たまにはちょっと毛色を変えて(笑)、去年の6月に母親と妹と三人で行った北海道の旅のことを。
一昨年(2018年)、ピーチの関空~釧路便が就航したので喜んで妹とちょろっと行ってきたらすごく楽しかったのだが、
母親が何で連れて行ってくれなかったんだとすねたので(最初声かけたのに!)、今度は3人旅で行くことにした。
⇒去年の釧路旅 前編/後編
関空はお天気だったが道東はずっと雨っぽい天気予報。。。
まずは前回行けず妹の心残りだった阿寒湖へ。小雨降る中傘を差しながら森の散策路を歩いていくと
いきなりエゾシカが現れた!!おぉ~~っ、テンション上がる!!
森の中には「ボッケ」と呼ばれる泥の池がある。アイヌ語で「煮え立つ」という意味の言葉がなまった呼び名で
100度ほどの熱泥が噴出しているのだ。別府の坊主地獄みたいだな。
阿寒湖の水面まで下りることができる。湖水ぎわの散策路はヘタレな私にもちょうどいいぐらいの距離だ。
雨が降ったり止んだりで空は雲に覆われているが、きれいな水を見ながら歩くのは楽しい。
植物好きの母親は足元の雑草を撮るのに余念がなく、なかなか進まない(苦笑)。
阿寒湖といえばマリモ。マリモといえば阿寒湖。そのへんにもマリモいるのかな~~?
しかしマリモが生育するのは湖のごく一部のエリアらしく、しかもそれは阿寒湖の温泉街からいちばん遠い
チュウルイ湾というところ。船に乗って行かなければならない。乗り合い船はまぁまぁの頻度であるのだが、
タイミング的にだいぶ待たなくてはならかったので、奮発してモーターボートをチャーターすることに。
景色を楽しみながらのんびり行くのもいいんだけれど、今回は限られた時間を有効に使おう。。。
こちらが高速モーターボート。乗り込むといきなり速度を上げマリモ展示観察センターのあるチュウルイ島まで
10分ぐらいで着いた。
静かな桟橋に降り立つ。観察センターの他には何もない小さな島だ。
センターの建物も風景に紛れてしまうような背の低い建物だ。
中に入ると、何だか宇宙ステーションみたい!?壁に埋め込まれた水槽の中にマリモが入っている。
別の窓からは湖の底を見ることができる。
マリモって、小さいものがビンに入ったお土産物をよく見かけるけど、、、天然記念物なのになんで売れるの!?
丸い石にコケが生えただけじゃないの?それかアオミドロとかが毛玉みたいにからまったものじゃないの?
あれって本当に生きてるの?とか、思っていたのだが、ここの展示を見るとマリモの育ち方がとてもよく分かる!!
マリモは日光の届く水深2~3mのところに生育し、大きいものだと30cmにもなるらしい。
日本以外でも生育するところはあり、お土産屋で売っているのは外国産のものらしいが、大型になるのは阿寒湖だけだとか。
波で転がりながら全身で光合成をして中央から放射状に育っていく。マリモの表面に気泡がたくさんついている。
そして、なんと、マリモは5年~9年で成長と崩壊を繰り返すというのだ!崩壊してバラバラになったマリモの姿に衝撃!
胞子から発芽した糸状体や、崩壊してばらけたマリモのカケラは波にもまれて集まり、また球状に育っていく。
そして水の流れにより、阿寒湖の最奥のチュウルイ湾やキネタンベ湾にマリモが集まってくるのだ。
なるほど、面白いなぁ~!!マリモのことをよく知ることができた。
・・・しかし水槽内のマリモを写した写真はほとんどピンボケで・・・このカメラ、ほんっとにオートフォーカス弱い(怒)
さて、またピュ―っとモーターボートで戻り、阿寒湖温泉街にある公衆浴場の温泉「まりも湯」に入ろう。
ここはさっきちらっと見えて目をつけていたのだ。
レトロな温泉に入れて満足満足!!
温泉街のお土産物屋。アイヌの木彫りのファサードがすごいなぁ!!
お茶したかったが夕方でどこも閉店なので、もう宿へ向かい、チェックしておいたお店でイタリアンのディナーを。
とても見つけにくい場所だったが、お料理はどれもおいしくて雰囲気もよくて正解!!
