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Channel: まちかど逍遥
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なかむらやの青いタイル

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今年8月の香川の旅の続き。



高松の有名純喫茶、城の目が開いているかなと思って行ってみたが、なんと閉まっている。。。あぁ残念。


ランダムな模様入りコンクリートの外壁がユニークで素敵だなぁ!無機質で冷たい感じになりがちなコンクリートだが
陰影のある表情豊かな壁になっている。


これが「眼」なのか!?謎のオブジェ。。。


お隣のミニも休み。。。高松は土日は喫茶店の定休なのか、それともモーニング文化がないのか・・・
仕方ないので商店街のサンマルクカフェでモーニング(苦笑)


隣接民家の跡が、パッチワークのようなコンクリート打ち放し。本体のビルの外壁よりもカッコイイね(苦笑)


商店街のアーケードに面した百十四銀行高松支店の雄姿。1878(明治11)年、百十四国立銀行としてこの地で創業。
石積みの重厚さはあるが、表面がすべらかに整えられた切り石は、コンクリートブロックのように軽快でモダンな印象を
作り出している。


窓下のレリーフ。


百十四銀行のマークが燦然と。


商店街なので引きが取りにくいが・・・アーケードは3階の上の高さで建物全体が見えるように配慮され、
アーケードの支柱もおしゃれなデザインで邪魔にならないのがうれしい。


横道にそれたところの「四国会館」の壁の大判タイル。施釉ブロックかな?


おやっ、あれはなんだ!?


うわぁ~~、きれいなターコイズブルー色のタイル!!!


イタリア料理店のように見えるが(笑)、ここは中村谷(なかむらや)という家具屋、インテリアショップ。
しかし今日は閉まっているな。・・・あぁ、まだ時間が早いからか。


均一な色ではなくムラがあって味わいのある色合いは今のものではないな!?


オレンジ色っぽい窓枠にとても映える。


そして上を見ると・・・軒先にこんな丸瓦が使われている!?丸瓦を樋代わりに!?






おや、屋根は黄色いのか。


道の向かい側から見ると勾配屋根がよく見えた。屋根の上は砕いたタイルのモザイクになっている。おもしろいな!!
家型の建物が後ろのビルディングにめり込んだような不思議な形。いったいどういうつくりになっているのか!?
お店が開いていたら奥まで行ってみるのだが、ちょっと待っていられない(汗)


今ネット検索してみると、中村谷は創業が1853(嘉永6)年、讃岐箪笥の老舗だとか。現在は家具の販売にとどまらず
建築事務所として設計施工も行っているという。
1974(昭和49)年築の本社ショールームというのがこれだな。改修はしているだろうが、このタイルは当時のものだろう。
中村谷のサイト →こちら

あぁ、いくら眺めても見飽きない至福のタイル。。。去りがたい思いを断ち切って、次へ行こう。

続く。

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