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Channel: まちかど逍遥
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タイルのマラッカ(3)

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(2)からの続き。

昼食は、Bistro Year 1673で。ここは古い建物(商店なのか邸宅か不明)を改装した
おしゃれなビストロ。店の名前からするとこの建物はもう340年経っているということ??
オランダの植民地時代の建物か。
まちなかには壁に年号がかかれた建物が多い。


トンネル路地のような入口から入った明るい中庭でお手ごろなランチセットを食べる。
単品のメニューは結構高いようだ。。。


中庭もいいが、建物内の席もいい感じ。建物の古さがうまく生かされているなぁ。ファンライトが素敵!!


ヒーレンストリートのババニョニャヘリテージ博物館を見に行く。富豪の邸宅を博物館にしたもので、
内部のタイルもすごいし調度品やら刺繍などコレクションの数々の豪華なこと。
結構高い入場料を払うのだが、内部写真撮影禁止。。。残念。
(※記憶違いにより記事の順序修正)

併設のカフェ1511でジュースを飲んで一休みしたら、またまちをうろつく。
買い食いしたりしながら、モスクや仏教寺院などを見に行く。それらは後でまとめて紹介することにする。




夕食はプラナカンの邸宅をそのままレストランにした、その名も「レストランプラナカン」へ。
実は昨日の夜も行こうと思ったのだが閉まっていて、この日もさっきまで閉まっていたので諦めかけて
いたのだが、宿で休憩してから再び通りかかると開いていた。


すごい!!外観からゴージャスだったけど、内部はもっとすごかった!
まずは床が全面ぎっしりと、色土タイルのモザイク。


壁のタイルも他では見られないような色、柄、配置。
この洗練具合は本場イギリス製のビクトリアンタイルに違いない。有名なミントン製だろうか。


緑系と茶系の濃淡のなんとも上品な色あわせ。セレブだね。。。


素性のわからないタイルも。白地に青一色のこのタイルは転写タイルのようだが、他とはちょっと異質。




店は奥深くとても広い。フロアの中ほどにある階段まわりも濃密。
他のお客さんがいたし母親がうろちょろしていたので私はおとなしく席に座り、タイルに囲まれた
幸せをかみしめる・・・(笑)


建物とは裏腹に料理は実にシンプルで品数も少なめ。まちなかの大衆食堂並みに簡素な盛り付け。
もう少しぐらいゴージャスな料理と雰囲気を演出してもいいのでは??と、この私が思うぐらい(苦笑)。
ま、リーズナブルにこの空間に浸れるのはうれしいことだ!


プラナカンで食べたデザートがしょぼ・・・いやいや、上品な盛りだったので(安いなぁと思ったんだよ)
店を出てからジョンカーストリートの夜市で食べ直し(笑)。


朝早くから夜遅くまで動き回っていろんなものを食べて、満喫した1日だった。


続く。

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