⇒cafe & bal COVO
続く。
一昨年(2018年)、ピーチの関空~釧路便が就航したので喜んで妹とちょろっと行ってきたらすごく楽しかったのだが、
母親が何で連れて行ってくれなかったんだとすねたので(最初声かけたのに!)、今度は3人旅で行くことにした。
⇒去年の釧路旅 前編/後編
関空はお天気だったが道東はずっと雨っぽい天気予報。。。
まずは前回行けず妹の心残りだった阿寒湖へ。小雨降る中傘を差しながら森の散策路を歩いていくと
いきなりエゾシカが現れた!!おぉ~~っ、テンション上がる!!
森の中には「ボッケ」と呼ばれる泥の池がある。アイヌ語で「煮え立つ」という意味の言葉がなまった呼び名で
100度ほどの熱泥が噴出しているのだ。別府の坊主地獄みたいだな。
阿寒湖の水面まで下りることができる。湖水ぎわの散策路はヘタレな私にもちょうどいいぐらいの距離だ。
雨が降ったり止んだりで空は雲に覆われているが、きれいな水を見ながら歩くのは楽しい。
植物好きの母親は足元の雑草を撮るのに余念がなく、なかなか進まない(苦笑)。
阿寒湖といえばマリモ。マリモといえば阿寒湖。そのへんにもマリモいるのかな~~?
しかしマリモが生育するのは湖のごく一部のエリアらしく、しかもそれは阿寒湖の温泉街からいちばん遠い
チュウルイ湾というところ。船に乗って行かなければならない。乗り合い船はまぁまぁの頻度であるのだが、
タイミング的にだいぶ待たなくてはならかったので、奮発してモーターボートをチャーターすることに。
景色を楽しみながらのんびり行くのもいいんだけれど、今回は限られた時間を有効に使おう。。。
こちらが高速モーターボート。乗り込むといきなり速度を上げマリモ展示観察センターのあるチュウルイ島まで
10分ぐらいで着いた。
静かな桟橋に降り立つ。観察センターの他には何もない小さな島だ。
センターの建物も風景に紛れてしまうような背の低い建物だ。
中に入ると、何だか宇宙ステーションみたい!?壁に埋め込まれた水槽の中にマリモが入っている。
別の窓からは湖の底を見ることができる。
マリモって、小さいものがビンに入ったお土産物をよく見かけるけど、、、天然記念物なのになんで売れるの!?
丸い石にコケが生えただけじゃないの?それかアオミドロとかが毛玉みたいにからまったものじゃないの?
あれって本当に生きてるの?とか、思っていたのだが、ここの展示を見るとマリモの育ち方がとてもよく分かる!!
マリモは日光の届く水深2~3mのところに生育し、大きいものだと30cmにもなるらしい。
日本以外でも生育するところはあり、お土産屋で売っているのは外国産のものらしいが、大型になるのは阿寒湖だけだとか。
波で転がりながら全身で光合成をして中央から放射状に育っていく。マリモの表面に気泡がたくさんついている。
そして、なんと、マリモは5年~9年で成長と崩壊を繰り返すというのだ!崩壊してバラバラになったマリモの姿に衝撃!
胞子から発芽した糸状体や、崩壊してばらけたマリモのカケラは波にもまれて集まり、また球状に育っていく。
そして水の流れにより、阿寒湖の最奥のチュウルイ湾やキネタンベ湾にマリモが集まってくるのだ。
なるほど、面白いなぁ~!!マリモのことをよく知ることができた。
・・・しかし水槽内のマリモを写した写真はほとんどピンボケで・・・このカメラ、ほんっとにオートフォーカス弱い(怒)
さて、またピュ―っとモーターボートで戻り、阿寒湖温泉街にある公衆浴場の温泉「まりも湯」に入ろう。
ここはさっきちらっと見えて目をつけていたのだ。
レトロな温泉に入れて満足満足!!
温泉街のお土産物屋。アイヌの木彫りのファサードがすごいなぁ!!
お茶したかったが夕方でどこも閉店なので、もう宿へ向かい、チェックしておいたお店でイタリアンのディナーを。
とても見つけにくい場所だったが、お料理はどれもおいしくて雰囲気もよくて正解!!
⇒cafe & bal COVO
続く。