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Channel: まちかど逍遥
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大王埼灯台に上る

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2020年1月の伊勢・鳥羽の続き。



青い海の絶景を眺めながら、大王埼灯台まで上ってきた。
うぉ~~っ、真っ青な空に映える白亜の灯台。高さ22.5mのコンクリート造。
志摩半島でも外海に面した大王崎は海の難所として知られ、早くから灯台の設置が望まれていたが
実際に建設されたのは1927(昭和2)年。


基部には一部八角形(?)の2階建ての建物が付属していて、2階の海側にはバルコニーが回っている。


直線と円弧で構成されたシンプルな形がモダンなイメージだが、バルコニーを支える円柱の列がちょっと
神殿っぽい雰囲気を醸し出す。


しかし入口だけ毛色が違うな・・・こんな古典的な雰囲気。
大王埼灯台は1978(昭和53)に大改修を行ったということなので、元々の姿が一部残っているのかな。




1階は資料館になっていて、大王埼灯台を紹介した資料などが展示されている。
2階へ上がる階段の踊り場には、ステンドグラスが。灯台とカモメと雲と波。とてもかわいくて素敵なデザインだな!


そしてここは上まで上れるのだ!細い螺旋階段をぐるぐるぐる・・・


おお~っ、この支柱の上に灯器がついているのだ!下の箱には回転させるモーターが入っているのだろうか。


ランプのまわりにはガラスのフィルターがあり、回転することで赤い光と白い光が交互に放たれるのだろう。
灯台の光は18.5海里=34.3kmも届くのだとか。


てっぺんに取り付けられた風見鶏の矢には「東」「西」の文字が見える。


そしてこの絶景!!ひゅ~ひゅ~~!!海を見ると異常にテンションが上がる海なし県生まれの民(笑)


灯台で子供のように楽しんだあとは(笑)、路地を下りランチを探す。


この昭和な海女さんの看板には誰もが惹き付けられるだろう。
「東洋一」という名の食堂、ひもの屋のおばちゃんがおいしいと言ってたのはここだな。
いい雰囲気じゃないの。もちろんランチはここに決まり!海女のお姉さんの客引き効果抜群だね~




メニューはとても豊富で、アワビやサザエなどにも惹かれたが・・・せっかくなので、伊勢海老を!


ふっくらと焼き上げられた伊勢海老がまるまる1尾、至福のひと口・・・う~~~ん、んまいっ!!
これで2800円ぐらいだったような。安いよね!!あぁ、伊勢を満喫した。


2016年の伊勢志摩サミットのポスターが秀逸なデザイン!!こんな熨斗かけたプレゼントもらってみたい!
中身はもちろん活伊勢海老で(爆)


続く

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