけどまあいいや、入ろう。
明治11年築の旧札幌農学校演武場である。有名すぎる建物だが、フリルのような軒飾りや
妻面に開拓使のシンボルである星形があしらわれた、下見板貼りの建物はやはり美しい。
内部には下見板の年代を色分けした図が展示されていて、意外にも半分近くが戦前までの
部材であることがわかる。もっと新しくなっているのかと思っていた。
また外壁の塗色の変遷などの資料も興味深い。
2階は屋根裏まで吹き抜けた広いホールとなっていて、時計の構造の解説やメーカーの
ハワード社による取り扱い説明書などが展示されている。
現役の機械式時計台を持つ建物は日本にもう3つしかないらしい。
閉館になったので次にまた3ブロックほど歩いて北海道庁旧本庁舎へ。
ここはゴージャス!お城のような華やかさのある左右対称の赤レンガ建築だ。
見学無料。6時までなのでゆっくり見れるな。さすが観光地、遅くまで開いていて助かる。
内部へ入ると3連アーチ越しに優美な階段がお出迎え。手すりの浮き彫りも素晴らしい。
2階の記念室(旧北海道長官・知事室)のドアの木目が素晴らしい!
もう一つ、大通公園のテレビ塔の対極に、札幌市資料館というのがある。ちょっと遠いけど
好きな感じの建物なので見に行きたい。
途中で出会ったこの建物もかっこいいな。道立文書館別館。
15分くらい歩いただろうか、店の灯りも人通りもまばらになってきたころ、やったどり着いた。
この建物は札幌控訴院として大正15年に建てられた。
華やかな道庁と比べると地味な印象だが、建物の用途にそぐう落ち着いたデザインだ。
ドーマーウィンドウや小さく立ち上がった妻が外観のポイント。そして車寄せの屋根の見付に
あしらわれた「札幌控訴院」のロマン調の文字と、私情を挟まない公正な裁判を象徴する
目隠しをした女神像が見どころだ。
開館は7時まで。よかった。それにしても遠くの施設ほど遅くまで開いているとは気が利いているなぁ。
中に入って驚いた!ホールの正面に階段があるのは古典的な近代建築ではお決まりのパターンだが、
ここのは螺旋階段。しかもこの手すりの複雑な曲線は!ここを降りてくるのはかなり
ドラマチックな絵になりそうだ。
ステンドグラス窓の配された半円形の階段室は、建物の裏側に張りだして、表側とは違った
外観の印象を見る者に与える。
建物も素晴らしいし、「街づくりの歴史展示室」展示がまた興味深い!札幌のまちの
構造や歴史、大通公園の変遷、そして札幌軟石についてもここで知ることができた。
テレビ塔の前をちょろちょろ流れていた創成川は、幕末に直営農場まで水を引くために掘削された運河。
明治2年に明治政府が開拓使を設置してから、官用地と民用地を分けるために設けられた
スペースがのちに大通公園となる。60間四方の町割りも明治期に作られた。
また山で採掘した札幌軟石を市中へ運搬するために引かれた馬車鉄道が市電へと発展したとか。
開拓使。屯田兵。聞き慣れない言葉の響き。フロンティアの歴史と文化に思いを馳せながら
誰も見学者のいない閉館間際の資料館で、ひとり密かに萌えていた(笑)。あぁ来てよかった。
北陸銀行札幌支店もかっこいい!
テレビ塔からの夜景で札幌観光を〆めて、さぁ札幌駅へ向かおう。